【シノノメ×キサラギ C】
シノノメ
おーい!出てこーい!
…おっかしいなぁ。
どこに行ったんだよ…?
(キサラギ、現れる)
キサラギ
あ、シノノメ。何か探し物?
シノノメ
ああ、キサラギか。
実は、軍の天馬が一頭逃げちまってさ。
今、みんなで探してるところなんだ。
キサラギ
ええっ!?
大変じゃないか!
天馬ってことは、陸だけじゃなくて
空も探さなきゃいけないよね。
シノノメ
そうなんだよ。日も暮れてくるし
早いところ見つけたいんだけどな…
キサラギ
わかった!
それじゃあ僕も手伝うよ!
…ん?
ねえ、シノノメ。
もしかしてあれじゃない?
シノノメ
あれって…
空なんか指差してどうしたんだよ。
キサラギ
だから、あそこに天馬が一頭いるんだよ!
ほら、ちょっとずつこっちに飛んで来てる!
シノノメ
んー…確かに豆粒みたいなのは見えるけど…
あれ、本当に天馬なのか?
キサラギ
本当だよ!ほら、もう少しで
シノノメにも見えるはずだよ!
シノノメ
うーん…
お?おおお!本当だ!
あの豆粒、本当に天馬だったぞ!
キサラギ
ふふん、だから言ったじゃないか!
僕は毎日狩りをしてるから、
目だけはいいんだー。
シノノメ
だからって良すぎだろっ!
遠すぎて、最初は冗談かと思った。
キサラギ
でも、本当だったでしょ?
あ、それなら今度一緒に狩りに行こうよ!
僕の目の良さを証明してあげる!
シノノメ
ああ、いいぞ。
キサラギと一緒なら楽しそうだ。
キサラギ
へへっ、それじゃあ決まりだね!
僕の腕前、たっぷり見せてあげる!
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【シノノメ×キヌ C】
キヌ
ふんふ〜ん♪
鶏肉、鶏肉、美味しくなぁれ〜♪
(シノノメ、現れる)
シノノメ
なんだか美味しそうな匂いがするな…
キヌ
あ、シノノメ!
シノノメ
キヌ…
その手に持ってるのは鶏肉か?
キヌ
うん!さっき森で仕留めてきたの!
焼き鳥にして食べるんだ〜!
シノノメ
ああ、だからこんなにいい匂いがしてたのか。
うっ…匂いをかいでたら腹減ってきた…
キヌ
あ、それならシノノメも一緒に食べる?
シノノメ
え?いいのか?
キヌ
うん!一緒に食べると美味しい焼き鳥が
もっと美味しくなるよ!
はい、どうぞ!
これならちょうど焼けてるよ!
シノノメ
ありがとな、キヌ!
っと、それじゃあ…
キヌ
ん?
なんでキョロキョロしてるの?
シノノメ
いや、焼き鳥にはタレをつけないとな。
だから、そのタレを探してるんだけど…
キヌ
えええええ!?
タレで食べるのぉぉお!?
シノノメ
うわあっ!急に大声出すなよ!
キヌ
タレつけて食べるなんて信じらんない!
焼き鳥はお塩で食べるものだよ!
シノノメ
え?いやいやいや!
焼き鳥はタレで食ってこそ美味いんだ!
あのタレで肉を食べたら、
ご飯が何杯でも食べられるぞ!
キヌ
そんなことない!
お塩の方がお肉の味がちゃんとするから
こっちの方が絶対いいもん!
シノノメ
むむむ…!
キヌ
ぶーぶー!
シノノメ
…わかった。そこまで言うなら勝負だ、
キヌ
勝負?
シノノメ
ああ。今度、オレがタレを持ってくるから
二人で一緒に食べ比べしよう!
キヌ
ふーん、それならいいよ!
絶対お塩の方がいいって言うと思うけど。
シノノメ
それはこっちの台詞だ!
よーし、覚悟しておけよ!
キヌ
望むところだよっ!
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【シノノメ×ミタマ C】
シノノメ
このあたりも異常なしか。
見回りも楽じゃないな…っと、あれ?
ミタマ
すぅ…すぅ…
シノノメ
なんでこんなところで
ミタマが寝てるんだ?
ミタマ
…………
…ふぁ?
シノノメ
あ、起きた。
ミタマ
ふわぁ…
お昼寝は 予想以上に 気持ち良い…
おはようございます、シノノメ。
シノノメ
のんきに挨拶するなよ。
こんなところで昼寝してたらダメだろ?
ミタマ
少しくらい、いいじゃないですか。
毎日が いくさいくさで 大変だ…
という訳で、
わたくしは疲れて寝ておりましたわ。
シノノメ
あ、そう…
ミタマ
でも、眼が覚めてしまいましたし、
ここはひとつ…
シノノメ
ん?なにかするのか?
ミタマ
帰って寝ることにしますわ。
シノノメ
…結局寝るのか。
にしても、こんなところで
寝るのはどうかと思うぞ。
ミタマ
睡眠は 時と場所を 選ばない…
字足らず。
ということで、シノノメ、ごきげんよう。
シノノメ
あ、ああ…
(ミタマ、去る)
シノノメ
…行ってしまったか。
相変わらず不思議な奴だ。
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【シノノメ×ミタマ B】
ミタマ
すぅ…すぅ…
シノノメ
あ、ミタマ!
…またこんな野原で寝てるのか。
おい、ミタマ、起きろよ!
ミタマ
…んん…なんですの…?
せっかくの 眠りをさまたぐ 野暮な声…
心の底から不愉快ですわ。
シノノメ
野暮で悪かったな。
こんなところで寝たら危ないだろ。
ミタマ
大丈夫ですわ。
周囲の安全は確認しておりますの。
シノノメ
ああ、そうかよ。
まったく…お前は暇さえあれば
寝ているような気がするぞ。
ミタマ
そのとおりですわ。
暇さえあれば寝ていますもの。
シノノメ
なぜだ?
ミタマ
気持ちがいいからに決まっていますわ。
それに…寝られる時に寝ておく必要も
あると思いませんこと?
シノノメ
必要?
ミタマ
ええ。闘いの時に万全の体調でいるためには
十分な休養が必要ですわ。
だから、いつ闘いになっても良いように
いつも眠っているのです。
シノノメ
…そうだったのか。
ミタマ
考えれば 理由はなんでも つけられる…
字余り。
シノノメ
え?
ミタマ
なんでもありませんわ。
それでは、失礼。
(ミタマ、去る)
シノノメ
休養をとれるときにとっておく、ねえ…
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【シノノメ×シャラ C】
シノノメ
モグモグ…
うん、この肉汁がたまらないな。
ムシャムシャ…!
(シャラ、現れる)
シャラ
…………
シノノメ
ん、シャラか?
どうしたんだ、そんなに遠巻きに
俺のことをジロジロと見て?
お前もこれを食べたいのか?
シャラ
…違うわ。
シノノメ
なあどうして、
そんな羨ましそうな顔で見てるんだ?
シャラ
羨ましそうになんてしてないわ…
少し気分が悪くなっていただけよ…
シノノメ
え?どうしてだ?
シャラ
だってそんな脂っこい食べ物に
かぶりついているんだもの…
見ているだけで胸がムカムカしてくるわ…
シノノメ
それは残念だな、
こんなに美味いのに。
ならお前は肉が好きじゃないってことか。
シャラ
そうね…
私は野菜や魚の方が好きだわ。
シノノメ
そっか。お前、変わってるな。
肉はこんなに美味いのに!
そうだ、お前も食ってみろよ。
脂の少ないとこ選んでやるから!
肉を食うと力が付くぞー?
シャラ
…要らないわ。
シノノメ
まあそう言わずに!
これも何かの機会だって!ほら!
シャラ
ちょ、ちょっと!
肉を近づけないでちょうだい…!
さっきから要らないと言っているでしょう!
このお節介男…!
シノノメ
お節介って…
なんで急に怒るんだよ?
シャラ
それは自分で考えなさい…
それ以上近づいたら…
肉の脂をべらぼうに吸収する
呪いをかけるわ…!
私…あなたみたいに他人の感情の
機微がわからない人間は嫌いよ…!
(シャラ、去る)
シノノメ
…………
なんだあいつ。
人がせっかく肉を分けてやろうとしたのに…
もぐもぐ…
…うん、うまい。
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【シノノメ×シャラ B】
シノノメ
おい、シャラ。
シャラ
…何かしら、お節介男。
そんなに私に呪われたいの…?
シノノメ
そうツンケンするなよ。
今日はお前のために色々と持ってきたんだから。
シャラ
…何よそれ。
料理…?
シノノメ
うまそうだろ?
肉を中心にして作ってみた。
シャラ
…………
シノノメ
だからそう嫌そうな顔するなって。
まぁ荒削りな男料理には違いないが、
見た目ほど味は悪くないぞ。自信だってある。
シャラ
私は肉料理が苦手だと
言ったわよね…
シノノメ
まぁ全部食べろとは言わないから、
少しでも摘んでみろよ。
シャラ
しつこいわね…
一口食べれば諦めてくれる?
シノノメ
ああ、一口でもいいぞ。
肉はそれこそ人間にとっての血肉と
なる重要な栄養源だからな。
たくさん食べないとヒョロヒョロにやせ細って、
女は特に…そう!
胸だって大きくなれないぞ!?
シャラ
…………
シノノメ
…………
ああ…
…けど、お前には必要ないかもな。
シャラ
…今日から貴方を
ありとあらゆる方法で呪ってやるわ…
覚悟しておきなさい…
このお節介男…
(シャラ、去る)
シノノメ
ううっ…さすがに今のは
機嫌が悪くなった理由がわかったな…
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