【バジーリオ×フラヴィア C】
バジーリオ
おっ、こんなところにいい女・・・
かと思ったら、なんだフラヴィアかよ。
ちっ、まぎらわしいなぁ。
思わず口説きそうになっちまったぜ。
フラヴィア
・・・あんたさ、いい歳こいて、
そんな冗談ばっかり言ってていいのかい?
バジーリオ
なにを言ってやがる。
男はいくつになっても、
愛を追いかけ続ける狩人なんだぜ?
フラヴィア
だったら、いい加減そんな振る舞いは
止めて、もっと落ち着いたらどうなんだい?
バジーリオ
ふ〜む・・・そうだな。
確かに俺は身体的にも精神的にも若いが、
この軍の中では年長者の部類だからな。
フラヴィア
バカを言うんじゃないよ。男性陣だと
ダントツにあんたがオッサンだろうに。
バジーリオ
グッ・・・!
お前・・・本当、俺には手厳しいなあ・・・
だが、俺からほとばしる、この熱き情熱は
まだまだヒヨっ子どもには負けねぇぜ!
フラヴィア
寝ぼけた中年には、一発かまして
やらないと目が覚めないみたいだねぇ・・・
バジーリオ
お前なぁ!
お前こそそんな乱暴な事ばっかり言って、
女だって意識されてねぇんじゃないか?
鎧か服に『私は女です』って
書いておいた方がいいんじゃねぇーの!?
フラヴィア
・・・おや、こんなところに
よく斬れそうな剣があるね。
なにか、試し切りに使えるモノはないかねぇ。
・・・うりゃっ!
バジーリオ
お、おいおい!危ねぇだろうが!
・・・ったく、冗談のひとつも言えやしねぇ。
せっかく大人同士、しっとりと相談にでも
乗ってやろうと思ったのによぉ・・・
フラヴィア
大人同士・・・?相談?
バジーリオ
ま、話の続きは次にするか!じゃ、またな!
フラヴィア
あっ、こら!バジーリオ!
ったく・・・なんだい、そりゃ?
あんたみたいなのが相談相手になるかっての。
戻る
【バジーリオ×フラヴィア B】
バジーリオ
おっす、フラヴィア。今、ヒマか?
フラヴィア
私の人生が始まった時から最期まで、
あんたの相手をしてる暇は無いね。
バジーリオ
イヤミを言う余裕があるってこたぁ、
ヒマってことだな。
まぁ、邪険にするな。
土産に美味い酒を持ってきたからよ。
フラヴィア
酒・・・?
へえ、なかなか気が利くじゃないの。
バジーリオ
おうよ。
フラヴィア
ふうん・・・じゃ、その酒に免じて
話し相手くらいはしてやるとするかね。
バジーリオ
そいつぁどうも。
じゃあます人生相談の手始めとして・・・
お前、、仲間の中で
いいなと思う男はいるか?
フラヴィア
藪から棒だねぇ・・・
まったく人生相談とも関係ないし・・・
あんた一体、何がしたいんだい?
バジーリオ
いいから、いいから。答えろよ?
こういうのは酒の肴にゃ、最適だろーがっ。
恋人がいようが結婚していようが、
異性の品定めってのは盛り上がるもんだ。
フラヴィア
・・・そうだねぇ。やっぱりクロムかねぇ?
腕も立つし、器量もある。いい男だしね。
バジーリオ
だが奴は朴念仁だぜぇ。
軍の事を考えてる時にゃ、
女が裸で歩いてても、気づかねぇような男だ。
フラヴィア
じゃああんたはどうなのさ?
バジーリオ
俺か・・・?俺はやっぱり、ルキナだな。
フラヴィア
おいおい。そりゃ親子ほどの年齢差じゃないか。
さすがに無理があるんじゃ・・・?
バジーリオ
それを言うならお前とクロムだって
似たような年齢差だろ?
フラヴィア
・・・おや。まぁ。
無性に何かが斬りたくなってきたよ・・・
バジーリオ
・・・!
フラヴィア
年齢を話題にするってのはね・・・
男と女じゃ覚悟の重さが異なるんだよ?
バジーリオ
お、おいおい!待て!武器を構えるな!
フラヴィア、落ち着け!
フラヴィア
・・・まだ酒を飲む前に
つぶれてみるってのはどうだい?
バジーリオ
だ、だから、刃をこっちに向けるなってのっ!
・・・ほらっ、そんなおっかねぇ顔してたら、
寄ってくるもんも、離れていくぜ?
フラヴィア
う、うるさいねぇ!さっきから
聞いていればムカつくことばかり!
もう!いいから
酒だけ置いて、とっとと消えな!!!
バジーリオ
えっ!?マジ?
フラヴィア
・・・マジ。二度とは言わないよ。
酒置いて、私の視界から消えな!!!
バジーリオ
く、くそう!
やってることは、まるで山賊じゃねえか!
ち、ちっくしょ〜!覚えてやがれ〜!
フラヴィア
・・・そっちこそまるで、
下っ端の悪党みたいな捨て台詞だね。
ったく・・・あんな男が国王だったんだから、
私も苦労するんだよ・・・
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【バジーリオ×フラヴィア A】
バジーリオ
よう、フラヴィア!
またお前をからかいに来たぜ?
フラヴィア
よくもまぁ堂々と
そんなことを言えるもんだね。
バジーリオ
ははっ、冗談だよ、冗談。
この間も言っただろ?
お前と人生相談をしようと思ってな!
よーし、じゃあ次はフェリアの今後について
語り合うとすっか!
フラヴィア
あんたはもう王座を退いただろ?
だからあんたが出る幕はもう無いよ。
私の好きにさせてもらうよ。
バジーリオ
もちろん、国王の座から降りた俺には
責任も権限もねぇ。
だが、国王の先輩としては、お前にも
色々と助言ができるかもしれねぇだろ?
フラヴィア
助言ねぇ・・・。とてもそんな良いものを
もらえる気がしないけど・・・
具体的にはどんな事を言ってくれる
つもりなんだい?
バジーリオ
まずはフェリアの王国は寒いからよぉ。
大陸が安定した暁には、ちょいと国民を
他国に移住させたいと思ってるわけよ。
フラヴィア
国民を・・・移住?
そんなの国力が低下するじゃないか?
バジーリオ
低下させないための国交だろうがよ。
混乱を極めた今じゃ確かに無理だが、
世界が平和になった後なら絶対できるって。
フラヴィア
・・・う、うーん。確かに行う意義は
あるのかもしれないけどねぇ。
バジーリオ
国の中で引き籠るだけじゃなく、
世界各国を旅して回った俺だからこそ、
考えられる政策だろう?
それぞれの国や地方には
独自の政治や文化がある。
それらを吸収して学んでフェリアへと
持ち帰ってもらう事だって、
国交の一つのあり方だぜ?
フラヴィア
なるほどねぇ。しかしあんたらくないね。
こんな真面目な話をするだなんて。
バジーリオ
バカ言っちゃいけねぇ。年齢の話も、
好いた惚れたの話も、政治の話だって、
俺ら大人ならではの立派な相談じゃねぇか。
フラヴィア
フフッ・・・そうかもしれないねぇ。
まぁ今の国王は私だからね、
あんたの意見を採用するかは
また別の話だけどさ。
バジーリオ
・・・へいへい、わかってますよ。
フラヴィア
まぁ懲りずにこれからも意見を宜しく頼むよ。
前・国王殿?
バジーリオ
へっ・・・仕方ねぇな。
まずはその前に世界の平定が先だけどな。
現・国王さんよぉ?
フラヴィア
ああ、もちろんさ。
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