縮緬遊戯堂 紫龍館
ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 攻略 『裏』
縮緬聖戦劇場Vol.30 〜完全無欠司令官シグルド!?〜 | ||
イザーク解放達成後、リボー城の書物室にて、深夜… | ||
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………………………。 | |
おや、セリス様。 このような場所でいかがされたのです? |
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いや、この城下の王立図書館で父上に関する書物を いくつか見つけてね。色々読み漁っていたんだ。これを見てくれ。 「フリージ軍師日記…。敵司令官シグルド、単騎突出し指揮系統が滅茶苦茶。」 「指揮官シグルド、降伏の意思を表示した敵兵をなぶり殺し。」 「シアルフィのシグルド、陛下の命令を無視しアグストリア王族を皆殺しに。」 「近衛騎士団長アルヴィス、人道に背きしシグルドを自ら討ち取る。民衆歓喜。」 「シグルド、シレジア・ラーナ王妃を盾に逆臣バイロンの引き渡しを要求。」 どれもこれも酷い記述ばかりだ…。 |
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ほぅ…。 | ![]() |
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本当の事を教えてくれ、オイフェ。 父上はこれら書物にあるような 非道で無能な人物だったと言うのか!? |
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セリス様。少々長くなりますが、覚悟の上お聞き下さいませ。 そもそもですな、歴史と言う物は常に戦いに勝った者が 自己を正当化するという側面がある事を忘れてはなりません。 これらドズル家の所有する書物はグランベル帝国影響下で記された物。 当然、アルヴィス皇帝に都合の良い事しか 記録されていないと考えるべきでしょう。 それどころか、敗者に対する記述は 意図的な改竄が加えられる、と見ねばなりますまい。 勝ち残った者に不都合な事実はことごとく消されるのが世の常というものです。 |
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そ、そうなのか…? ならば父上は…? |
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はい。我らが進軍した地で民を虐殺した事実など微塵もありません。 ヴェルダン、アグストリア、それにシレジア…、 シグルド様は常に国と言う枠を越えて弱き民の為に動かれました。 アグストリアの王族を皆殺しにしたと言う記述にしても事実とは真逆。 本国からの占領命令に反対してまで、アグストリアを守ろうと奔走されたのですよ。 シレジアの件にしても、ラーナ妃のご厚意でシレジアに残り続ける事もできたのに、 シグルド様はシレジアを戦火に巻き込むのを良しとせず、 ドズル・フリージ両家の待ち伏せするグランベル本国に敢えて攻め込んだのです。 「指揮官として無能」との記述も到底賛同しかねますな。そもそもですね… シグルド様は王立士官学校を首席で、しかも剣技・槍術・魔法学・軍略・歴史・ 文学・絵画・音楽…あらゆる分野において他の者を圧倒する過去最高の成績で 卒業されていますからね。 今となってはそれを確認できる資料も残っておりますまいが…。 |
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ええぇ!?そ、そんなに凄い人だったの!? | |
もちろん!それ程の才能をお持ちだったのですから、 軍の指揮などもお手の物。しかし、シグルド様はお優しいお方。 配下の人間が傷付くのをよしとはなさらなかった。 そのため、効率を犠牲にしてでも常に戦場では前線にお立ちになられた。 ある戦ではオトリとなり時には自ら盾代わりとなり敵に突進したり、 時にはあらゆる物を切り捨てる刃となり…、 正に“生ける軍神”として味方の兵たちを救い民を守り悪を討ち続けたのです。 あのような偉大な指揮官は古今東西何処を探してもシグルド様の他には 存在し得ません。まっこと、稀有な存在であったと言えましょう。 |
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ええぇぇぇ……!!それは凄い…!! | |
…と、ここで一点、よろしいですかな? 兵法を完全に御修得されたシグルド様だからこそ 基本を崩して時に敵軍司令官から見て邪道とも思われる戦法を使いこなせたのですよ。 まぁそういうわけで、シグルド様の高尚過ぎる戦法は ヴェルトマーやフリージやドズルの凡庸・無能な軍師無勢には 到底理解などできますまい。戦法が高度過ぎたのです。 |
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う、うん………! | |
…と言うわけでセリス様。 失礼ながら現在のセリス様はまだまだシグルド様の域には遠く及びませぬ。 今後もシグルド様の域に達するべく、あらゆる勉学に励むのをお忘れなきよう…。 戦の合間合間には、このオイフェが持てる知識を叩き込みます故、何卒ご覚悟を。 そしてまた、セリス様は現役の司令官でもあるわけですから、 くれぐれも御体はご自愛なさいませ。 夜更かしでの勉学は程々に、ゆっくり休まれるのも重要なお役目と言えましょう。 夜も更けて参りました、そろそろお休み下さいませ。 …長々と喋り続けてしまいましたが…ご理解いただけましたかな? |
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そうか…。父上は凄いお方だったのだな…! 分かった。今日はこの位で休むとするよ。 お休み、オイフェ。 |
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………。 | ![]() |
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……よぅ。セリスは行ったか。 | |
おや、これはレヴィン様。お聞きでしたか。 | ![]() |
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しかし、シグルドがそんな秀才だったとは知らなかったな。 人は見かけによらぬとも言うべきか…。 |
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…あ、秀才云々はぜんぶ嘘ですよ、はい。 剣術以外は軒並み並以下だったかと。 少々、脚色し過ぎましたかね。 |
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な!?嘘かぃ!? | |
どうせ、シグルド様に関する記録は全て綺麗に抹消・改竄されて マトモな記録はどこにも一切残っていないのです。 今ならどうとでも言えるでしょう? |
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オイフェよ…オヌシも結構なワルよのぅ? | |
いやいや、レヴィン様ほどではありませんよ、はっはっは。 | ![]() |