【アサマ×セツナ C】
アサマ
おや、セツナさん。
買い物からの帰りですか?
セツナ
ええ、そうよ…
アサマ
今日は何も失敗していないですか?
また買う食材の分量を
間違えていないでしょうね?
セツナ
大丈夫…
買う物はヒノカ様が紙に書いてくれたし、
お店の人にも確認してもらったもの…
アサマ
はぁ…まるでお子様が初めて
出かける買い物のようですね。
セツナ
そ、そんな…お子様のように
可愛げがあるなんて言われても…
アサマ
…あなたには相変わらず
嫌味が通じないですね。
まぁでもそこが面白いと言えましょう。
セツナ
今日は私、食事当番…
夕飯が楽しみ…
アサマ
そうなんですね…えっ!?
あなたが食事当番!?
セツナ
ええ、そうだけど…
アサマ
な、なんと…あれだけの被害に遭いながら、
あなたに食事を作らせるとは…
今日の当番を決めた人は、
相当な覚悟をお持ちのようですね…
セツナ
そ、そんなに褒めなくても…
アサマ
ふふっ、こういう表現でも伝わらないなんて、
あなたもなかなか手強い人だ。
セツナ
ありがとう…
アサマ
…………
…まぁいいでしょう。
とりあえず、買い物から無事に
帰ってきた旨だけは、
ヒノカ様にご報告しておきましょうか。
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【アサマ×セツナ B】
アサマ
はぁ…
先日のセツナさんの料理…
正直、食べられたものでは
ありませんでした…
あんなものを毎日食べさせられたら、
この身が持ちませんね…
彼女が当番になる日があまり回ってこないよう、
一筆したためるべきでしょうか…
むっ…こ、この危険な匂いは…もしや?
(セツナ、現れる)
セツナ
アサマ…どうしたの?
まだ料理の途中…
もしかして美味しそうな
匂いに釣られて…?
アサマ
ええと…匂いに釣られてというのは
その通りなのですが…
美味しそうというよりもむしろ、
恐ろしそうという感じで…
セツナ
そんなに期待してるの…
アサマ
あの…ここまで嫌味が通じないと
もはやわざとのようにも思えるのですが…
セツナ
期待してくれている人がいることは、
作るほうにとっても励みになる…
アサマ
普段なら、その話が全く通じないところは
とても面白くて笑えるのですが、
今回ばかりは命に関わりますから
ちゃんと言わせてもらいます。
とにかく人間の料理を作ってくださいね。
セツナ
人間の料理…それは裏を返せば、
人間が作れる限界を超えた料理…?
アサマ
あ、いえ…
どうしてそうなるんですか?
妙な曲解はしなくても、
一向に構わないのですが…?
セツナ
アサマの声援、受け取った…
現状に甘んじず、新たな高みを目指せと
いうこと…
どーんと、私に任せて…
アサマ
ああ…私の嫌味が
伝わらないどころか、
どんどん予想外の誤解へと
飛躍しております…!
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【アサマ×セツナ A】
セツナ
アサマ。
この間の料理…どうだった…?
アサマ
驚くべきことに…
とても美味しかったです。
一口食べた瞬間、
神仏が起こした奇跡を感じましたよ…
あんな料理…
今まで食べたことがない味でとても新鮮でした。
セツナ
ありがとう…
アサマ
それにしても…
あんな凄い料理が作れるのに、
どうしてこれまでの当番の時は
その才能を見せつけようとしなかったのです?
最初から作っていれば
私の評価も違ったと思いますよ。
セツナ
あの時あなたに…人間の限界を超えた
料理を作って欲しいと言われて…
あの言葉に…
目覚めさせられたの。
私の中に眠っていた…料理の怪人…
アサマ
…………
とても気になりますが、
この際怪人には触れないことにしましょう。
具体的にはどんな風に
料理したんですか?
セツナ
…これまで私は料理をするときに、
ああすれば美味しくなるかもしれないとか、
これは面白い食べ合わせだとか、
色々考えながら料理していたんだけど…
アサマ
色々考えて…?あなたが…?
何と恐ろしい…
セツナ
でも…今回アサマに言われて…
人間を超えるためには余計なことは考えず、
ただ黙々とこなして
いかなくてはダメだと思ったの…
つまり無心…
アサマのような修験者的に言えば…
悟りを開いたような…
無の境地…
アサマ
つまりいつも何も考えていないあなたが
いつにも増して何も考えずに、
料理し続けた結果ということなんですね…
セツナ
そうしたらあの料理が
出来上がったの…
アサマ
なるほど…まさか私の嫌味が
そんな奇跡を呼び起こすとは…
しかし修行する身として言わせてもらうと、
確かに無心になることによって、
色々と開眼できることはあります。
今回はそれが効果的に働いたという
ことなんですね。
どちらにしろ美味しい料理が食べられるのは、
素晴らしいことです!
セツナさん。これから料理をするときは
ぜひ常に無心であるよう心がけてください。
ぜ ひ !
セツナ
ええ、わかった…
たまには、そうする…
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【アサマ×オボロ C】
オボロ
天幕の整理整頓、終了っと!
随分と綺麗になったわ。
う〜ん、清々しい!やっぱりこうして見ると
整理されてる方が気分がいいわ。
皆が集まる場所だからこそ、
こうして定期的に掃除しておかなきゃね。
(オボロ、消える)
(アサマ、現れる)
アサマ
…………
(アサマ、消える)
(オボロ、現れる)
オボロ
あっ、そうだった。
これから皆の防具の手入れもしなくちゃ。
だいぶガタが来てたのもあったから、
今回は念入りにしておこうっと…
(アサマ、現れる)
アサマ
…………
オボロ
わっ…!!
ア、アサマ…?
あなたいつからそこにいたの?
アサマ
だいぶ前からですよ。
あなたが恥ずかしい独り言を
言い始めた頃から、ここにいました。
オボロ
な、なんで声かけないのよ!
しかも…「恥ずかしい」って何よ!?
別に私、恥ずかしいことなんて言ってないわ!
アサマ
いえいえ…恥ずかしいったら
ありゃしませんでしたよ。
「あれをこうしなくちゃね」と嬉々として、
「あれをすれば皆が喜ぶ」とニヤニヤ笑い…
そうやって仲間たちに媚びを売って喜ぶ様は、
私からすればとても気持ち悪く思えましたね。
オボロ
な、な、なっ…
な ん で す っ て ! ?
アサマ
くっ…な、なんという形相…?
そして邪悪なる気配!?
まるで閻魔の類ではありませんか…!
こ、こんな妖気を放つ生身の人間が
存在していただなんて…!?
ここにいては私の身が危ない…!
失礼します…!
(アサマ、去る)
オボロ
コラーッ!!アサマーッ!!
待ちなさいーっ!!!
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【アサマ×カゲロウ C】
アサマ
ああ、カゲロウさん。
ちょうどあなたにお話しておきたいことが
あったんですよ。
カゲロウ
何用か…?
アサマ
どうしてあなたはそんな格好をして、
男性を誘惑しようとするのですか?
カゲロウ
誘惑だと?
そんなつもりは毛頭ない。
この装束は忍びであり、
くノ一である者にとっての正装だ。
侮辱する気なら許さぬぞ。
アサマ
まさか。
侮辱する気などありませんよ。
ただ、そんなに胸元を開けていたら…
特に男性陣にとっては、
誘惑されている以外の
何物でもないのではと心配になりましてね。
カゲロウ
むっ…そうなのか?
確かに思い返してみれば
この服を着ている時は、
妙に男性陣の視線が集中しているような
気がしていたが…ま、まさか…!
アサマ
ええ、皆あなたの胸元を見ながら
ドキドキしていたということですよ。
カゲロウ
くっ…!だがこの衣装は
くノ一としての伝統であり、
身軽さ、機能性、防御力を備えた
欠かすことのできぬ装備…!
例え何と言われようと、
手放すわけにはいかぬ!
…失礼する!
(カゲロウ、去る)
アサマ
あはは。真面目な方をからかうのも、
また一興ですねえ。
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【アサマ×ニシキ C】
アサマ
よいしょっと…
(ニシキ、現れる)
ニシキ
ねえねえ、アサマ。
どうして笠なんてかぶっているんだい?
今、雨なんか降っていないよ?
アサマ
これはこれはニシキさん。
この笠は今から必要になるんですよ。
通り雨が来ますから。
ニシキ
えっ?…通り雨?
でも、雲なんて一つも…
(ザーーーーーッ)
ニシキ
…………
って、うわわーーっ!
ほんとうに外に雨が降ってきたよ!!
アサマ
ふふ、そうでしょう?
まあ、通り雨なのですぐに止みますがね。
ニシキ
どうしてそんなことがわかるんだい?
アサマ
ああ、それは私が御仏の声を
聞くことができるからですよ。
ニシキ
ミホトケ?
アサマ
まあ、神様のようなものですよ。
私は多くの山で修行を積んだことで、
そのような神通力を会得したんです。
ニシキ
す、すごいよ…!
アサマってすごいんだね!
ボク、キミみたいなヒトには
はじめて出会ったよ!
(雨が止む)
ニシキ
…あ、話してる間に、
ホントに雨が止んできたね。
ということはアサマは…やっぱり
本当に仏様の声が聞こえるのかい…!?
アサマ
ふふふ…これも修行の成果です。
ニシキ
うわー!
なんだかボク感動してしまったよ!
今度、仏様が何か言ったら
ボクにも教えてくれないかい?
アサマ
ええ、いいですよ。
ニシキ
うん、約束だからね。
その時を楽しみにしているよ!
(ニシキ、去る)
アサマ
やれやれ…ニシキさんはお馬鹿さんですね。
今の話、本当に信じたのでしょうか?
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