【ヒサメ×ミタマ C】
ヒサメ
ミタマ!ミタマ!
軍議が始まりますよ!
天幕にこもってないで出てきてください。
ミタマ!ミタ…
(ミタマ、現れる)
ミタマ
うるさいですわ…
わたくし、軍議には出ないので
ヒサメだけで行ってくださいな。
ヒサメ
そんなわけにはいきません。
ミタマを連れてくるように言われて
私はここに来たんですから。
ミタマ
大丈夫 軍議の内容 後で聞く…
把握できれば 問題ないわ…
というわけで失礼します…
ヒサメ
そうはいきません!
そう言っていつもサボってばかりでしょう?
今日こそは来てもらいます!
ほら、早く支度を…
…!!?
ミタマ…あなたのその部屋…
一体どうしたんですか?
ミタマ
天幕の 隙間から見る 我が根城…
いつも通りの 快適空間…
何か問題でもありますの?
ヒサメ
問題ありすぎです!
あなたは片付けというものをしないんですか?
敵襲にあったかのような散らかり様
ではありませんか!
ミタマ
まあ、歌を詠んで寝るだけなので
整理整頓には頓着していませんし…
それにほら この配置にも 意味がある…
創作意欲 あふれ出る出る…
ヒサメ
そんなことを言っても
私はだまされません。
ミタマ
…そこまで言うのなら
ヒサメが片付ければ良いのでは?
ヒサメ
えっ?
ミタマ
片付けのdけいないわたくしに代わって
ヒサメが部屋を綺麗にする…
至極当然の解決法ですわ。
ヒサメ
全く当然ではありません!
それに…仲間とは言え、女性の部屋に
軽々しく入るなんて無理です!
ミタマ
ですが、勝手に人の部屋を
垣間見したのはヒサメですわ。
ヒサメ
ぐっ…!
ミタマ
片付けを してくれるなら 軍議出る…
ヒサメ
…わかりました。
では、後日手伝いに参りましょう。
ただし、ミタマも片付けるんですよ。
あくまで私は手伝い要員です。
ミタマ
ありがとう それで十分 やる気出る…
ふふふ…
よろしくお願いしますわね、ヒサメ。
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【ヒサメ×ミタマ B】
ヒサメ
さあ、ミタマ!あなたの部屋を片付けに
来ました。中に入れてください。
ミタマ
うう…ん…眠いですわ…
今はまだ 片付けなくて 構わない…
床も見えてる まだ綺麗でしょ…
ヒサメ
床が見えてるかどうかで判断しないでください。
既に部屋は散らかり放題です。
ほら、始めますよ!
ミタマ
はぁい…
ヒサメ
見るからにやる気がありません…
ですがこれも身から出た錆。
文句を言う暇があれば片付けねば。
まずは本棚周りでもしましょうか。
ええと、この古びた本はどこに…
ミタマ
ああっ
!?
そ、それは触らないでくださいまし!
ヒサメ
も、もしかして大切なものでしたか?
すみません…
ミタマ
あ…いえ、いいんです。
適当に置いていたわたくしが悪いのですわ。
ヒサメ
ミタマが慌てるなんて、
よほど大切なもののようですね。
ミタマ
…これは句集なんですの。
ヒサメ
句集?
ミタマ
はい。わたくしが歌を始めたばかりの頃に
詠った句がまとめてあります…
技術も何もありませんし、見せられる代物でも
ないのですが、思い出の品で…
ヒサメ
なるほど。それはミタマの宝物だったんですか。
ミタマ
そ、そこまでのものでは…
ヒサメ
ですが、素敵な思い出が詰まっているから
ずっと持っていたのでしょう?
見た目が古びてしまっていても
ミタマにとっては素敵な句集と言うことですね。
ミタマ
…ありがとうございます。
ヒサメ
ですが、宝物なら適当なところには置かずに
大切にしてください。
ミタマ
そ、そうですわね…
いやしかし 片付け自体は 面倒ね…
ヒサメ
…そんなにサボるのなら、
その句集を奪って大声で読み上げますよ?
ミタマ
そ、それだけはだめです!!!!!
ヒサメ
ふふっ、それならちゃんと
手を動かしてくださいね。
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【ヒサメ×マトイ C】
マトイ
さすがにこれは…ひどいわね。
ヒサメ
ええ、まさか食料庫の管理が
ここまでずさんになっていたとは
思いませんでした。
マトイ
そうね。
ここの担当をしてくれって言われたときは
正直こんな惨状になってるとは
思わなかったわね。
ヒサメ
だからこそ私とマトイが
抜擢されたんでしょうね。
マトイ
真面目な二人ってことでしょう?
全く…そういう選ばれ方も微妙よね。
評価はされてるんでしょうけど、
厄介ごとを押し付けられたに違いないもの。
ヒサメ
ははは…まぁそうですけどね。
さて、話すのもいいですが、
そろそろ始めましょうか。
マトイ
ええ、そうね。
(暫し後)
ヒサメ
この塩漬けの数が…
帳簿上の数よりも五つも多いです。
マトイ
あたしがさっき数えた、
向こうにある米俵の数も多かったわ。
管理がずさんになると帳簿上の数字よりも
減るっていうのがよくある事例だけど、
数が増えてるって…
一体どういうことなのかしら?
ヒサメ
少ないよりもお得な感じは
ありますけどね。
マトイ
ふふふ、そうね。
そういえばヒサメ。あたしたち…こうして
二人でしっかり話し合うのって初めてよね?
あなたって思ったよりも気さくだったのね。
見た目の印象とは違っていたわ。
ヒサメ
私も普段は女性の方と会話するのは
あまり得意ではないのですが…
こうして任務について語り合ううちは
平気なのかもしれません。
マトイ
そうね、真面目という共通点が
そうさせているのかもね。
逆に何か…明確な価値観の違いって
あるのかしら?
ヒサメ
二人の価値観の違い…ですか?
そうですね…
そうだ、父親に対する考え方、
ではないでしょうか?
マトイ
父親…?どういうこと?
ヒサメ
あなたは父親であるツバキさんのことを
尊敬しているのでしょう?
マトイ
ええ、当たり前よ!
父さんは何でも完璧にこなせて、
人格も優れている、立派な人だわ。
ということは…
あなたはそう思っていないの?
ヒサメ
えーと…まぁそうですね。
でもこの話はまた今度にしましょうか。
今は今日の分を片付けることを
優先しなければ。
マトイ
え、ええ…そうね。
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