【ルキナ(姉)×シンシア(妹) C】
シンシア
ふぅー、お掃除って大変だなー。
あ…あれ?これってもしかして…
き、きゃああああぁっ!!
ルキナ
!!今の悲鳴は…シンシア!?
まさか、敵の奇襲が…!?
シンシア!大丈夫ですか!?
シンシア
ル…ルキナ…ルキナぁっ…!
ルキナ
落ち着いて下さいシンシア、
私が来たからにはもう平気ですから…!
シンシア
む、虫が…!!
ルキナ
えっ、虫?
シンシア
そう!こーんな大きくて、
なんかわさわさしてる虫が出てきて…!
もう…あたしどうしようって…!
ルキナ
じゃあ、さっきの悲鳴はそれですか?
私はてっきり敵の奇襲かと…
全くもう…
人騒がせな真似はやめてくださ…
シンシア
きゃーーーっ!飛んだーーー!!
やだやだ、こっち来たよーーー!!
ルキナ
えぇっ!?
…きゃーーーーっ!!
シンシア
ほ、ほらいたでしょ?
ルキナ、あれ倒してよ…!
ルキナ
む、無理ですよあんな大きい虫…!
シンシア
えーっ!?さっきは
『私が来たからにはもう平気です』って
言ってたじゃん!
虫一匹倒せないで
未来が救えるの!?
ルキナ
何なんですかその理屈は…!
シンシアこそ、ヒーローを目指してるなら
虫の一匹くらいなんとかして下さい…!
シンシア
無理無理!ほんとに無理!
ルキナ、お姉ちゃんなんだから
何とかしてよー!!
父さんからも、妹をちゃんと守るように
言われてるでしょ?
ルキナ
はぁ…そういえばそうでした。
わかりました…何とかしますよ…
シンシア
やったぁ!ルキナ頼りになるー!
さっすが未来のイーリス王女さま!
ルキナ
…あなたも一応王女さまでしょうが…
シンシア
堅いこと言わないの!ほらほら、
物陰に入った今がチャンスだよ!
ルキナ
暗くてよく見えませんよ…
シンシア
ファルシオン光らせたらいいんじゃない?
それで位置確認して、そのままグサッと…
ルキナ
ファルシオンを虫退治の
便利な道具みたいに言わないで下さい!
シンシア
えー、いいじゃん別に…って
きゃーーーーーっ!!
また飛んだよーーー!!
ルキナ
くっ…! 手強い相手ですが…
シンシアには指一本触れさせません…!
シンシア
ルキナ…!
クロム
おい!お前らさっきから
何を騒いでるんだ!?
ルキナ
お、おとうさま!?
シンシア
父さん!?
クロム
…まったくお前たちは…。
虫一匹であんなに騒ぐんじゃない。
シンシア
ごめんなさーい…
ルキナ
ごめんなさい、お父様…
クロム
反省しているならいい。
まぁ…これからは気をつけろ。
シンシア
結局、あの虫は父さんが倒してくれたね。
やっぱり頼りになるなー。
ルキナ
そうですね…でも、お父様に
ご迷惑をおかけしてしまいました…
シンシア
あれ?ルキナ落ち込んでるの?
あたしは楽しかったけどなー。
だって、こうやって二人して父さんに
叱られるなんてこと、今までなかったし。
なんかこうやってると、
普通の楽しい家族みたいだよね!
ルキナ
シンシア…
…えぇ、そうですね。
私も、少しだけ楽しかったです…
戻る
【ルキナ(姉)×シンシア(妹) B】
ルキナ
シンシア…
シンシア
はい…
ルキナ
私の言いたいことはわかりますね…?
シンシア
果物を切ったあと、
ファルシオンは洗って返しましょう…?
ルキナ
違います!
ファルシオンを果物ナイフ代わりに
使わないで下さいということですよ!
シンシア
ひっ…!
ご…ごめんなさい…!
ルキナ
謝ってすむ問題ではありません!
この剣はイーリス国の国宝で
お父様の形見なのですよ!?
あなた、よく親の形見で
果物を切ろうと思いましたね…!?
あぁ…ファルシオンから、
武器にあるまじき甘い香りが…
シンシア
だって、果物切りたいなーと思ったら
すぐ目の前に良さげな刃物があったから…
そ、それにあたしその剣に
あんまり触ったことないし、
どんな感じなのかなーと
その…ちょっと興味が…
ルキナ
………
シンシア
お…怒ってる…よね?
ルキナ
…シンシアは、この剣に触ったことが
なかったのですか?
シンシア
あ、そっち?
う…うん。あんまり触ったことないよ。
未来ではずっとルキナが持ってたし、
こっちに来てからも、
ちょっと移動させる時に触るくらいで…
ルキナ
では…シンシアがこの剣を使って
戦える素質があるかは
わからないということですか?
シンシア
へ?その剣って
使うのに素質とかいるの?
ルキナ
そうですか…あなたはそれすら
知らないままだったのですね。
…ファルシオンは、聖王の血とナーガの力を
色濃く受け継ぎ、素質を持った者にのみ
戦場で扱うことができる、
特殊な剣なのです。
逆に言えば、聖王の血族であっても
素質のない者には使うことができません。
シンシア
な、なんかすごい剣なんだね…
そんな剣使って戦えるなんて、
さっすがルキナ!
ルキナ
…いえ、もしかしたらあなたにも
使えるかもしれませんよ。
あなたは、そもそも素質があるかどうかすら
わからない状態ですから…
シンシア
えっ!?そうなの!?
すごーい、そうなったら素敵だね!
伝説の剣を手に戦場を駆けるあたし…
うんうん!ヒーローっぽいよー!
ルキナ
そうですね…。未来にいた頃は
考えたことがありませんでしたけど
あなたもこの剣が使えた方が
良いかもしれません。
…私に、もしものことがあった時のために。
シンシア
…え?
もしも、って…?
それって…どういうこと…?
ルキナ
私がこと戦いで命を落とした時ですよ。
その時、他にもファルシオンを
使える者がいた方が、戦局が有利に動く。
未来を救うためには、打てる手は全て
打っておいた方がいい…
…そうと決まれば、あなたにもファルシオンが
使えるかどうか試しましょう。
シンシア
…………
ルキナ
シンシア?
シンシア
…無理だよ。
あたしにそんなすごい剣を扱う
素質なんてあるわけないじゃん。
ルキナ
それは、やってみないことには
わかりませんよ。
あなただって、さっき使えたらいいなって
言っていたでしょう?だから…
シンシア
…嫌だって言ってるの!
そんな訓練、したくない!
ルキナが死んじゃった時のための
訓練なんてしたくないよ!!
ルキナ
…シンシア。気持ちはわかりますが、
あなたも覚悟を決めてください。
この戦いは、どんな手を使ってでも
負けるわけにはいかないのですよ…
シンシア
わかってる!
でも、あたしそこまで割り切れないよ…!
ルキナもあたしを置いてくの!?
父さんや母さんみたいに!?
ルキナ
そうならずに済めばいいとは
思っています。
…でも、
生き残るという約束はできませんから。
シンシア
なにそれ…!
ルキナが死ぬこと考えるようになるなら、
ファルシオンなんて使えなくていいよ!
あたしにもし素質があったとしても
果物ナイフとしてしか
使ってやんないんだから!
ルキナのばかーーー!!
ルキナ
シ、シンシア…
果物ナイフとしては、
使いたいんですね…
戻る
【ルキナ(姉)×シンシア(妹) A】
シンシア
…ルキナ。
ルキナ
シンシア。どうしたんですか?
そんなに深刻な顔をして。
シンシア
あのね…あたしにファルシオンを使う
素質があるかどうか見て欲しいの。
ルキナ
えっ…!でもシンシア、この前は
あんなに嫌がっていたじゃないですか。
なのにどうして…
シンシア
あれから、考えたんだ。
ルキナが言ってた言葉のこと…
『未来を救うためには、打てる手は全て
打っておいた方がいい』って。
あたしだって父さんの娘なのに、
逃げてたら駄目だと思ったの。
ルキナみたいに、ちゃんと覚悟しなきゃって。
だから…お願い!
ルキナ
そうですか…。あなたがその気に
なったのなら、私に異論はありません。
すぐに準備をしましょう。
では…シンシア。
あの丸太を敵だと思って切って下さい。
あなたに素質が無いなら
ファルシオンはなまくら同然となり、
丸太に傷をつけることすら
できないでしょう。
逆に、素質があった場合…
剣の威力で、丸太は真っ二つになります。
シンシア
………
ルキナ
では…ファルシオンをお渡ししますね。
シンシア
うん…
…はぁ。何かすっごく緊張してきた…!
も、もし素質があったらどうしよう…
…ううん!ダメダメ!
あたしも覚悟するって決めたんだから!
…いっくよー!
はぁぁぁぁっ!!
………
…あれっ?
当たった感じ、しない…?
ルキナ
…丸太、そのままですね。
残念ながら、シンシアには
素質が無かったみたいです…
シンシア
…………
ルキナ
あ、あの…落ち込まないで下さいね。
素質が無くても、あなたは正真正銘
聖王の血を引くイーリス王女で
あることに変わりは…
シンシア
…ぷっ。
ふふ、あはははは…!!
ルキナ
シ、シンシア!?
シンシア
ふふ…だ、だってなんかおかしくて…!
あんなに緊張して挑んだのに
こんな盛大な空振りしちゃって…!
あはは、はは…!
ルキナ
…ふ、ふふ。シンシアったら…。
私まで、笑えてきたじゃないですか…
なんだか私たち、素質のあるなしに
振り回されてしまいましたね。
最近は2人ともピリピリしていて、
喧嘩のあとみたいになっていましたから。
こんなことなら、以前のように虫退治をして
騒いでいる方が、よっぽどいいですよ。
シンシア
うん。でもね…今回のことのおかげで
あたし、覚悟決まったよ。
大切な人がいなくなるのを怖がって
できることをしようとしないのはいけないって。
万が一ルキナが先に死んじゃっても…
最後まで戦って…勝ってみせるわ。
ただ…それでもやっぱりね…
ルキナが死んじゃったら悲しいから…
あたしにルキナを守らせて。
これは逃げじゃないから。いいよね…?
ルキナ
…シンシア…
…そうですね。私も、死なないという約束を
あなたと交わさないことで、逃げていました。
でも、もう終わりにします。
私は絶対に死なないと約束します。
あなたを一人にはさせません。
そして、あなたを死なせはしません。
最後まで生き残りましょう。一緒に。
勝って、未来を勝ち取りましょう。
シンシア
ルキナ…!
…うん!約束だよ!
ルキナ
えぇ。約束です。
…あっ!私、今日の食事当番だったの
忘れていました!
すみません、先に戻りますね!
シンシア
えっ…ルキナ!ファルシオン忘れてるよ!
…もう行っちゃったか。
…うーん、せっかくだから記念に
もう一回振ってみよっかな。
だってあたし、戦場では一生
この剣を使うことはないんだもんね。
よーし!でりゃあぁぁぁっ!!
うん!清々しい空振りだね!
…ねぇファルシオン。お前、ルキナのこと
ちゃんと守らないと許さないよ。
もしもルキナが死んじゃったら、
お前は一生果物ナイフなんだから。
…なんてね。
もう返してこよーっと。
クロム
…ん?何だ、この丸太は。
誰かが訓練で使ったのか?
…見事に真っ二つだな…
戻る
【ルキナ×ウード C】
ウード
お、ルキナじゃねぇか。
ルキナ
あっ、ウード。どうかしましたか?
ウード
いや、用ってほどの事じゃないんだけどさ。
ルキナは元気にしてるかな〜って思って。
ルキナ
はい、元気ですよ?あら…ウード?
いつもウードがよく使う言葉遣いは
今日は使っていないんですね?
どうしてかしら?
ウード
あ、いや…ルキナはさ。
クロムさんの娘で王女様だから…
あれはあんまり使わない方が
いいかなって思ってさ。
母さんにも怒られるし…多分。
ルキナ
リズさんが…?
ウード
あ、あぁ…
…それにあれはわかりにくいって
仲間内でもあんまり評判良くないし…
ルキナ
あら、そうなんですか?
…残念ですね。
あの言葉遣い、
私はとても興味があったのに。
ウード
そ、そうなのか!?…どういう風に?
ルキナ
あれは語彙が多くて
色々な表現を知っていないと
なかなかできる話し方じゃないと思います。
それに武器や技に名前を付ける事にしても、
センスがないとできることではありません。
ウード
ルキナ…!お前いいヤツだな!
ルキナ
そうだ、今度あの話し方でお話を
してくれませんか?私、解読してみせます。
ウード
ええっ!?か、解読?お前がか?
ルキナ
はい…。何かおかしいでしょうか?
ウード
あ、いや…そんなことないけど。
そこまで言うなら、
今度、いっちょやってみるか!
面白そうだし!
ルキナ
はい、宜しくお願いしますね。
戻る
【ルキナ×ウード B】
ウード
ルキナ?何をしてるんだ?
ルキナ
あっ、ウード…。実はファルシオンの
調子が悪くて…刃こぼれなのかしら?
ウード
なーんだ、そんなことかよ!
俺に見せてみろよ。
ルキナ
あっ、はい…。お願いします。
ウード
ふむふむ…
これは刃こぼれじゃねぇな…
ルキナ
え?そうなんですか?
ウード
ああ。でもこれなら、
手持ちの工具ですぐ直せそうだ。
今から直してやるよ。
ルキナ
あ、ありがとうございます、ウード!
そうだわ、修理している間のお話、
あの話し方でお願いできませんか?
私、解読してみますから。
ウード
えっ?
あ、あの話かよ?
わ、わかったぜ…
…フッ。恐らく貴様の相棒は…
本体自体は、
恒久の時が巡り巡ったとしても、
その神髄に与えられし神の力が衰えたり、
赤褐色に朽ちていくこともないのだろうな。
ルキナ
今のは…わかりやすいですね。
どれだけ時が経っても斬れ味が悪くなったり、
錆びついたりしないという事ですね。
ウード
だが神々の力の備わらぬ人力によって
創造されし部位については、そうはいかない。
時の歯車の強制力には到底適わないのだ…
その度この神器はその見目を変貌させ、
幾度の星の瞬きを経て、ここに至るのだ。
ルキナ
えっと…刃以外の持ち手や鍔の部分は、
やっぱり劣化はするという事ですね。
その都度この剣は
様々な人々によって修復されて、
形を変えてきた…そして今に至る、と?
ウード
すげぇな、ルキナ!大正解!
そのとおりだぜ!
ルキナ
ふふ…自分でもよくできたって
思っちゃいました。
それよりウード…
あなたは、本当にすごいですね…!
見ただけでそんなこともわかるなんて。
武器の修理も出来るのは、
正直意外でした!
ウード
まぁ修理というか手入れが好きなんだよな。
…よし!これで直ったぜ!
ルキナ
ありがとうございます。
ウード
また何かあったら
言ってくれよ、ルキナ!
ルキナ
はい、そうさせてもらいますね。
戻る
【ルキナ×ウード A】
ウード
おーい!ルキナ!
ルキナ
あっ、ウード。
ウード
前に直した武器だけど、
その後の調子はどうだ?
ルキナ
はい、良くなりました!
使っていてとてもしっくり来る感じです!
この伝説の剣・封魔剣エクスブレードは
さらに輝きを取り戻した感じがします…
ウード
ふ、ふうまけん、えくすぶれーど?
な、なんだよ、それ?
その剣は…
イーリスの国宝ファルシオンだろ?
ルキナ
はい。でも直してもらったのを境に
ちょっと名前を変えてみました。
ウードに習ってカッコいい名前を、と
思ってみたんですけど…
ウード
う、うむむ…
フッ…ルキナよ。
名を冠したいという、
貴様のどの気概は悪くないだろう…
だが一つ、
貴様は重要な過ちを犯しているのだ。
ルキナ
えっ!?
ウード
名を名づけるという事は
その物に魂を与える事。
数千年の時をファルシオンという名で
生き抜いてきたこの剣の名を変える事は、
決して許されないのだ…!
ルキナ
え!そ、そうだったんですか…!
ウード
ああ、名を付け愛着を高めていこうとする
その強い意志は尊い…
だがこの数千年でファルシオンと呼ばれ続けた
その名への冒涜だけは…、
おいそれと犯してはならないのだ。
ルキナ
わ、わかりました。
確かにそのとおりですね…
私、ちょっと軽率すぎました。
ごめんなさいね、ファルシオン…
ウード
うんうん。
だがその慈愛の精神だけは
ゆめゆめ忘れるな。
そうだな…たまにはまた俺も
手入れをしてやる。
…ふうまけ…じゃなかった、
ファルシオンのな!
ルキナ
はい!
ウード、ありがとうございます!
戻る
【ルキナ×ウード S】
ウード
ルキナ…ちょっといいか?
ルキナ
ウード、どうしたんですか?
突然改まって…?
ウード
実はルキナに渡したいものがあるんだ。
ルキナ
えっ…?なんですか?
ウード
これだよ。
ルキナ
こ、これは…鞘、ですか?
ウード
ああ、ファルシオンの鞘だよ。
ルキナ
ファルシオンの鞘…?
でも既に鞘はありますが…
ウード
剣の柄が古びていたけど、鞘の方も
だいぶボロくなってたからな。
こっちは丸ごと取り替えたって
バチは当たんないだろ?
ルキナ
ウード…。いつも気を遣ってもらって、
すみません…
ウード
いいって、いいって。
やっぱり剣は大事にしてほしいし…それに…
それを俺の代わりだと思って…欲しいんだ。
ルキナ
…そ、それは。
ウード
戦争が続けば、俺がいつでも
お前のことを守れるとも限らないからさ。
その時はその鞘が俺の代わりに
お前を守ってくれたら…そう思ったんだ。
ルキナ
ウード、あなた…
ウード
ああ、俺はお前のことが好きなんだ。
だから、力になりたいと思って、
こうしてお前の近くで何かできればと
思ってたんだけど…
ルキナは剣の修理で
俺のこと褒めてくれただろ?
だから剣に関連するもので、
お前に気持ちを伝えられたらって…
ルキナ
ウード…嬉しいです!
私…これ、大切にしますね。
ウード
…ってことは!?
ルキナ
はい、私もウードの事が好きですよ。
この鞘とファルシオンとあなたがいれば、
私はもっと頑張れる気がするんです!
ウード
そ、そっかそっかー!!やったぜ!!
思い切って告白して良かったぜ!!
ひゃっほーいっ!!
ルキナ
これからは私はあなたのパートナーです。
だからもう気を遣わないで、
あなたの、あの変な言葉遣いや
変な名付けの話もして下さいね。
ウード
よしっ、任せとけっ!!
…って今ルキナ『変な』って
言わなかったか!?
ルキナ
えっ!…ええっ!?
い、言ってな…い、いえ言いました。
ごめんなさい…でも、変だからこそ、
楽しくて面白いわけじゃないですか!
ウード
そ、そっか?…あははっ!ま、まあ
そうかもな!これからも宜しく頼むぜ!
ルキナ
ええ…ウード。
戻る
【ルキナ×アズール C】
アズール
あのさ、ルキナ。
ルキナは未来にいた時から
厳しい表情をすることが多いよね。
ルキナ
なっ、なんですか…?いきなり。
アズール
えっとねー、ルキナはちょっと笑顔が
足りないんじゃないかって思ってさ。
使命感に燃えてる
真剣な表情もいいんだけど、
ずっとそんな顔してたら、
周りのみんなも暗くなっちゃうよ?
ルキナ
周りって…
他にも誰かにそう言われたんですか?
アズール
いやいや、そういうわけじゃないけど、
ちょっと気になっちゃって…
ルキナ
そ、そうですか…
アズール
うん。一人が厳しい顔をしていると、
伝染してみんなも厳しい顔になるんだよ?
厳しい顔になると心に余裕がなくなって、
心が風邪をひいちゃうんだ。
ルキナ
心が…風邪?
アズール
そう!風邪は他人にも移るよね?
それが軍全体に広まっちゃったら
大変じゃない?
ルキナ
…な、なるほど。うまいこと言いますね。
アズール
だからさ、これからは意識的に
笑うようにしてみてよ!
ほらほら、こうやって
頬っぺたを上にあげて〜。
ルキナ
痛たたた…
アズール、頬を捻らないでください!
アズール
あはは、でも今のルキナ、
とってもいい顔してたよー。
やっぱり女の子が笑ってると、
周りもあったかい気持ちになるよね!
ルキナ
今のは笑いたくて笑ったわけじゃ
ありませんよ…
アズール
ごめんごめん。じゃあ次は
ルキナの本当の笑顔を見せて。
また会いに来るからさ、さっきみたいに
笑えるように練習しておいてよ。…ね?
(アズール、去る)
ルキナ
ね?って言われましても…
…笑顔の練習、ですか。
なんだか難しそうですね…
戻る
【ルキナ×ブレディ C】
ルキナ
あっ、ブレディ。
ブレディ
ル、ルキナ…
ルキナ
あら…元気がないんですか?
ブレディ
何言ってやがる?見ての通りだぜ!
ルキナ
見ての通りって…。見たままですと、
あまり顔色が優れないように見えますよ?
ブレディ
う、うるせぇよ!
こ、おれは、す、少し風邪をひいただけだ!
ルキナ
それはいけません。
無理をせずに寝ていた方がいいですよ?
ブレディ
大丈夫だよ、こんなの…ひ、ひっ、
…ヒ、ヒ、ジョッォォォォン!!
ルキナ
ほら、言ってるそばから、
そんな変なくしゃみをして!
ブレディ
う、うるへぇっ…ぐじょんcつ!!
『変な』は余計だぁっ…ぐじょんっ!
ルキナ
私、風邪に効く薬を持っているんです!
今から持ってきますね?
ブレディ
そ、そんなのいらねーよっ!
いいから俺に構うんじゃねーよ!!
ルキナ
そ、そうですか?わかりました…
でもあまり無理はしないでくださいね?
ブレディ
…いいから俺に構うなよ。
ほら、お前もあっちいけって!
風邪を移しちまうだろcつ!
ルキナ
は、はい…。それでは、また…
(ルキナ、去る)
ブレディ
ちっ…!情けねぇったらありゃしねぇ。
戻る
【ルキナ×ブレディ B】
ルキナ
せいっ!たぁ!やぁっ!!
はああっーーーっ!!
ブレディ
ルキナのヤツ…あいかわらず精がでるな。
一体、素振りをどれだけ続けるつもりだ…?
ルキナ
あぁぁっーーー!!!!
!!!うくっ…
ブレディ
…ん?
(がちゃん)
ブレディ
ルキナ!?どうした!?
ルキナ
ブ、ブレディ…
いえ、なんでもありません。
ちょっと…手が滑って剣を落としただけです。
ブレディ
…腕、見せてみな。
ルキナ
え、あの…いや、ブレディ!何を!?
ブレディ
首も見せてもらうぜ。
………
…やっぱりな。お前、体を酷使しすぎだ。
今日はもう稽古は止めて、寝てろ。
ルキナ
な、何を言うんですか?
そんな…休んでる暇なんてありません。
ブレディ
ったく。お前は他人のことばかり気にして、
自分の体のことはちっとも分かってねぇ!
そんなんじゃ…、
戦いに出ても足を引っ張っちまうぞ。
ルキナ
えっ…それはどういう意味ですか?
ブレディ
俺が最初に就いたクラスは僧侶だったろ?
だから自分じゃなくて、
他人ならいくらでも看られる。
ちょっとジッとしてろ…
ルキナ
…ブ、ブレディ。
ブレディ
………
ルキナ。今日は、体全体が重くなかったか?
ルキナ
…ど、どうしてわかるんですか!?
ブレディ
…首の筋が腫れてるみてぇだな。
ルキナ
……首の筋…ですか?
ブレディ
首はな、脳からの信号を体に送る際に
絶対に通る場所なんだよ。
そこが炎症しちまうと、ちょっとした疲れで、
すぐに体が動かなくなっちまうんだ。
ルキナ
…そ、そうなのですか?
では、どうしたら?
ブレディ
さっさと寝ろ。
んで、首の下に、冷たい手ぬぐいでも
置いておきな。
起きたら、首をちょっと回して
優しく揉んでおくんだな。
ルキナ
あ、ありがとうございます、ブレディ。
…試してみます。
(ルキナ、去る)
ブレディ
休む時にはしっかり休めよ。
…って、もう行っちまったか。
戻る
【ルキナ×デジェル C】
デジェル
……あっ、
いたいた。
ルキナ、今、時間はある?
ルキナ
あら、デジェル。なにか用ですか?
デジェル
ちょっと聞いてくれる?
さっき、兵士たちと戦闘訓練したんだけど、
私に勝てる人が一人もいないのよ!
まったく…情けないわよねぇ。
ルキナ
…でも、デジェルに勝てる兵士なんて、
そうそういないのでは…?
デジェル
またまた〜。
お世辞なんて言わなくていいわよ?
あなただって十分強いでしょう?
私、あなたには勝てる気がしないもの。
ルキナ
えっ…そ、そんな、私なんて。
デジェル
いいえ、私にはわかる。あなたは強いわ。
そして、あなたと私さえいれば、
誰の力も借りる必要なんてないのよ。
ルキナ
えっ!?…そ、そうでしょうか?
それはさすがに言い過ぎでは…?
デジェル
いいえ、軍隊というのは組織が大きすぎて、
何をするにも不都合なことが多すぎるわ。
古の昔…英雄王マルスのさらに祖先は
たった一人で邪悪な存在を倒したって話だし、
本当は私たちも、もっと少数精鋭で
戦った方がいいんじゃないかしら?
ルキナ
少数の利点ももちろんありますが…
デジェル
結局軍隊なんて融通が利かないだけ。
しょせんは烏合の衆なのよ。
ルキナ
確かに大勢の人達と一つの目的を
共有するというのは、思っている以上に
難しいとは理解はできます…
個々の力を育て、単騎で戦い抜ける力を
身に付けようという姿勢も
もちろん素晴らしいものだとわかります。
デジェル
でしょう?ルキナなら
わかってくれると思ってたわ!
やっぱり私たちって気が合うのね!
ルキナ
ただちょっとデジェルの考えは
極端すぎると思うんですが…
デジェル
…ん?何か言った?
ルキナ
い、いいえ…。何も…
戻る
【ルキナ×デジェル B】
デジェル
ルキナ〜!ねえ、二人で食事でもどう?
ルキナ
えっ…ご一緒するのはかまいませんけど。
二人だけ、ですか?
デジェル
だって、他の弱い兵士たちと
食べていても楽しくないでしょう?
ルキナ
そ、それは少し言い過ぎな気もしますよ?
みんな等しく、大切な仲間でしょう?
デジェル
それはそうだけど…。やっぱり、
心許せる者同士の方が楽しいじゃない?
それとも…ルキナは、私と二人で
食事するのは嫌…なの?
ルキナ
ち、違います!
なんでそんな話になるんですか?
デジェルは幼馴染ですし、
それに信頼できる戦友です!
デジェル
本当?ありがとう、ルキナ!
私も親友だと思っているわ!
ルキナ
…でしたら私の提案を聞き入れて、
みんなと一緒に食事をしませんか?
デジェル
う〜ん…わかったわ。
本当はあなたと二人が良かったけど…
まぁ、協調性だって大事よね…
じゃあ…行きましょう!
ルキナ
ありがとうございます、デジェル!
戻る
【ルキナ×デジェル A】
デジェル
ルキナ!
今日こそは二人で食事でもどう?
ルキナ
あっ…デジェル…。
ごめんなさい。
今日はお父様と二人で
ゆっくり食事をしようと思って。
デジェル
お父様って…クロム殿!?
さすがにクロム殿には負けるわね…
ルキナ
負ける…?
何に負けるんですか?
デジェル
だってクロム殿は、一兵士としても
ダントツに強いお方じゃない?
私が勝負を挑んでも負けそうだし、
今回は諦めるしかないかな…と。
ルキナ
諦めるとか負けるとか…ちょっと
デジェル、あなたは何と戦っているのですか?
デジェル
私は自分の力を信じてるし、
相手と比べもする。
それで自分より強ければその者を認めるし、
弱かったらそういう風に見る、
…そう言っているだけだけど?
ルキナ
戦士である以上、強さを求め、相手と
比較することは悪くはありません…
あたあなたの場合、その嫌いがありすぎて
孤立を招いてしまわないか、少し心配です。
デジェル
なぜ…?強い者を強い者と
評価することのどこが悪いの?
あなただって強いから、
私は認めているのよ?
ルキナ
逆に言うとあなたは、同じ仲間であっても、
自分より弱い者は認めないという事ですか?
デジェル
…そ、そういうことになるわね。
ルキナ
……デジェル…私たちは決して
闘技場で働く闘士ではないのですよ?
個として磨きながらも、軍として集団の力を
結集させなければならない。
他人と協調し、お互いに補い合ってこそ、
戦争は勝利することができると思うのです。
デジェル
わ、わかっているわよ、そんなこと…
ルキナ
では…そうですね。
…私と一騎打ちの勝負をしませんか?
デジェル
えっ…?
ルキナ
それでデジェルが私に勝てば、
あなたの主張が正しいと認めます。
あなたが希望するなら
共に軍を離れましょう。
ただ私が勝った時には、
もう少し仲間たちを認めてあげて下さい…
強い者も弱い者も、
みんなが皆のために精一杯戦っていると…!
デジェル
わかったわよ…
もう、私の負け。完敗よ。
ルキナ
…えっ?
デジェル
ルキナのその強い瞳を見ていて、
気圧されない人なんていないわよ。
そこまで言われて反抗する気なんて、
もう一切失せちゃったわ…
ルキナ
デ、デジェル…じゃあ。
デジェル
ええ…ごめんなさい。ルキナ。
私、自分が少し強いと思って
図に乗ってしまっていたわ。
独りでどうにかできる
わけなんて、ないのにね…
ルキナ
…わかって頂けましたか。
デジェル
ええ、でも強さが大事だという
この価値観を捨てる気はないの。
ただその気持ちを、これからはもう少し
自分以外にも向けてみるようにするわ。
ルキナ
…と、いうと。
デジェル
みんなが私に追いつけるように、
ちょっと稽古を付けてあげようかなってね。
ルキナ
そ、それは良い案ですね!
デジェル
そうすればみんな個人としても強くなるし、
私のイライラもなくなって万事解決でしょ?
ルキナ
うふふっ…でもデジェルは厳しいから、
みんなが付いて来られるのか心配です。
デジェル
そこは協調性を考えてやるわよ?
…思いやりという名のスパルタだけどね!
ルキナ
デジェル〜。
程々にお願いしますね!
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【ルキナ×ジェローム C】
ルキナ
ジェローム…
ジェローム
ん…ルキナか。
ルキナ
ごめんなさい、休んでいるところで…
ジェローム
いや…いい。何か用か?
ルキナ
用というほどではないんですけど、
お礼を言っておこうかと思いまして…
ジェローム
礼?特に言われる覚えはないが…?
ルキナ
忘れましたか?
仮面を貰ったじゃないですか。
もし、正体を隠す必要が
ある時には、これを使えと。
ジェローム
ああ。なにかと思えば、そんな事か…
ルキナ
はい。とても役に立ったので、
改めてお礼を言いたかったんです…
ジェローム、ありがとうございます。
ジェローム
気にするな…
必要だと思ったから渡したまでだ。
ルキナ
仮面のおかげで、ずいぶん助かりました。
ジェローム
そうか…
戻る
【ルキナ×ジェローム B】
ルキナ
うーん…困ったわ。
ジェローム
どうした、ルキナ。渋い顔をして?
ルキナ
あ、ジェローム…
ジェローム
何かあったのか?
ルキナ
ペンダントを…失くしてしまったんです。
ジェローム
ペンダント?
ルキナ
はい…お母様の形見のペンダントが、
どこかへ行ってしまって…
ジェローム
心当たりはないのか?
ルキナ
物資の整理をしていた時に
汚してはいけないと思って外したので…
その時だと思っていたのですが…
ジェローム
その場所にはなかったのか?
ルキナ
ええ…。探してはみたんですけど…
ジェローム
…では歩いている最中に
外れて落ちたのかもしれないな。
ならばこの周辺を探してみるか。
ルキナ
ジェローム…手伝ってくれるんですか?
ジェローム
…大切なものなんだろう?
ルキナ
はい…。ジェローム。
ありがとうございます。
ジェローム
礼は見つかってからにしろ。
さあ、行くぞ。
ルキナ
は、はい…!
戻る
【ルキナ×シャンブレー C】
シャンブレー
…はぁ。
俺…なんとか生きてるな。
くそっ!なんでこんなに
怯えながら生きていかなきゃならないんだ。
………
(ルキナ、現れる)
ルキナ
ん?シャンブレー?
どうかしたんですか?
浮かない顔をしていますが。
シャンブレー
あぁ、ルキナか。
…いや、戦争は嫌だなって思ってな。
ルキナ
そうですね…
今もなお、苦しんでいる人がいます。
早く終わらせるためにも
私たちが頑張らないと…
シャンブレー
そうじゃない…
俺は…自分が死ぬのが恐いのさ。
一族最後の生き残りだから死ぬわけには
いかないって…
相変わらず勝手なことを考えてる。
ルキナ
…シャンブレー。
シャンブレー
だが…勘違いしないでくれよ。
そんな俺でもみんなのためになりたいとも、
もちろん思っているさ。
だから、戦闘には参加する。
でもな…実際出たくないのが本心って事だ。
はははっ…情けないなぁ。
ルキナ
…わかりました。
シャンブレー
ルキナ?
ルキナ
あなたの背中は私が守ります。
…だから安心してください。
シャンブレー
えっ…?
ルキナ
私がこれからは必ずあなたを守ります。
あなたが恐れないで戦えるように。
シャンブレー
ルキナ…情けなくてすまん。
でも、ありがとう。助かるよ。
ルキナ
いえ、仲間の皆の悩みを無くしたいと思うのは
当たり前のことです。
むしろあなたの悩みを聞かせてくれて、
私は嬉しく思いますよ。
シャンブレー
ルキナ…
ルキナ
じゃあ私、行きますね…
(ルキナ、去る)
シャンブレー
ったく…俺は本当に情けないな…
戻る
【ルキナ×シャンブレー B】
シャンブレー
痛っ…て。
まだ痛むのか。腕の傷…
なかなか塞がらないな…
あの時、敵の影には気づけてたんだがな…
さすがに無理をしすぎたか。
まぁでも…死ななかったんだし、
これぐらいの傷で済んで良かったよな。
(ルキナ、現れる)
ルキナ
シャンブレー…少しいいですか?
シャンブレー
ルキナ。どうした?
ルキナ
先日の傷の具合はどうかと思いまして。
シャンブレー
ああ、もう、なんともない。
まったく、ルキナにはかっこ悪いところ
見られちまったな。
あれだけの敵と対峙しておきながら、
…詰めが甘かった。
ルキナ
そんなことないですよ。
無事でよかったです。
それよりもあなたの背中を守ると言いながら、
怪我をさせてしまい、申し訳ありません。
シャンブレー
そ、そんな事、気にするな!
戦闘中だから怪我くらいするさ。
ルキナ
…で、でも。
シャンブレー
ありがとう、ルキナ。
次は…もっとしっかり戦ってみせるさ。
タグエルの戦い方っていうのを
敵に見せ付けてやるんだ。
ルキナ
シャンブレー…
シャンブレー
ん?
ルキナ
……あまり無茶をしないでください。
…この間の戦いはあなたがむしろ、
私を守るように戦っていたように感じます。
…それでは私が約束した意味がありません。
シャンブレー
…そ、そんなこと言ったって、
ルキナだって戦ってるんだ。
いつでも俺につきっきりでは
いられないだろ?
それに仲間なんだから助け合うのは
当たり前だし。
ルキナ
もちろんそうですけど…
シャンブレー
そうだな…俺は死ぬのも傷つくのも嫌だし。
まぁ…死なない程度に頑張ることにするさ。
ルキナ
はい…私も出来る限り、
あなたの背中を守りますね。
戻る
【ルキナ×ロラン C】
ロラン
ルキナ…
ルキナ
あ、ロラン。どうしかしましたか?
ロラン
ちょっと足を見せてもらってもいいですか?
ルキナ
えっ…?な、なんですか、突然?
ロラン
あの…もしかして、ルキナは
足を怪我してるんじゃないかと思って。
ルキナ
えっ…!?どうしてわかったんですか?
みんなに心配をかけないようにと思って、
怪我のことは隠していたのに…
ロラン
いつもより…足を引きずっていた様に
見えましたからね。
これはなにかあるな、と思ったんです。
ルキナ
ロラン…すごいです。
よくそこまで目が行き届きますね。
ロラン
みんなの体調を把握して、手助けするのは
僕の役目だと思っていますから。
…それよりも、ルキナ。
足の治療、しっかりとしてくださいね。
仲間に心配をかけられないという、
ルキナの気持ちはわかりますけれど…
怪我の治りが中途半端な方が、
みんなに迷惑をかける恐れもありますから。
ルキナ
わかりました…ロラン。
今は無理をしないで治療します。
ロラン
はい、そうしてください。
…でも、僕はこれで。
(ロラン、去る)
ルキナ
ロラン…しっかりしていますね。
私も見習わなくては…!
戻る
【ルキナ×ロラン B】
ルキナ
うーん…おかしいですね…
ロラン
おや、ルキナ。どうかしましたか?
…何か困った様子ですけど。
ルキナ
…ああ、ロラン。
今、剣の素振りをしていたんですけど、
なんだか、しっくりこなくて…
ロラン
しっくりこない?
ルキナ
ええ…剣を振った時の勢いが、
イマイチな感じがするんです…
ロラン
そうですか…でも困りましたね。
僕はルキナほど剣術は詳しくないですし。
…でも、いちおう僕にも
ルキナの素振りを見せてもらえますか?
ルキナ
ええ、もちろん…
じゃあ、やってみますね。
…いち…に…さん…!
ハッ!!!
(ぶんっ!)
ロラン
ふむ…ああ、そういうことですか!
うまくいかない原因、わかりましたよ!
ルキナ
ええっ!本当ですか?こんなに早く!?
ロラン
はい。先日の足の怪我をかばっているのか、
以前よりも踏みこみが浅くなっています。
怪我を治したばかりの患者さんには
そういうことがよくあるそうですよ?
足をあと半歩踏み込むようにすれば、
きっと元通りになるはずですよ。
ルキナ
そうですか…じゃ、やってみますね。
…いち…にっ…さん…
たぁッ!!
(ぶんっ!)
ルキナ
あっ、今の感触…元の振りに戻ってる!?
ロラン、ありがとうございます!
よく私のクセがわかりましたね!
ロラン
いえいえ、大した事じゃありませんよ。
ルキナ
ロランは本当に私たちの事を
よく見てくれているのですね。
本当に助かりました。
ありがとうございます!
ロラン
はい、こういうのは
僕の得意分野ですからね。
困ったことがあったら、
いつでも頼ってくださいね。
ルキナ
はいっ!
ありがとうございます、ロラン!
戻る
【ルキナ×ロラン A】
ルキナ
あの、ロラン…
少しお時間をいただいてもいいですか…?
ロラン
あっ、ルキナ…な、何でしょうか?
ルキナ
最近、ある噂を耳にしたんです…
ここのところ、ロランの仕事ぶりが、
前に比べて雑になっていると…
ロラン
えっ…!そ、そんな…!?
ルキナ
皆もロランに頼り過ぎている所がありますし、
そういった噂は根も葉もないものだと
…私は考えています。
ただあなたにもし原因があるのなら、
こういう事は直接聞いた方が
良いかと思って…
ロラン
そ、そうですか…
ルキナ
どうですか、ロラン?
…見に覚えがないのなら、皆には
私から強く言って聞かせますが?
ロラン
あ…は、はい…えと、本当です…
最近ちょっと仕事に集中できなくて…
ルキナ
なにか悩みでもあるんですか?
私でよければ力になりますよ?
ロラン
あ、あの…僕、なんと言えばいいか。
ルキナ
ロラン、遠慮しないで。
なんでも打ち明けてください。
私の方こそ、あなたにはいつも
お世話になっているのですからね?
ロラン
…では、言います。僕、自分というものが
よくわからなくなってしまって…
いつものように皆さんのサポートを
していたんですが、ある時気づいたんです。
これは、僕の押しつけなんじゃないかって。
…だってこの軍にいる人達って、みんな
すごい力を持っているじゃないですか?
そんな皆さんに対して、
僕如き人間がサポートした所で、
それは結局
ただの自己満足なんじゃないかって…!
ルキナ
ロラン、それは考え過ぎです!
あなたは十分サポートしてくれています!
…私が保証します!
ロラン
ル、ルキナ…!
ルキナ
でも…ロランの場合は、もっと自分の事に
気をかけてあげた方がいいかもしれません。
ロラン
自分の事…ですか?
ルキナ
少しずつでもいいんです。やり方が
わからなかったら、私に聞いて下さい。
ロラン
ふふっ…!ルキナの方こそ自分の事なんて
考えてなさそうですよ?
聞く相手として、
ちょっと間違ってそうですけどね?
ルキナ
…あっ。い、いえ…うふふ!
そう考えると…そうかもしれませんね!
ロラン
じゃあ二人で自分のために
どうすればいいのか、考えましょうか?
ルキナ
うふふ、そうですね。それが良さそうです!
戻る
【ルキナ×ロラン S】
ルキナ
ロラン、今いいですか?
ロラン
…ル、ルキナ。
ルキナ
今日はあなたと一緒に自分のために何が
できるか、考えようと思いまして…
ロラン
………
ルキナ
…ロラン?ど、どうしたんですか?
キョロキョロと落ち着きなくして…?
ロラン
す、すみません…ルキナ!
ルキナ
様子が変ですよ…どうしたんですか?
ロラン
そ、それは…ちょっと…その。
ルキナ
何か悩みがあるなら、
私も一緒に考えますよ?
困った事があったら
私に頼ってと言ったじゃないですか!
ロラン
…わかりました…話します…
僕、前に集中できない理由で…
他の人たちをサポートできているか
不安だからとお話しましたが…
あの話には続きがあったんです…
ルキナ
えっ…?
ロラン
僕が本当にサポートできているか
不安だったのは…ルキナ、あなたです。
だからこそ僕は悩み、他の人に対しての
配慮をおろそかにしてしまいました…
ルキナ
それは…どういう意味ですか?
ロラン
ルキナはクロムさんの実の娘であり、
王女そして英雄の血を引く者…
そんな偉大な人のサポートを、僕ごときが
どうやったらできるというのでしょうか?
ルキナ
いえ、そんな…!
ロラン
僕はルキナをサポートしたい…
でも、サポートできているとは思えない…!
そう考えると、もう全てが、
手に付かなくなってしまって…
皆さんにも迷惑をかけてしまいました。
ルキナ
えっ!そ、そうだったんですか…
ロラン
…はい。僕、ルキナの事が好きです。
ルキナ
えっ!?
ロラン
すみません…
僕は皆さんの中で噂に立つほどに
仕事をないがしろにしたあげく、
そして釣り合うわけなんてないのに、
ルキナに分不相応な恋心を抱いたりして!
ルキナ
そ、そんなことはありません!!!
わ、私…とても嬉しいです。
私もみんなのためにいつも一生懸命に
働くあなたが大好きでしたから…
そう言ってもらえて…嬉しいんです。
ロラン
えっ!?じ、じゃあ、僕の思いを
受け止めてくれるんですか!?
ルキナ
はい、当たり前です…。最初から
私の心は決まっていたんですよ?
ロラン
…そ、そうだったんですか?
やった、やった!ありがとうございます!
ルキナ
ロラン、これから二人で
支え合って生きていきましょう?
ロラン
そうですね…。もう自分のために
なんて考える必要はない。
僕らは互いにお互いのことを
考えていけばいいんですからね!
ルキナ
そうですね、ロラン!
そのとおりだと思います!
戻る
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