【エルフィ×オーディン C】
エルフィ
852…
853…
(オーディン、現れる)
オーディン
おい、エルフィ。
エルフィ
…何?
オーディン
人づてに聞いたのだが、
貴様…俺の悪口を言っていたらしいな。
エルフィ
854…
855…
オーディン
おい、聞いているのか。
腕立て伏せを止めて話を聞け。
エルフィ
わたし…
あなたの文句なんて言っていないわ…
オーディン
いいや、嘘だ。
俺の話は理解し難いと
仲間に吹聴していたそうではないか…
この深淵より導かれし言霊に難癖をつけるとは、
貴様、相応の覚悟があるのだろうな…?
エルフィ
856…
857…
オーディン
おーーーーい!
腕立て伏せをやめーーい!!
エルフィ
ごめんなさい、聞いてなかった…
もう一度、言って…
オーディン
だからー、俺の喋り方がわけわかんないって
誰かに言ってたんだろー!?
エルフィ
ああ…
でもそれは文句ではないわ。
本当にそう思ったから言っただけ…
わかったら、向こう行って。
わたしは大事な訓練中なの…
わたしはみんなを守るため、
強くならなきゃいけないの…
これ以上邪魔すると、あなたの主君…
レオン様に言いつけるから。
オーディン
うっ。
…悔しいが反論する余地がない。
…まあいい。
訓練効率を倍増させる秘術をマスターしたが、
お前には教えてやらないからな。
エルフィ
…え?秘術…?
オーディン
そいじゃ、さよならー。
戻る
【エルフィ×オーディン B】
エルフィ
オーディン…
ちょっといいかしら。
この間の話だけど
もっと聞かせてほしい…
オーディン
この間の話?
エルフィ
そう。
訓練の効率を倍増させる秘術の話よ…
オーディン
…………
くくく…
知りたいのか…
訓練効率が倍増する秘術のことを…
その名も…そう…
超必殺怪力覚醒の術…
クレコリバゾーンの全貌をっ!
エルフィ
そうよ。それを教えて
。
オーディン
いいだろう、教えてやろう。
ただし、条件がある。
エルフィ
…条件?
オーディン
二度と俺の陰口は叩かないことだ。
エルフィ
ええ。約束するわ。
オーディン
や、やけにあっさり飲むんだな…
エルフィ
だって、わたしは訓練が命だから…
訓練の効率が上がるというのなら、
なんだってするわ…
オーディン
そうか。
ではさっそくここに立て。
気持ちを集中して、俺を見るのだ。
エルフィ
わかった…
オーディン
これからお前に秘術をかける。
準備はいいか…?
エルフィ
ええ…
オーディン
さあ…出でよ…
クレコリバゾーンの精霊たちよ…
我が名のもとに降臨し…
この者に授けるのだ…
訓練効率倍増の神髄を…!
ク…レ…コ…リ…
バゾーーーーーーーーーーーーーンっ!!
エルフィ
…………
オーディン
…ふぅっ。
これで秘術は完了だ!
エルフィ
…?
別に何も起きなかったわ。
あなたが叫んだだけで…
オーディン
…ふん、哀しい奴め。
貴様は、その目に見えるものしか
信じられないのか…?
エルフィ
えっ…
オーディン
だとしたら器として不適格だ…
これから秘術を解除する。
エルフィ
…わかった。信じるわ。
だから解除なんかしないで…
オーディン
そうか…
これは信じる心ありきの秘術だ。
信じる者にしか効果は出ない。
そこを忘れてもらっては困るぞ…
エルフィ
わかったわ。
これから訓練に戻って、さっそく試してみる…
戻る
【エルフィ×ゼロ C】
ゼロ
なんだ、エルフィ。
エルフィ
そこに座って。
ゼロ
…………
いったいどうしたんだ。
その冷たい眼光…なんかゾクゾクしちまうな。
エルフィ
何を言っているかわからないわ…
でも、あなたを呼んだのは、
まさにその言葉遣いのことなの。
ゼロ
言葉遣い?
エルフィ
あなた…エリーゼ様におかしなしゃべり方を
教えているみたいね。
ゼロ
…いいや。
エルフィ
とぼけても無駄よ。
いろんな人から目撃情報が入っているし…
証拠もあるの。
最近、エリーゼ様がわたしの前で
あなたみたいな言葉遣いをすることがあるから。
ゼロ
俺みたいな言葉遣い?
エルフィ
そうよ。例えば…
「最近ね、あたしいやらしいの」
とか…
出撃時なんかも…
「あたしがイイことしてあげるからね」
とか…
…どう見てもあなたの影響よね。
ゼロ
…さあな?
エルフィ
はっきり言っておくわ。
エリーゼ様に、妙な言葉遣いを教えないで。
ゼロ
…………
嫌だと言ったら?
エルフィ
…こうなるわ。
(ぐしゃ!)
ゼロ
!!こいつ…
リンゴを片手で粉々にしやがった…
エルフィ
次にエリーゼ様の前で
変な言葉を使ってみなさい…
あなた、このリンゴのように
ぐちゃぐちゃになるわよ…
戻る
【エルフィ×ゼロ B】
エルフィ
あなた…
約束を守っていないみたいね。
ゼロ
…………
エルフィ
…頭を差し出して。
ゼロ
は?
エルフィ
残念だけど、あなたの頭には
リンゴになってもらう…
ゼロ
!!
ま、待て。考え直せ。
…というか、別にいいだろ。
エリーゼ様がいやらしいと言ったら
何か問題があるのか?
エルフィ
あるでしょう。
エリーゼ様は暗夜王国の王女よ。
それにまだ幼いの。
この大事な時期に、あなたみたいな言葉遣いを
仕込まれたら将来が…
ゼロ
エリーゼ様にはエリーゼ様の人生がある。
それは彼女が選択することだ。
前から気になっていたんだが、
どうしてそんなにエリーゼ様にこだわる?
お前らからは、
主従関係以上のものを感じるんだが…
エルフィ
わたしとエリーゼ様は幼少期からの親友よ。
今まで幾度となく助け合ってきた。
ゼロ
親友ねえ…
じゃ、誕生日に贈り物をし合ったりもするのか?
エルフィ
当然よ。
ゼロ
ほう。お前はどうやって
贈るものを決めるんだ。
エルフィ
エリーゼ様に欲しい物を聞いてみるの。
ゼロ
何でもいいと言われたらどうするんだ。
エルフィ
そういう時は…
事前に探りを入れておくのよ。
エリーゼ様の持ち物を見て、
好きそうな色や素材を頭に入れておいたり、
一緒に買い物に行った時に可愛いと
言っていた物を覚えておいたりするの。
そうすれば、大抵は外さないわ。
ゼロ
…なるほどな。
エルフィ
なるほどって…何が?
ゼロ
いや、なんでもない。
エルフィ
話がずいぶん逸れたけど
とにかく約束は守って。
ゼロ
ああ、近いうちにな。
戻る
【エルフィ×ラズワルド C】
エルフィ
千二百三…
千二百四…
(ラズワルド、現れる)
ラズワルド
やあ、エルフィ。
今日も訓練をがんばってるんだね。
エルフィ
千二百五…
千二百六…
ラズワルド
あ、あの…エルフィ?
エルフィ
なにかしら…?
ラズワルド
だから、その…
今日も訓練をがんばってるね。
何か困ってることはない?
言ってくれれば何でもするよ!
エルフィ
困っていること…
…………
あなたが訓練の邪魔と
いうことくらいね…
ラズワルド
そ、そんなぁ〜!?
エルフィ
今日は最初に二千回、腕立て伏せするの。
だから…そっとしておいて…
ラズワルド
腕立て伏せ二千回!?
それはすごいなぁ…
あっ、そうだ。
じゃあ僕が回数を数えてあげるよ。
どう?
なかなかいいアイディアでしょ?
エルフィ
…それも邪魔だから。
ラズワルド
ううっ。冷たいな…
せっかく仲間なんだから、
もうちょっと歩み寄ってくれたって…
エルフィ
…………
じゃあ、手合せなんかどうかしら…
わたしの相手になってくれる…?
ラズワルド
手合せ?
うん、いいよ。
エルフィ
そうよ…
よく考えてみれば…
あなたはマークス様の臣下…
相手に不足は無いはずよ…
…ふんっ!
(グシャン!)
ラズワルド
うわわっ!?
持ってた重しを握り潰した!?
ちょ、ちょっとまさかエルフィ…
その腕力を僕に叩き込む気じゃ…!
エルフィ
ふふ…
久しぶりに本気で手合せできそう…
腕立て伏せできなかった分は…
あなたに責任を取ってもらうわ…
ラズワルド
え、えええええっと…
ぼ、僕ちょっと
用事を思い出しちゃった…!
邪魔してごめんね!
それじゃ!
(ラズワルド、去る)
エルフィ
あ…
逃げた……
…………
千二百七…
千二百八…
戻る
【エルフィ×ラズワルド B】
ラズワルド
エルフィ。
この間は訓練の邪魔しちゃってごめんね。
だから、今日は君の訓練が
終わるのを待ってたんだ。
これから二人でお茶でもしない?
訓練のあとのお茶って最高だよ!
エルフィ
いいえ…せっかくだけど、
まだ訓練が半分残ってるから。
ラズワルド
えっ?まだ半分!?
あれだけ訓練したのに?
エルフィ
あれだけじゃ、ぜんぜん足りないわ…
エリーゼ様やみんなを守るためには…
もっと訓練しないと。
ラズワルド
そっか…でもそんなに訓練したら、
お腹すくんじゃない?
エルフィ
…そうね。
確かにお腹はすいてるかも。
ラズワルド
やっぱり、そうだよね。
じゃあ休憩してご飯にしようよ!
僕に任せて!おいしいお店を
リストアップしておいたんだ。
エルフィ
おいしいお店…
ラズワルド
そうだよ!さ、行こうよ!
おいしいものを食べて、おしゃべりしよ?
エルフィ
…………
…やっぱり、訓練するわ。
休憩してたら訓練が終わらないから…
だから、向こうに行って。
わたしをおいしいもので誘惑しないで…
ラズワルド
うーん、決意は固いみたいだね。
わかったよ。
じゃあまた出直すから…
エルフィ
…待って。
ラズワルド
ん?
エルフィ
お茶やご飯には付き合えないけれど…
手合せになら、付き合ってもいいわ…
ラズワルド
ええっ!?
それって、まさか…
エルフィ
ええ。この前できなかった続きよ…
今日は何も用事は無いはずよね…?
わたしをお茶に誘うつもりだったんだから…
ラズワルド
う、うん、もちろん…
エルフィ
そう…
じゃ、よろしく頼むわね…
マークス様の臣下と手合せ…
腕が鳴るわ…
うふふふふ…
ラズワルド
わ、わああ…
笑ってくれて嬉しいんだけど…
お手柔らかに頼むね…?
戻る
【エルフィ×ラズワルド A】
エルフィ
ラズワルド…ありがとう。
ラズワルド
え、何のこと?
エルフィ
さっきの戦闘では、
あなたに助けられたわ。
あなたがいなかったら…
わたしはやられてたと思う。
ラズワルド
ああ、そのことなら気にしないで。
僕たちは仲間なんだから。
でも珍しいね。
エルフィが苦戦するなんて。
最近、連戦続きで、ちょっと
疲れがたまってたのかもしれないね。
この前、手合せの後すぐに
訓練を切り上げて正解だったよ。
エルフィ
確かに…
そうかもしれないわ。
…ラズワルド。今まで、
邪険に扱ってごめんなさい。
ラズワルド
え?どうしたの急に?
エルフィ
あなたが近づいてきた時、わたしは
ただの下心だけの男の人だと思ってた。
ラズワルド
あ、あはは…
エルフィ
えもあなたは、
私が無理な訓練をしないように、
気遣ってくれてたのね…
ありがとう。
何かお礼をしたいわ。
ラズワルド
じゃあ、おしゃべりしよう。
僕が君を笑顔にしてあげる!
エルフィ
…そんなことが、あなたの望みなの?
ラズワルド
そうだよ。
だって僕は女の子が大好きだから。
かわいい女の子と一緒に
楽しい時間を過ごす…
それが僕の生きがいなんだ!
エルフィ
…………
そう。
変わっているのね…
ラズワルド
そ、そうかなぁ。
じゃあ君は?
エルフィ
わたしの生きがい?
それは…みんなを守ること。
中でも親友であり主君でもある
エリーゼ様を守ること。
それがわたしの生きがいよ。
ラズワルド
そっか…だからあんなに
訓練してたんだね。
エルフィ
…そろそろ、
おしゃべりは終わりでいい?
ラズワルド
えっ?早すぎない?
もっとおしゃべりしようよ…
それとも、これから訓練の予定なの?
エルフィ
ええ。でも安心して。
無理はしないようにするから…
ラズワルド
そっか。なら安心だね。
終わったら声をかけてよ。
今度こそ一緒にご飯でも行って、
さっきのおしゃべりの続きをしよう?
エルフィ
ふふふ…考えておくわ。
戻る
【エルフィ×マークス C】
マークス
エルフィ。
エルフィ
マークス様…
何かご用でしょうか。
マークス
いや、たいした用はない。
ただ、仲間たちと会話する機会を
少しでも持とうと思ってな。
日ごろの悩みや不満があれば
ぜひ打ち明けてもらいたい。
エルフィ
悩み…ですか…
マークス
エリーゼとの主従関係はどうだ?
うまくいっているか?
エルフィ
もちろんです。
エリーゼ様のことを考え…
エリーゼ様のために悩み…
エリーゼ様のためにたくさん食べ…
エリーゼ様のために特訓を重ねる…
エリーゼ様をお守りする体勢は
いつも通り、完璧です。
マークス
そうか。
それはよかった。
では、不満などないわけだな?
エルフィ
不満…
ないと言えば嘘になります。
マークス
ほう…
聞かせてもらおう。
エルフィ
エリーゼ様に対する不満はありません。
ただ…
わたしの不満は訓練の質です。
もっといい訓練をしたいのですが、
それがままならないのです…
色々と試しましたが、劇的に効果が
上がるものを見つけるのは難しく…
このままでは、現状維持が精一杯。
わたしはもっと強くなりたいのです。
マークス
なるほど…
わかった。
では君の相棒であるハロルドに
私のほうから相談してみよう。
エリーゼの臣下という同じ立場ならば、
最適な案を出してくれるだろうからな。
エルフィ
ありがとうございます。
戻る
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