【マイユニット（女）×ラズワルド　C】
ラズワルド
あっ！
（マイユニット）様。

マイユニット
ラズワルドさん？

ラズワルド
今、目が合っちゃったけど、
もしかして、僕のこと見てた？

マイユニット
えっ？
いえ、特に見ていませんが…

ラズワルド
ほんとに？
おかしいなー。
ビシビシと視線を感じたんだけどな。
絶対に見てたと思ったのに。

マイユニット
も、申し訳ありませんけど…
全く見ていませんでした。

ラズワルド
なるほど。
じゃあ、僕の勘違いか。
まあ、見られてないなら良かったよ。
あんまり視線を感じると恥ずかしいからね。
…っと、それはさておき。
せっかくこうして会えたんだから、
一緒にお茶でも行かない？

マイユニット
お、お茶ですか？
別にかまいませんけど…

ラズワルド
え、本当に！？
こんなに簡単に成功しちゃっていいのかな…

マイユニット
…やっぱり行きません。

ラズワルド
あ、やばい。
完全に失敗した感じだ…

マイユニット
ではこれで失礼します。

ラズワルド
ちょ、ちょっと待ってよ〜。
ほら、人生なんて
不確定要素がいっぱいなんだから…
もう二度と、
僕には会えないかもしれないよ？

マイユニット
そんなの知りません。

ラズワルド
怒ってるね…
まあ、僕のせいだから仕方ない。
では、次の出会いを願いつつ、
この場は諦めるとしようかな。
ではまた、いつかどこかで！


（ラズワルド、去る）


マイユニット
ラズワルドさん…
行ってしまわれました。
なんていうか…面白い人ですね。



戻る

【マイユニット（女）×ピエリ　C】
ピエリ
ぐすっ…
ぐすっ…


（マイユニット、現れる）


マイユニット
ピエリさん…どうしたんですか？
こんなところで涙を流して…

ピエリ
（マイユニット）様…
うっ…
ふぐっ…
ふえぇーーーん！

マイユニット
泣いてばかりじゃわかりませんよ。
何があったのか話してみませんか。

ピエリ
話したくないの…

マイユニット
話したくないって…
どうしてですか？

ピエリ
だって…
きっとあなたも他の人と同じだと思うの…
…………
殺してやるんだから…

マイユニット
えっ？

ピエリ
ピエリを泣かせる人は
殺してやるんだからあっ！

マイユニット
こ、殺す？

ピエリ
冗談じゃないのよ…
ピエリ、ほんとにやっちゃうのよぉっ！

マイユニット
いったい何があったんでしょう。
…いずれにしても危険な状態ですね。
落ち着くまで一緒にいてあげましょう。

ピエリ
うっ…
ふぐっ…ふぐっ…
ふえぇーーーん！



戻る

【マイユニット（女）×ピエリ　B】
ピエリ
うっ…
ふぐっ…ふぐっ…
ふえぇーーーん！


（マイユニット、現れる）


マイユニット
ピエリさん、また泣いているんですね。
今度こそ理由を話してくれませんか。

ピエリ
…どうしてそんなに
気にしてくれるの？

マイユニット
どうしてって…
仲間だからですよ。

ピエリ
…………
仲間…
マークス様が、
仲間は大切だって言ってた…
あなたがピエリの仲間なら、
話してあげてもいいの…

マイユニット
ありがとうございます。

ピエリ
ピエリが悲しいのはね、
みんながピエリのこと変な目で見るからなの…

マイユニット
変な目で？

ピエリ
そうなの。
ピエリのおうちは名門の貴族なの。
だからみんなの中で浮いちゃうのは仕方ないの。

マイユニット
貴族の御令嬢だったんですか。
それは初耳です。

ピエリ
そうなの。
おうちではピエリ様、ピエリ様って
みんなすごく大事にしてくれるの。
例えばピエリが何人お屋敷の従者を殺しても
誰も文句を言わなかったし…

マイユニット
ちょ、ちょっと待ってください。
従者を殺した？

ピエリ
そうなの。
なんか暇なのーって思ったら、
えいってやるの。
ピエリは返り血をいっぱい浴びて
すごくきれいになるの。

マイユニット
…………
…あ、あなたはマークス兄さんの
直属の部下ですよね。

ピエリ
その通りなの。
ピエリと、それからラズワルドは
マークス様のいちばんの部下なのよ。
マークス様はピエリがきれいになれる機会を
たくさん作ってくれるから大好きなの。

マイユニット
マークス兄さん…どういうつもりなんでしょう。
ちょっと心配になってきました。

ピエリ
何か言ったの？

マイユニット
いえ、何でもありません。

ピエリ
マークス様は変な目で見ないけど、
他の人たちは違うの。
お城にいた兵士たちもみんな、
ピエリを怯えるような目で見るの。

マイユニット
そうなんですか…

ピエリ
そんな人たちは…あなたの言葉で言うと
仲間じゃないと思うの。
ピエリを怖い目で見る人たちなんて
殺さないといけないと思うの！

マイユニット
い、いや…
どうして殺すまで話がいくんですか…
…それにしても困りましたね。
仲間内で殺人が起きたら大変です。

ピエリ
話を聞いてくれてありがとうなの。
気分がスッキリしたの。
お礼に焼き菓子をあげるの。
これみんな、ピエリが作ったの。
ピエリ、お料理が得意なのよ。

マイユニット
へえ…なんだか意外ですけど、
せっかくだからいただきます。
ありがとうございます、ピエリさん。

ピエリ
どういたしましてなの！



戻る

【マイユニット（女）×ブノワ　C】
マイユニット
ブノワさん。
こんにちは。

ブノワ
…（マイユニット）様か。

マイユニット
ここで何をされているのですか？
あれ、それは…

ブノワ
ああ…
…お守りを…作っていた…

マイユニット
お守り、ですか？

ブノワ
…気にするな。
それで…何か用か…？

マイユニット
あの、前からお聞きしたかったことが
あるのですが…

ブノワ
…何だ…？

マイユニット
ブノワさんには、
数々の伝説がありますよね？
そのことについて、
本人にお聞きしたいなと思っていて…
あの、ブノワさんは一万の軍勢を
たった一人で殲滅したことがあるとか…

ブノワ
…！？

マイユニット
あ、す、すみません！
何か気に障ってしまうことでしたか？

ブノワ
…いや。

マイユニット
あとは、ブノワさんを怒らせると
国が一夜にして滅びるとか…

ブノワ
…！！

マイユニット
お、怒らせてしまいましたか？
ごめんなさい！滅ぼさないでください！

ブノワ
…起こってはいない。
…滅ぼしもしない。

マイユニット
ほっ…。
良かったです。

ブノワ
…もっと肩の力を抜け。
…俺は何も気にしてはいない。

マイユニット
ありがとうございます。
ブノワさんって優しい方なんですね。

ブノワ
…！？

マイユニット
ご、ご、ご、ごめんなさい！
ま、また怒らせちゃいましたか？
すみません…
出直してきますね…


（マイユニット、去る）

ブノワ
…どうしてこうなるのだ…



戻る

【マイユニット（女）×ブノワ　B】
マイユニット
ブノワさん…
この間は失礼しました。
私、一人で勝手にバタバタしちゃって…

ブノワ
…大丈夫だ。
…気にしていない。

マイユニット
ありがとうございます。

ブノワ
…悪いのは俺だ。
…愛想がないせいで、
人を怖がらせてしまうから。
気を使わせてしまって…すまない。

マイユニット
いえ、ブノワさんが謝る必要はありません。
悪いのは私の方です！

ブノワ
いや…自分のことは…
自分が一番わかっている…
怖がらせるつもりはないんだが…
どうもうまく人と接することができない…

マイユニット
それで誤解されやすいってことでしょうか？

ブノワ
…そうだな。
俺に関する逸話も…
勝手に一人歩きしてしまっているしな…

マイユニット
えっ？
あの伝説の数々は真実ではないのですか？
巨大な熊を素手で倒して、
ブノワさんがその山の長になったとか…
ブノワさんが咳をしただけで、
火山が噴火したとか…

ブノワ
…そんな事実はない。

マイユニット
そ、そうだったのですね…
私、信じてました…

ブノワ
…それも俺の責任だ。
否定や説明も苦手だからな。
伝説が真実ではないと知って、
失望したか…？

マイユニット
失望だなんて…
そんなことはありません。
それよりも、もっともっと
本当のブノワさんのことを知りたくなりました。
伝え聞いたものではなく、自分で接して…
あなたのことを知りたいです。

ブノワ
！！

マイユニット
…怒ってはいないのですよね？

ブノワ
…ああ。
そんなことをいわれて…驚いただけだ。

マイユニット
ふふふ。
私も少しずつ
ブノワさんのことがわかってきましたね。

ブノワ
…ふ。
…礼を言う。
俺を怖がらず、話に付き合ってくれて。



戻る

【マイユニット（女）×ブノワ　A】
マイユニット
ブノワさん。
何をしているのですか？

ブノワ
…（マイユニット）様。
森の動物たちに…
エサをあげていたところだ…

マイユニット
すごい。
みんなブノワさんになついていますね。

ブノワ
幼い頃の遊び相手は…
こいつらだったからな…
…扱いなら慣れている。

マイユニット
ふふふ。

ブノワ
…おかしいか？
…俺が動物好きだと。

マイユニット
ごめんなさい。
でも、違うんです。
ブノワさんの今の姿と、
伝え聞いた伝説との落差が激しくて…

ブノワ
…ふ。
伝説など…そんなものだ。

マイユニット
ふふふ。
本当にそうですね。

ブノワ
…そうだ。
これをやろうと思っていたのだ。

マイユニット
これは…お守り？
前にブノワさんが作っていたものですか？

ブノワ
…ああ。
…受け取って欲しい。

マイユニット
ありがとうございます。
でも、どうして私に？

ブノワ
お前に死んで欲しくないと…
そう思ったからだ。
俺も…戦場には同じお守りを必ず持っていく。
気休めにすぎなくても、ないよりはましだ…

マイユニット
ブノワさん…
ありがとうございます。
大切にしますね。
私、ブノワさんと接してみて、
色々とわかってきました。
本当はすごく優しい人で、
仲間思いの人なんだって…

ブノワ
！！
…そ、そんなことは…

マイユニット
そんなことありますよ。
ブノワさんは仲間思いです。

ブノワ
…そう思いたければ、
勝手に…思えばいい…

マイユニット
はい。でも私だけじゃなくて、
みんなも心の中ではそう思ってるはずですよ。
ブノワさんは確かに口下手ですけど…
行動を見ていれば、
優しい人だってわかりますから。

ブノワ
…それは困ったな。
だが…そう思われているのならば、
その気持ちに応えねばならない。

マイユニット
ふふふ。
そうですね。

ブノワ
…これからもよろしく頼む。

マイユニット
はい。
こちらこそ。



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【マイユニット（女）×シャーロッテ　C】
シャーロッテ
あ〜！（マイユニット）様！
こんなところにいらっしゃったんですね〜！

マイユニット
シャーロッテさん。
どうしたんですか？

シャーロッテ
私、お弁当を作ってきたんです〜。
受け取ってもらえますか？

マイユニット
えっ…いいんですか？

シャーロッテ
いいに決まってるじゃないですか〜。
だって（マイユニット）様は
いつも先頭に立って戦ってるんですから。
お弁当でも食べて、
疲れを癒やしてください。

マイユニット
それはありがとうございます。

シャーロッテ
ちょっと開けてみてもらえます？
お嫌いなものがないか心配で…

マイユニット
…おお。
私の好きな食べ物ばかりですよ。

シャーロッテ
え〜！
ほんとですか〜！？
（マイユニット）様のことを考えながら、
一生懸命作ったんです。
でも（マイユニット）様のことを
いろいろ考えすぎちゃって…
気付いたら朝になってました…
テヘッ！
さあ、食べてみてください。

マイユニット
はい。
…もぐもぐ。
！
なんですかこれは！
味も最高ですよ！

シャーロッテ
本当ですか！？
よかった…
がんばりがちょっと報われたかも…
ぐすん…
ごめんなさい…
私、感激しすぎちゃって…
これからも素敵な姿、見せてくださいね。
私、陰から応援してます！

マイユニット
はい。ありがとうございます。



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