縮緬遊戯堂・紫龍館
ファイアーエムブレム覚醒 攻略 ファイアーエムブレム覚醒 攻略
支援会話一覧


【グレゴ×ノノ C】
ノノ
おじさん!

グレゴ
お兄さん…いや、グレゴさん、だ。
それに俺がおじさんなら、
あんたはおばぁぁぁぁさん、だろ。

ノノ
ノノ、年の割には若く見えるって
よく言われるもん。

グレゴ
あー…それはな、社交辞令ってんだ。
いや、社交辞令?ちょっと違うな。
こういう場合、なんて言うんだ?

ノノ
そんなのいいから、
ちょっとノノのお話し聞いてよ。

グレゴ
金貸せって話なら無駄だぞ。
俺は貧乏暇なしの最前線にいるからな。

ノノ
そんなの知ってるよ。
今日は、ノノがあげるの。

グレゴ
なんだぁ?金をくれんのか?

ノノ
ノノ、お金持ってないよ。
すぐ落とすから持たせてもらえないの。

グレゴ
…まぁ、俺もあんたにだけは
預けたくねぇなぁ。

ノノ
ふーんだ、いいもんね。
ノノ、お金なんて興味ないもん。

グレゴ
そいつぁいいことだ。
それで?なにをくれるって?

ノノ
そうそう、これ!
ノノが作った腹巻き!

グレゴ
…とことんおじさん扱いか。
だが悪ぃな。俺は暑がりなんだよ。

ノノ
これ、厚くないよ。ノノのうろこを
編み込んであるから薄くて強いの!

グレゴ
マムクートのうろこ入りか。
そいつぁちょっとすげぇな。

ノノ
えへへ、でしょ?
ノノを助けてくれたお礼だよ。

グレゴ
あーなるほど、そういうことね。
なら、ありがたくもらっとくよ。

ノノ
うん!



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【グレゴ×ノノ B】
グレゴ
ノノ、ちょーっと来てくれるか。

ノノ
なに、グレゴ。

グレゴ
グレゴさ…いや、いいか。
おじさんよりはましだ。
っと、そんなことより
こっちへ来て座ってくれ。

ノノ
なぁに?

グレゴ
あんたにもらった腹巻きだが、
かーなりいい調子だぜ。
さっきの戦闘でもこいつのおかげで
ずいぶん助けられた。

ノノ
やったね。
めでたしめでたし。

グレゴ
いーや。ありがたくはあるが、
めでたくはねぇ。

ノノ
え?どうして?

グレゴ
ノノ。この腹巻きを作るために
何枚のうろこを使った?

ノノ
えーっと…わかんない。

グレゴ
わかんないってことは、
一枚や二枚じゃないってことだな?

ノノ
うん…そうかな。

グレゴ
ったく…竜のうろこってこたぁ
あんた自身の皮膚みてぇなもんだろ?
はがすのは痛かったろうし、
はがした部分は防御が落ちる。
俺のためにってのはうれしいが、
もう無茶なことはしてくれるなよ。

ノノ
はーい。

グレゴ
防御が落ちた分は俺が守るから、
次の戦いんときは俺から離れるなよ?

ノノ
うん、わかった!



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【グレゴ×ノノ A】
グレゴ
ノノ。ここんとこ俺たち、
近くで戦うことが多いよなぁ。

ノノ
うん。ノノがグレゴを
守ってあげてるからね。

グレゴ
あー…どっちが守ってるかは
とりあえず置いとくが…
近くで戦うなら、連携を深めとくほうが
なにかと都合のいいことが多い。
ってなわけで、特訓しねぇか。
連携を深めるためのよ。

ノノ
え…ノノ、クロムのおにいちゃんたちと
遊ぶ約束してるんだけど…

グレゴ
特訓が終わったら俺がいくらでも
遊んでやるから今は我慢しとけ。
よく言うだろ?若いときの苦労は
買ってでもしろ、ってな。

ノノ
ノノ、若くないもん。
それに苦労もいっぱいしてるもん。

グレゴ
あー…そうだった。
あんたは…そうだったよな。悪かった。
お節介おじさんは退散するわ。

ノノ
…グレゴ、怒ったの?

グレゴ
いーや、まったく。むしろ俺が
怒られなきゃならねぇくらいだ。
あんたのことを考えてたつもりが
ひとりよがりになっちまってた。
俺の常識や尺度で
あんたを測っちゃいけねぇよな。

ノノ
…………
…やっぱり、ノノ特訓する。

グレゴ
おいおい、俺はほんとに怒ってねぇぞ。
気を遣うこたぁねぇ。

ノノ
いいの。グレゴはノノのこと、
いっぱい考えてくれてるんでしょ?
ノノ、すごくうれしいから、
グレゴといっしょに特訓する。

グレゴ
無理は…してねぇか?

ノノ
全然!あ、でも特訓が終わったら
グレゴがいっぱい遊んでよ!

グレゴ
はは、了解だ。



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【グレゴ×ノノ S】
グレゴ
よーし、これで俺たちの連携は完璧だ。
長かった特訓も終了だな。

ノノ
やったぁ!やっとグレゴと
いっぱい遊べるね!

グレゴ
あー…それについてだが…。

ノノ
えぇっ!遊ばないの!?

グレゴ
なーんでそうなるんだよ。

ノノ
じゃあ、遊ぼうよ!

グレゴ
その前に、これを見てくれ。

ノノ
あ、指輪だ!きれいだね!

グレゴ
こいつはな、一生いっしょに
遊ぶっつー約束をする指輪だ。
ノノに、もらって欲しい。

ノノ
一生いっしょに!?それ、すごいね!
ちょうだいちょうだい!!

グレゴ
あー…もしかしてわかってねぇか?
結婚しねぇかってことなんだが…。

ノノ
わかってるよ!
愛してるぜ、って言うやつでしょ?
はい、じゃあグレゴから。

グレゴ
なにぃ!?じょ、冗談だろ?

ノノ
どうして?ノノとは遊びなの?
はっ!そういえば一生遊ぶって…!

グレゴ
なんでそうなんだよ。
ったく、しょうがねぇな…。
あー…愛してるぜ、ノノ。

ノノ
えへへ…ノノも愛してるよ、グレゴ。
ノノより先に死なないでね。

グレゴ
は、ははは…了解だ。



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【グレゴ×サーリャ C】
グレゴ
よーう、サーリャ。
ちょっと訊いていいかい?

サーリャ
…お断りよ。私は今、忙しいの。

グレゴ
つれないねぇ。おじさんの相手は
してられないってか。

サーリャ
年齢なんて…どうでもいいわ。
単にあなたの相手をしたくないだけよ。

グレゴ
おーtっと、こいつぁきついねぇ。
加齢臭を理由にしてくれたほうが
まだ救いがあるってもんだ。

サーリャ
異臭には…慣れているわ。
でも、あなたの相手はしない…

グレゴ
あー…質問がひとつ増えちまった。
なーんでそこまで嫌われてんだ、俺は?

サーリャ
相手をしたくないと言っているのが
聴こえないの…?

グレゴ
年をとると、都合の悪いことは
自然と受け付けなくなるもんなんだよ。

サーリャ
…そうなの?

グレゴ
お、意外なとこに食いついたな。

サーリャ
もしそれが事実なら…私の呪術が
効かなかった理由が説明できる…

グレゴ
ちょ、ちょーっと待った!
また質問が増えちまったぞ!
あんた、俺に呪いをかけたのか!?

サーリャ
なぜか…効かなかったわ。
そんなの…許せないでしょう?

グレゴ
なーるほど。それが俺のことを
毛嫌いしてる理由ってわけか。
あんたの呪術師としての矜持に
傷をつけちまったんだな。

サーリャ
忌々しいわ…あなたごときに…
完璧な術だったはずなのに…

グレゴ
あ!おーい!
まだ質問が残ってんだよ!
…たく。



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【グレゴ×サーリャ B】
グレゴ
ちょーっと待てって、サーリャ。
少しくらい話を聞けっつーの。

サーリャ
しつこいわね…二度とその口が
開かなくなる呪いをかけるわよ…

グレゴ
んー?俺には呪術は
効かねぇんじゃなかったのか?

サーリャ
…嫌な男。

グレゴ
おっとっと。こいつぁ参ったねぇ。
これ以上嫌われるのはご免なんだが。

サーリャ
だったら…髪と爪を差し出しなさい。
今度こそ完璧に呪ってみせるわ…

グレゴ
そいつぁかまわねぇんだが、
先に質問に答えてくれねぇか?
俺が女に今夜の予定以外の質問を
することなんて滅多にねぇんだからよ。

サーリャ
…いいわ。
ひとつだけ、答えてあげる…

グレゴ
質問はふたつなんだが…まぁいい。
単刀直入に訊くが…
あんたの呪術で死者を
蘇生させることは可能かい?

サーリャ
…呪術を行う者に訊ねる、
二番目に愚かしい質問ね…
ちなみに…一番は不老不死は
可能か…という質問よ。

グレゴ
あー…つまり、どちらも不可能だから
愚かしいってことでいいのかい?

サーリャ
そうね…蘇生させることは
不可能と言っていいわ。
ただ…
死者と会話するくらいなら…
そこまでしなくても出来るかも…

グレゴ
ほ、本当か!?
会話だけでもいい。
方法があるなら教えてくれ!

サーリャ
そうはいっても…蘇生ほどじゃないにせよ
簡単というわけでもないわ。

グレゴ
頼む!大事なことなんだ!
俺の骨でも魂でもくれてやるから!

サーリャ
…魂?
…本当?

グレゴ
ああ!

サーリャ
そうね…そういうことなら、
死者と話をする方法…調べてあげるわ。

グレゴ
そうか、恩に着る。



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【グレゴ×サーリャ A】
グレゴ
なぁ、サーリャ。資料の調査が
終わったってぇからついてきたが
ほーんとに死者と
話をすることができるのかい?

サーリャ
ええ…
誰の魂を呼び出して欲しいの…?

グレゴ
弟だ。名前は…グレゴ。

サーリャ
?同じ…名前?

グレゴ
ああ。弟が死んだとき、
名前だけでも生かしておこうと思ってな…

サーリャ
そういうこと…それで私の呪術が
効果を発揮しなかったのね…
貴方は名を受け継いだ相手の弟に…
何か未練をのこしている…
だから…本当の意味で
貴方の名前になりきっていないのよ…

グレゴ
そーれだと
何か問題でもあるのか?

サーリャ
もちろんよ…
本当の名前でなければ…・
呪いはかからない…
貴方に呪いがかけられなかった
理由が、やっとわかったわ…

グレゴ
あ、そーいうことね。
必要なら前の名前を教えるけど?

サーリャ
…あとでいいわ。
それより…念じなさい…
会いたい者の姿を…
そして話しなさい…

グレゴ
…グレゴ。聞こえるかい?

サーリャ
『…兄さん…兄さんなの?』

グレゴ
!弟の声…?
ほーんとに魂を呼び出したのか!?

サーリャ
『兄さん…』

グレゴ
…すまなかった。お前には
本当に悪かったと思ってる。
…恨みが消えないなら…言ってくれ。
俺ができることはなんでもする。

サーリャ
『ううん。恨んでなんていないよ。
 兄さんは僕のために戦ってくれたもの』
『もう、苦しまなくていいんだ。
 兄さんはいつまでも、僕の自慢だよ』

グレゴ
…やめてくれ。俺にそんなことを
言ってもらう資格はねぇ…

サーリャ
『じゃあね、兄さん。僕はもう行くよ。
 会えて…話せて…うれしかった…』

グレゴ
…グレゴ…

サーリャ
…気は済んだ?

グレゴ
あぁ…
ありがとよ、サーリャ。
山賊の人質にとられた弟を
助けられなかったあの日から、
ずっと心にかかっていたことが…
あんたのおかげですっきりしたぜ。
もう思い残すこたぁねぇ。
魂でもなんでも、持って行きな。

サーリャ
…少し疲れたから、
それは次の機会でいいわ…

グレゴ
そうかい…じゃあ、次の機会まで
魂を洗って待ってるぜ。



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【グレゴ×サーリャ S】
グレゴ
サーリャ。あんたには改めて
礼を言わなきゃなんねぇな。
弟に会わせてくれてありがとうよ。
おかげで生まれ変わった気分だ。

サーリャ
…許さないわ。

グレゴ
あー…詫びてるんじゃなくて、
礼を言ってるんだが…

サーリャ
貴方の弟の魂を体に降ろしたせいで…
あれから私はおかしくなった…
…なぜか、貴方を想う気持ちが
心を煩わせる…うっとうしいわ…

グレゴ
んー…それは俺に惚れたと
受け取ってくれていいのかい?
もしそうなら、こいつを
もらってくれねぇか。

サーリャ
指輪…?

グレゴ
輪の裏側に、
俺の名前が彫ってある。
横にあんたの名前も
彫りこみてぇところだな。

サーリャ
グレゴ…これからも
この名前を使い続けるのね…

グレゴ
ああ。あんたのおかげで
弟に対する心残りもなくなった。
こーれからは晴れて
『グレゴ』を名乗るってわけさ。

サーリャ
そう…
本当の名前になったのね…
うふふ…
これで呪いがかけられる…

グレゴ
おーう、どうにでもしてくれ。
あんたが望むことならなんでもするぜ。

サーリャ
私、不眠症なの…だから貴方にも…
眠れなくなる呪いをかけるわ…

グレゴ
あー…それってのはつまり、
眠らずにそばにいろってことかい?

サーリャ
…好きに受け取ればいいわ。

グレゴ
へっ…そーんな呪いなら
術なんざなくても大歓迎だ。
俺は眠らねぇ。一生あんたのそばに
寄り添うことを誓うぜ。



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【グレゴ×オリヴィエ C】
オリヴィエ
グレゴさん…あの、
お食事の用意ができました。

グレゴ
おーう、了解。
今日の食事当番はオリヴィエかい?

オリヴィエ
は、はい。お口に合うかどうか
自信がありませんけど…。

グレゴ
んー…もぐっ。

オリヴィエ
ど、どうですか?

グレゴ
うーまいねぇ。さすがオリヴィエ。
こいつはフェリアの煮込み料理か。

オリヴィエ
あ…そうです。
よくご存知ですね。

グレゴ
傭兵稼業の宿命ってやつで、
いーろいろ回ってるからねぇ。
あーそうだ。
こいつを少しかけて食ってみな。

オリヴィエ
は、はい。
…ぱくっ。もぐもぐ…。
!お、おいしい…!どうして…?
香辛料を少し足しただけなのに…。

グレゴ
こいつは俺が調合した香辛料でな。
食材に恵まれないときでも
旨いメシが食えるように研究したんだ。
なかなかよくできてるだろう?

オリヴィエ
はい…ほんとにすごいです。
香辛料でこんなに味が変わるなんて…。
あ、あの…私にも少しだけ
分けてもらえませんか?

グレゴ
あー…悪い。今ので最後だったんだよ。
また調合するから、そのときにな。

オリヴィエ
わ、私も…お手伝いします。
材料を集めるくらいなら…。

グレゴ
じゃあ、時間を見つけて
おいおいやってくか。

オリヴィエ
は、はい。



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【グレゴ×オリヴィエ B】
グレゴ
オリヴィエ、今日あたり
ちょっくら行ってみるかい?

オリヴィエ
え、あ…香辛料探しですね?
はい、あの…行きます。

グレゴ
今日はちーっと遠出するから
弁当でも作っていくか。

オリヴィエ
あ、それなら私が作ります…。

グレゴ
そーんじゃまぁ、ふたりで作るか。

オリヴィエ
は、はい。

(暫し後…)

グレゴ
よーし、できた。
さすがに手際がいいな、オリヴィエ。

オリヴィエ
ありがとうございます。
でも…私なんてまだまだ全然です。

グレゴ
なーに言ってんだよ。
ここの連中の中じゃ
オリヴィエの料理が一番うまいぜ?

オリヴィエ
えっ…?
ほんとに…そう思いますか?

グレゴ
思うねぇ。料理がうまくて気が利いて、
踊りも最高にいかしてる。
おまけに、ちょいと照れ屋で
とびっきりのべっぴんときてる。
男の理想を絵に描いたような
文句のつけどころのない女だぜ。

オリヴィエ
そ…そんなに褒めないで下さい!
は、恥ずかしいですー!
それに…私、そんなにいい子じゃ
ありませんーーー!!

グレゴ
ははは、謙虚なところも可愛いねぇ。
安心しな。あんたは良い子だよ。
いい傭兵ってのは人を見る目も一流だ。
そーんでもって俺は、超一流。
その俺が言うんだから間違いなし。

オリヴィエ
うぅ…グレゴさんたら
口が上手いんですから〜…!
で…でも、ありがとうございます…。

グレゴ
どーういたしまして。



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【グレゴ×オリヴィエ A】
オリヴィエ
グレゴさん…。

グレゴ
んー?おう、オリヴィエか。
なーに泣きそうな顔してんだ?

オリヴィエ
グレゴさん、背中を…見せてください。
怪我を…しているんじゃないですか?

グレゴ
…なんでそう思う?

オリヴィエ
さっきの戦いで私を
かばってくれたとき…
少しだけ、グレゴさんの動きが
不自然に見えました。
あれは…背中が痛んだときの
動きだった…と思います。

グレゴ
そんなことがわかるのか?

オリヴィエ
はい…私、皆さんの動きは
よく見てて知っているし…
踊りは一瞬の表情や繊細なしぐさが
すごく重要だから…。

グレゴ
俺の動きのちょっとした違和感にも
気づけたってか…まーいったねぇ。
そういうのは、ばれちまうと
かっこうがつかねぇんだよなぁ。

オリヴィエ
…ごめんなさい。
でも、私心配で…。
あの…これを塗らせてください。
傷によく効くお薬なんです。

グレゴ
やーれやれ、心配される側に
回っちまうとはなぁ…。
しょうがねぇ。頼むわ。

オリヴィエ
…はい。

グレゴ
っ…!

オリヴィエ
ご、ごめんなさい!
沁みちゃいましたか…?

グレゴ
あー…沁みるねぇ、あんたの気持ちが。
この分だと早く治っちまいそうだわ。
ははは、なんてな。

オリヴィエ
ほ…ほんとですか?
じゃあ私、もっと気持ちを込めますね。
グレゴさんが早く良くなりますように…。

グレゴ
お、なかなか可愛いこと
してくれちゃって。
若い子にこんなことしてもらって、
おじさん、感激しちゃうぜ。

オリヴィエ
ふふふ…。



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【グレゴ×セルジュ C】
セルジュ
グレゴ、そこ、危ないわよ?
ミネルヴァちゃんが通るわ。

グレゴ
う、おっとぉ。
飛竜に踏み潰されるのは勘弁だぜ。
まぁあんたにだったら
踏まれてもいいがな、セルジュ。

セルジュ
あらあら、私の踏みつけは
ちょっと刺激は強いわよ?

グレゴ
刺激的なのは大歓迎だぜ。
男と女はそうでなくちゃな。

セルジュ
では、とびっきり刺激的な場所へ
ご案内しましょうか?

グレゴ
んー?刺激的な場所って?

セルジュ
ミネルヴァちゃんの背に乗って、
遥かなる大空へ。

グレゴ
そ、空…?

セルジュ
ちょうど今から、天馬騎士の方と
偵察に向かうところだったのよ。

グレゴ
あー…女の誘いは断らねぇのが
俺の信条なんだが…空はなぁ…

セルジュ
もしかしてグレゴ…
高いところが苦手なのかしら?

グレゴ
ガキの頃に三日三晩、木のてっぺんに
縛りつけられて以来…な。

セルジュ
うふふ、
ひどいことをする方がいるものね。

グレゴ
んー…やったのは俺の親父なんだが、
ろくでもない奴だったのは確かだな。

セルジュ
まぁ、お父様が?
それは、大変だったわね。

グレゴ
やーめてくれ。女に寄せられる情は
愛情しか受け付けてねぇんだ。

セルジュ
あら、それは失礼。



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【グレゴ×セルジュ B】
セルジュ
ふぅ…ご苦労様、ミネルヴァちゃん。

グレゴ
おーう、セルジュ。
今日も大活躍だったな。

セルジュ
グレゴこそ、相変わらず
素晴らしい戦い方だったわよ。
…あら、ミネルヴァちゃん、
どうしたの…?

グレゴ
あぁ、あんたもいい仕事してたぜ、
ミネルヴァちゃん。

セルジュ
あらまぁ…この子の言ってることが
わかるのね?

グレゴ
あー…まぁ、なんとなくだがな。
昔、飛竜の谷に行ったこともある。
あのときの仕事は…今思い出しても
胸糞悪ぃもんだったがな。

セルジュ
どんなお仕事だったのかしら?

グレゴ
竜の爪を集める仕事だよ。
命を奪わねぇのが条件だったんだが…
いっしょに仕事を請けた奴らは
おかまいなしに狩りまくってやがった。
中には、子竜を守ろうとしてた
つがいの飛竜もいてな…
あの時の子竜の鳴き声は
今も耳から離れねぇ。

セルジュ
そう…

セルジュ
…!?ミネルヴァちゃん!?
どうしてそんなに鳴いてるの…!?

グレゴ
な…なんだなんだ?
どうしたってんだよ、セルジュ?

セルジュ
わからないの…ミネルヴァちゃんが
こんな鳴き方をするなんて…
まるで…
小さいときみたいな鳴き声…

グレゴ
!?そ、その鳴き声…
お前、まさかあのときの…?

セルジュ
そうなの?ミネルヴァちゃん。
………わかったわ。
ごめんなさい、グレゴ。
今日はお引き取り願えるかしら?

グレゴ
あ、あぁ…そうだな。
もう二度と面は見せねぇよ…

セルジュ
…あら、ミネルヴァちゃん。
何か言いたいことがあるの?
え…?
そう…そうだったのね…



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【グレゴ×セルジュ A】
セルジュ
グレゴ。こんなところで寝ていると
風邪をひいてしまうわよ。

グレゴ
ん、んー…。
お…セルジュか…?
ミネルヴァちゃんも…どうした?

セルジュ
お話ししたいことがあるの。
今、少しいいかしら?

グレゴ
それはかまわねぇが…
いいのかい、俺なんかと話して。

セルジュ
あら、ミネルヴァちゃんのことを
気遣ってくれるの?
ふふ、ミネルヴァちゃんが
言ってた通りの人ね、グレゴは。

グレゴ
血も涙もないひでぇ男だってか?

セルジュ
まさか。ほかの傭兵さんたちを
みんな敵に回してまでも
ミネルヴァちゃんを助けるために
戦ってくれたんだって聞いたわ。
おかげで、ミネルヴァちゃんは
命を奪われずに済んだ…
そして、私はミネルヴァちゃんと
出会うことができた…
あなたは…グレゴは、
私たちふたりの恩人だわ。

グレゴ
…目の前で親を殺されるガキの
気持ちは…よく知ってるんでな。

セルジュ
グレゴ…?

グレゴ
ろくでもねぇ親たちだったが、
目の前で死なれるのはつれぇもんだ。
ミネルヴァちゃんにも…
その気持ちを味わわせちまった。

セルジュ
それでも…あなたはミネルヴァちゃんを
助けてくれたんでしょう?

グレゴ
あのときだけだな…
俺が依頼をしくじったのは。

セルジュ
…ありがとう…

グレゴ
やめとけ、セルジュ。
女の涙は男を惑わせちまう。
涙の使いどころを間違えるな。

セルジュ
…間違ってなんかいないわ。
今が…そのときだと思うの。

グレゴ
…参ったねぇ。



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