【マイユニット(女)×ハロルド C】
ハロルド
よし、任務完了と。
(マイユニット、現れる)
マイユニット
あら、ハロルドさん。
どこに行っていたんですか?
ハロルド
ある村が悪党どもに
襲われたという知らせを受けたので…
そこまで行って帰ってきたのだよ。
マイユニット
悪党?
それで…どうなったんです?
ハロルド
もちろん成敗してやったさ!
正義という名のもとに!
マイユニット
素晴らしいですね。
さすが暗夜王国の庶民のヒーローです。
人助けに余念がないですね。
ハロルド
ははは!
嬉しいお言葉、感謝するよ。
だが、王都のごろつきに比べたら、
村の悪党なんて楽勝だ。
マイユニット
でも、その割には
ズボンが泥だらけですね…
ハロルド
ああ、これは別件だ。
帰りに荷馬車に三度ほどはねられたのだよ。
マイユニット
えっ?
ハロルド
あと、自警団に悪党と間違えられ、
追い回されたというのもある。
マイユニット
はぁ…
本当だったのですね…
不運の星のもとに生まれたという噂は…
ハロルド
おっと、いけない。
近所の老婦人に
薬を届ける約束をしていたのを忘れていた。
それでは失礼するよ!
(ハロルド、去る)
マイユニット
今度は何もないといいですけど…
戻る
【マイユニット(女)×ハロルド B】
ハロルド
さて。任務完了、と。
今日も正義に徹することができたぞ。
(マイユニット、現れる)
マイユニット
あら、ハロルドさん。
今日はどんな人助けをしてきたんですか?
ハロルド
今日は極秘の食事会の警備を、
これまた極秘に頼まれたのだ。
だが何の心配もない…
先程、完璧にこなしてきた。
マイユニット
素晴らしいですね。
ご苦労さまでした。
ハロルド
ただ食事会の料理に、腐っているかもと
疑われた料理があってね。
毒見させられたら、
少しお腹が痛くなったよ。
まあ、他の料理は腐っていなかったので、
食事会は無事に終わったがね!
何故か私の毒見した箇所だけが
ピンポイントで腐っていたようだ!
マイユニット
はぁ…
やっぱり、そういう目に遭ったのですね…
ハロルド
まったく…
世の中、何が起きるのかわからないものだ!
ははは!
マイユニット
は、ははは…
ハロルド
…さてと。
私の次の予定は…と。
今日はもうなしか。
では明日に備えて寝るとしよう。
マイユニット
明日は何があるのですか?
ハロルド
街の防災訓練の臨時講師だ!
マイユニット
防災訓練の講師…ですか?
ハロルド
ああ!
火事の対処法を実演する予定だ!
マイユニット
か、火事の対処法?
…………
ハロルドさん、ちょっといいですか?
ハロルド
なんだね?
マイユニット
防災訓練のときですが……
まず頭から水をかぶっておいてください。
ハロルド
む?
マイユニット
いいですか。約束です。
全身をしっかり濡らしてから
防災訓練を始めるのです。
ハロルド
わ、わかったよ…
なんだかよくわからないが、
あなたがそう仰るのであれば、従おう!
戻る
【マイユニット(女)×ハロルド A】
マイユニット
ハロルドさん。
防災訓練はどうでしたか?
ハロルド
(マイユニット)様!
ああ、あなたには頭が上がらないよ!
言われた通りに体を濡らしてから
防災訓練を始めることにしたのだが…
結果…大成功だったよ!
マイユニット
やっぱり。
火事って聞いて嫌な予感がしたので。
念のため言っておいてよかったです。
ハロルド
火事?
火事は関係なかったのだがね?
マイユニット
えっ?
ハロルド
防災訓練は川の近くで行われたのだが、
(マイユニット)様の忠告を思い出して
体を濡らそうと川に近付いたら…
足元が崩れて…
そのまま川に落ちてしまったのだ。
マイユニット
…………
それのどこが…大成功だったのですか?
ハロルド
話はここからだよ!
落ちた川は運悪く、
かなりの激流でね。
泳ぎには自信のあった私も
あっけなく流されてしまった。
マイユニット
…だから、それのどこが
大成功だったのですか?
ハロルド
まだまだ話は続くのだよ!
私はただ流されたわけではなく、
前日の大雨のせいで流れてきた
土砂や流木に飲み込まれたのだ。
だが、私はくじけなかった!
不屈の闘志を胸に必死で流れに逆らい、
無事に生還した!
その様子に人々は拍手喝采。
火事の対処法よりもいいものが見られたと
皆に喜んでもらえたという寸法だよ!
マイユニット
…はあ。
ハロルド
世の中、
何が起こるかわからないものだね。
しかし、これも(マイユニット)様の
ご忠告のおかげだ!
これからも、何かあるときは
(マイユニット)様に相談しようと思う。
(マイユニット)様の助言は私の人生において
欠かせないものになりそうな予感がするのだ!
マイユニット
い、いや…
そ、そこまでのことではないと…
ハロルド
いや、これはきっと間違いない!
これからもよろしくお願いするよ!
あなたは私の、
幸運のキーマンに違いない!
マイユニット
は、はあ…
それはどうも…
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【マイユニット(女)×エルフィ C】
エルフィ
もぐもぐ…
うん、おいしい…
マイユニット
エルフィさん。
すごいですね…
エルフィ
あっ、(マイユニット)様…
すごいって、何がでしょうか?
マイユニット
何がって…
これ…みんなあなた一人で食べるのですか?
エルフィ
はい…
わたしの使命はエリーゼ様を守ること。
ひいてはエリーゼ様が大事になさっている
皆さんを守ることもわたしの使命なのです…
そのためには普段から人一倍
訓練をする必要があります…
そして、訓練するとお腹が減ります。
だから人一倍、食べるのです…
マイユニット
な、なるほど…
そんなに想ってもらって
エリーゼさんは幸せですね。
エルフィ
そうでしょうか…
だといいのですが…
ただ、わたしは臣下として
当然のことをしているだけです。
エリーゼ様には多大な恩義がありますから…
マイユニット
恩義ですか?
エルフィ
はい。
今のわたしがあるのは
エリーゼ様のおかげなのです…
マイユニット
それは興味がありますね。
よかったら聞かせてくれませんか?
エルフィ
わかりました。
言って誰が困るような話でもありませんし…
ただ…
また今度にしてもらっていいですか?
今は食べることに集中したいのです…
マイユニット
わ、わかりました。
じゃあ次の機会を楽しみにしています。
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