縮緬遊戯堂・紫龍館
ファイアーエムブレム覚醒 攻略 ファイアーエムブレム覚醒 攻略
支援会話一覧


【ガイア×ベルベット C】
ガイア
はぁ…今日の収穫は
蜂蜜ひと瓶だけ…か。
砂糖菓子も残り少ないってのに、
これじゃ三日ももたないぜ…

ベルベット
ガイア?

ガイア
は?…ベルベットか。
何か用か?

ベルベット
『何か用か?』じゃないわ。
あなたこんな崖で何してるの。
普通、人間はこんなところまで
ひとりで登ってこられないわよ?

ガイア
あ、あぁ…
ちょっと蜂蜜採り…じゃなくて、依頼でな。
そう!俺は、依頼のためなら
どんなことだってできるんだ。うん。

ベルベット
…そう。

ガイア
…反応薄いな。
そこは普通『すごいわね』とか
『ガイアは運動神経がいいのね』とか
言うところじゃないのか?

ベルベット
…別に。タグエルならこの程度の運動神経
中の下にも入らないもの。

ガイア
あぁ…そう。

ベルベット
私はただ…
こんなところに人影が見えたから
もしかしたらタグエルの仲間かもしれない、
死んだと思っていた友人かもしれない
そう思ってしまって…

ガイア
ベルベット…
…すまないな、
お前に余計な期待を抱かせたみたいで…

ベルベット
…いいのよ。ガイアは悪くないわ。
じゃあ私、もう戻るわね…

ガイア
おい、ベルベット。

ベルベット
…なに?

ガイア
この崖、下るときはどうしたらいいと思う?

ベルベット
………



戻る


【ガイア×ベルベット B】
ガイア
ベルベット。
この前は世話をかけたな。

ベルベット
もういいわ。…まさか人間を背に乗せて
崖を下る羽目になるなんてね…
できれば二度としたくないわ。

ガイア
そうか?かっこ良かったと思うけどな。
ペガサスナイトならぬ、
ベルベットナイト、って感じで。

ベルベット
乗り物扱いしないでちょうだい!
あぁ…仲間が知ったら何て言うか…!

ガイア
そうカリカリするな。糖分足りてるか?
仕方ないな…えっとこの辺に…
ほら。とっておきの砂糖菓子だ。
これやるから機嫌直せ。な?

ベルベット
…?これは…初めて見るわ。
えっと…砂糖…?

ガイア
なんだ。砂糖菓子知らないのか。
これは人間の食べ物で
主に小腹が減った時や
イライラした時なんかに食べるもんだ。

ベルベット
へぇ…つまり、非常食ってこと。

ガイア
んー…まぁ、そんな感じだな。
少なくとも俺にとっちゃそうだ。

ベルベット
…甘い。懐かしい味だわ。
タグエルの非常食にも、
こういう味の実があったわね…

ガイア
甘い…実?

ベルベット
何?あなたタグエルの非常食に
興味があるの?

ガイア
あ…あぁ。もちろん。
すごく興味深いぜ。
それで?その甘い実は…
砂糖菓子に似た味の実はどこにあるんだ?

ベルベット
木の上になってるわ。

ガイア
!!どこの木だ?
甘い砂糖菓子っぽい実がなる木はどこだ?

ベルベット
高い崖の上よ。

ガイア
………

ベルベット
あ!ちょっとガイア!
あなた崖を下れないでしょう!?
もう助けに行かないわよ!?
崖の上で一生過ごすことになるわよ!?
………
…仕方ないわね…!



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【ガイア×ベルベット A】
ベルベット
…いい加減にしてちょうだい。

ガイア
…すまない。
ベルベットが話してくれた木の実が
気になって、つい…

ベルベット
ベルべットナイトは本当にこれっきりよ。

ガイア
あ…自分で言った。

ベルベット
わかった?

ガイア
あぁ…

ベルベット
…よろしい。
まぁ、甘いもの目当てとはいえ
あなたはタグエルの文化に
興味を持ってくれたものね。
その点は私も…嬉しかったわ。

ガイア
は?俺が甘いもの目当てだって
知ってたのか!?

ベルベット
あら、隠してるつもりだったの?
だってガイアはいつも『甘いもの…』
『甘い焼き菓子が欲しい…』って
ブツブツブツブツ言いながら
歩き回ってるから…

ガイア
あんな小さい独り言、聞こえるのか?!

ベルベット
タグエルは耳がいいのよ。

ガイア
ほぅ…すごいな。
それだけ耳がよけりゃ
情報収集も楽にできる。

ベルベット
そうでもないわよ。
色んな音が一気に聞こえるから
そう都合よく重要な情報ばかり
耳に入ってくるわけじゃないの。

ガイア
そうなのか…。
なぁ、他にもタグエルのこと教えてくれよ。

ベルベット
…なに?もう甘い木の実の情報は
教えてあげられないわよ?

ガイア
いや…今は甘いものは関係ない。
ただ純粋にタグエルのことに興味がある。
もちろん相応の報酬は支払うぜ。

ベルベット
報酬…ねぇ。タグエルは報酬を目当てに
働くことは無いのだけれど…そうね。
毎日ブツブツ甘いものの名前を呟くのを
やめてもらえるかしら。
正直…うるさいわ。

ガイア
…了解した。



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【ガイア×ティアモ C】
ティアモ
ガイアさん。
その服、昨日も着てませんでしたか?

ガイア
はぁ?なんだよお前。

ティアモ
あたしの気のせいでないなら、
一昨日も着てましたよね?

ガイア
ま、これは俺のお気に入りだからな。
…お前、ずいぶんよく見てるな。
ひょっとして俺のこと…

ティアモ
なに言ってるんですか!
すぐ着替えてきてください。
しわだらけになってるし、
蜂蜜こぼした跡も目立ってますよ?

ガイア
そうかな?

ティアモ
髪もぼさぼさだし、
いっつも砂糖菓子をくわえたままだし…
もう少し
身だしなみに気を遣ってください。

ガイア
この程度、大したことないだろう。
戦場での働きに障るかもしれんから
最低限の衛生面には気を遣って…

ティアモ
そんなことは当たり前のことです!

ガイア
…ちっ、わかったよ。
着替えてくればいいんだな。

ティアモ
髪も整えてきて下さいね。
そうそう、脱いだ服はきちんと
洗濯しなくちゃ駄目ですよ?

ガイア
…………

ティアモ
洗濯したあとは
きちんと服のしわを…

あ、ちょっと!
逃げないでくださーい!



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【ガイア×ティアモ B】
ティアモ
ガイアさん、その服!
昨日から着替えてませんね?

ガイア
一日くらい、いいだろう?

ティアモ
髪も今日は
整えていませんね?

ガイア
…水浴びはちゃんとしてるぞ。
服や髪はそんなに問題じゃないだろう…

ティアモ
問題です。

ガイア
…………

ティアモ
あぁ、今日は逃げられませんよ?
ペガサスを待機させてますから。
どこに隠れても絶対に
見つけますからね。

ガイア
…手回しのいいお嬢さんだな。

ティアモ
散髪用具も用意してますよ。
あたしが髪を整えてあげます。

ガイア
それはそれは…
そこまでされちゃ仕方ないな。
だが、どうして俺に
そこまで世話を焼く?

ティアモ
ガイアさんもクロム様の
立派なお仲間のひとりですから。

ガイア
仲間…か。
悪くないひびきだな。
わかったよ。俺の服装で
クロムの評判を落としちゃ悪いからな。
散髪、よろしく頼むよ。

ティアモ
ふふ、任せてください。
あ、そうそう。洗濯物には
この汚れ落としを使ってください。
いっぱい溜め込んでますよね?
それも把握済みですから。

ガイア
はいはい。分かったよ。

ティアモ
…本当ですか?

ガイア
俺に二言はないよ。少しは信用しろ。
仲間なんだろ?俺たち。

ティアモ
そりゃまあ、そうですけど…
本当に大丈夫かなあ。



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【ガイア×ティアモ A】
ティアモ
ガイアさん、また
くたびれた感じになってますよ。

ガイア
うん?
そうか?
今朝はちゃんと着替えてるし
髪も整えてるぜ。

ティアモ
確かに…そうみたいですね。

ガイア
これで駄目なら
元に問題があるってことじゃないか?
それならいくら努力したところで…

ティアモ
そんなことないですよ。
毎日見てたからわかります。
真面目な顔のときのガイアさんは
しっかりした大人に見えますよ。

ガイア
そうか。
ま、褒められたと思っておく。
今日は色々言ってくれるティアモに
恩返しをしようと思ってるんだが…

ティアモ
恩返し?あたしにですか?

ガイア
ああ。これをやるよ。
化粧品一式買ってきたんだ。

ティアモ
…そういえば最近、あんまり
お手入れしてなかったかも…

ガイア
お前、まわりを気にしすぎて
自分がおろそかになってるんじゃないか?
お前のことも、誰かが
気にかけてやらないとな。

ティアモ
ガイアさん…

ガイア
でないと、もったいない。
なにせ、ここじゃ一、二を争う美人だからな。

ティアモ
ええっ!
そそ、そんなこと…

ガイア
ま、たまには
自分もみがいてみることだな。




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【ガイア×ノノ C】
ノノ
ねーねー、ガイア!
ガイアは誰に投票したの?

ガイア
はぁ!?…投票?

ノノ
さっきね、みんなが集まって
投票をしてたの。
この中で一番の美女は誰か、
決めるんだって!

ガイア
へぇー投票してた奴らって、
どうせ全員男だったろ。
男が集まったら、どういうわけか
ガキみたいな話をするもんだ。

ノノ
ガイアはどの女の人が一番好き?

ガイア
俺はそんなのに興味ない。
投票して、順位をつけて何になる。
そんな暇があるなら
一人で菓子でも食ってた方がマシだ。

ノノ
ふーん…でも、好きな女の人の
タイプくらいはあるでしょー?
ねー、ガイアは年上が好き?
年下が好きー?

ガイア
なんだよしつこいな…
じゃあ年上でいいよ、年上で。

ノノ
じゃあノノはガイアのタイプだね!

ガイア
はぁあ?って、そうか…そうだな。
お前、千年以上生きてるんだっけ。
でも、お前はどうしても
年上の女って感じがしないからなぁ…

ノノ
ノノはほんとに千年以上生きてるよ?
立派な大人の女だもん!
ガイアはノノのこと疑うの?

ガイア
いや、それは信じてるけど…
世間一般の大人の女とは違うだろ。
こう、男を惑わす魅力っていうか…
色香があるのが大人の女だろ?

ノノ
いろか?いろか、ってなに?

ガイア
はぁ…色香ってのはな、
男を惑わせるような色気のことだよ。
ま、お前には関係ないもんだ。

ノノ
もう!ほんとに千年以上生きてるから
ノノにだって、いろかがあるもん!
ガイアが気づいてないだけだもん!

ガイア
なんなんだ、こいつは…
妙なことでムキになりやがって…



戻る


【ガイア×ノノ B】
ノノ
ガイア!

ガイア
おう、ノノ…うっ。
なんだ、この匂い…?

ノノ
どう?どう?
ノノから、いろかを感じるでしょ?

ガイア
こ、こいつは…香水か?
ふりかけすぎだろ…鼻が曲がりそうだ。

ノノ
あれ?
ノノ、間違えちゃった?

ガイア
いや…もう、それでいいや…
ノノにも色香があるな、うん。

ノノ
ふふっ、よかった!
ほら、ノノは年上の女だったでしょ?

ガイア
ん、まぁ…そうだな。

ノノ
ふふーん。
ガイア、ノノにめろめろでしょ?

ガイア
…それはない。

ノノ
えー!いろかがあるのにー?

ガイア
あのなぁ…俺はそんなのに
興味無いって言ってるだろ?
年上から年下か聞かれたから
適当に答えただけだよ。

ノノ
じゃあ適当に答えないで、
ガイアの好みのタイプを言ってよ。
ノノがそれに当てはまったら
ノノの勝ちー!

ガイア
はぁ?いつの間に
そういう遊びになってるんだよ…
あー…じゃああれだ。
包容力のある女がいいな。
お前には絶対当てはまらない
項目だよ。

ノノ
ほーよーりょくってなに?

ガイア
くっ…!こいつ、本当に面倒だな…!
包容力ってのはな、
包み込まれるような
温かさというか、優しさというか…

ノノ
ガイアを包み込めばいいの?
竜になったらできるよ?

ガイア
頼むからやめてくれ…
全身の骨が砕けちまう。

ノノ
じゃあどういうこと?
もう、ガイアの言うことは難しい!
ねーねー!
もっとわかりやすく教えてよー!

ガイア
あー…どうすりゃいいってんだ…
俺、子供は苦手なんだよ…

ノノ
ねーねーガイアってばー!

ガイア
はぁ…



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【ガイア×ノノ A】
ノノ
ガイアー。ほーよーりょくの他に
好きなタイプはあるのー?
ねー、ちゃんと教えてよー。

ガイア
まためんどくさいのが来やがった…!
あれから毎日俺に付きまといやがって…
こうなったら奥の手を使うか…!
…ほら、ノノ。これ何だかわかるかー?
甘い甘い砂糖菓子だぞー

ノノ
えっ、お菓子!?
ノノお菓子大好き!

ガイア
そうかそうかー。じゃあこれあげるから、
ノノちゃんは向こうに行ってくれるかなー?

ノノ
うん、わかった!

ガイア
…よし!
じゃあノノ、約束だぞ!
向こうへ行くんだぞ!

ノノ
はーい。

(ノノ、去る)

ガイア
ふー…やっと厄介払いができたぜ。
これでゆっくりおやつの時間を…


(ノノ、現れる)

ノノ
ねーねーガイア!

ガイア
…んだよ、また来たのか!
菓子が足りないのかよ!?
…って、何だよこの花は。

ノノ
あのね、それはお礼!
このお菓子、とってもおいしいから。
ありがとうね、ガイア!
また遊んでね!

(ノノ、去る)

ガイア
…お礼、ねぇ。
追い払おうと思って
菓子をくれてやっただけなのに
なんか調子狂っちまうな…
…………
仕方ねぇ。今度またあいつのために
菓子でも用意しておいてやるか。




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【ガイア×リベラ C】
ガイア
…ん?
なんだ、このかわいい人形は…?

(リベラ、現れる)

リベラ
失礼、私のものです。
ひとつ落としてしまって…

ガイア
これは…お祈り用の神様の像…
じゃ、ねぇよな。

リベラ
えぇ。これは子供たちに
贈るためのお人形ですよ。
先日立ち寄った孤児院の
子供たちにせがまれましてね。
なにか抱いて眠れるようなものが
欲しいらしいのですよ。

ガイア
そんな、ほとんど見ず知らずの
子供たちまで世話するのか?
すごいな、お前は。
俺とは人としての出来が違うぜ。

リベラ
…そんな大したことではないですよ。
頼まれたから作っているだけです。
私はただ、神職としての務めを
まっとうしているだけですよ。

ガイア
へぇ…立派なもんだ。
…ちなみに、人形と一緒に
菓子を贈る予定はないのか?

リベラ
はい?

ガイア
菓子だよ、菓子。
子供は甘いもん好きだろうが。

リベラ
はぁ…お菓子を贈る予定は
今のところありませんね…
でも、今後の贈り物の
参考にさせていただきますよ。
助言いただき、ありがとうございます。

ガイア
………

リベラ
…ガイアさん?

ガイア
まぁ…そうだよな。
例えここに大量の菓子があったとしても
さすがに子供に贈る分から
拝借するのは、人としてダメだよな…
いや、でもひとつやふたつなら
もしかして…

リベラ
ガ…ガイアさん…



戻る


【ガイア×サーリャ C】
サーリャ
ちょっと、そこの貴方…。
お願いがあるの…。

ガイア
ん?俺のことか?

サーリャ
えぇ。盗みが得意な貴方に
やってほしいことがあるの…。

ガイア
…とりあえず
聞かせてもらおうか?

サーリャ
(マイユニット)の髪の毛を
一本、こっそり持って来て欲しいの…。

ガイア
髪の毛!?
一体何に使うんだ?

サーリャ
…うふふ。

ガイア
なにやら怪しげだな。
よしておいた方がよさそうだ。

サーリャ
ふぅん…やってくれないの?

ガイア
ま、そういうことだ。

サーリャ
だったら…貴方から呪うけど、
それでいい?

ガイア
俺を呪う?
ははは…無理だと思うけどな。
ま、たってみなよ。
(マイユニット)に何かあるよりかはマシだ。

サーリャ
本当…?
後悔しない…?

ガイア
するわけないだろ。お前の呪い、
どんなものか楽しみにしてるぜ。



戻る


【ガイア×サーリャ B】
ガイア
よう、サーリャ。

サーリャ
……。

ガイア
どうした?
俺の顔になにかついているか?

サーリャ
なんとも…ないの?

ガイア
なにが?

サーリャ
儀式…さっき終わらせたのに。

ガイア
ああ、呪いってやつか。
そうだな。特に体に不調はないが。

サーリャ
おかしいわ。
ちゃんと手順どおりに…あっ!

ガイア
どうしたんだ?

サーリャ
入れる薬草の種類を間違えた…
これじゃ呪いじゃなくて…
元気になるおまじないだわ。

ガイア
ほう。そうなのか。
なるほどな。言われてみれば
気分爽快、気力もあふれてる。
よかったじゃないか。
お前の呪い…じゃない、おまじないか。
効果があって。

サーリャ
そうね…これはこれで…
ひとつ結果を出せたものね。
あ…ちょっと待って…。
ということは…あの時いれた薬を
ああしてこう作れば…これは…

ガイア
おいおい、次はなんだ?

サーリャ
ふふふ…ありがとう。
これでまた…一歩前進したわ。

ガイア
前進したっていったい何を…
行ったか…
しかし、『ありがとう』と来たな。
あいつ本当に
俺を呪いたいのか?



戻る


【ガイア×サーリャ A】
サーリャ
……。

ガイア
よう、サーリャ。
なんだ?今度はなんの呪いだ?

サーリャ
私を見て…
なんとも思わない?

ガイア
ん?特には…

サーリャ
そう…
じゃあ失敗だったのかしら。

ガイア
また呪いか?
今度はどんなやつだ?

サーリャ
私の良さに…
気づくまじないよ。

ガイア
お前の良さに?
なんで俺にそんなものを…

サーリャ
決まってるわ…。
実際に使えるものか試すためじゃない。

ガイア
実験台ってわけか。
しかし意外だな。

サーリャ
なぜ…?

ガイア
それなら、お前の虜になるとか
もっと手っとり早いものにするかと思ったよ。

サーリャ
そんなこと…しないわ。呪いで
心を縛っても虚しいだけ。
私が求めているのは
もっと純粋で、崇高な絆…。
そのきっかけくらいは…呪いや
まじないに頼ってもいいと思ったのよ…。

ガイア
ほう。夢見る乙女なんだな。

サーリャ
おかしな言い方はやめて…。

ガイア
いや、よくよく見れば美人だし、
一途なところもかわいい…。

サーリャ
…あら?
これはひょっとして…

ガイア
なぁ、もうちょっと
俺と話していかないか?

サーリャ
成功ね…
じゃあ早速解呪の儀式を…

ガイア
おい、待てよ、サーリャ!



戻る


【ガイア×サーリャ S】
ガイア
…なぜ俺をつけ回す?

サーリャ
貴方の様子を…観察しているのよ。
どう扱うか決めるためにね…。

ガイア
観察、ね。
そういえば解呪の儀式はどうなった?

サーリャ
…完璧に行ったわ。
貴方はなんの術にもかかってない…。

ガイア
そうか…。だが困ったことに
俺の気持ちが変わってないぜ。
変わらずお前のことを美人だし
一途なところもかわいいと思っている。

サーリャ
…だから困ってるのよ…。
貴方をどう扱ったらいいのか…。

ガイア
なら一層のこと
これを受け取るというのはどうだ?

サーリャ
ゆ、指輪…!?

ガイア
この気持ちが呪いじゃないと
はっきりしたら、渡そうと…な。

サーリャ
…………。

ガイア
迷惑だろうが…こうでもしないと
気持ちに踏ん切りがつかん。
悪いが、引導を渡してもらえないかな。

サーリャ
…受け取ってもいいわよ、
その指輪。

ガイア
…いいのか?

サーリャ
貴方は…体を張って
私の呪いやまじないにつきあってくれた。
これからも、それだけの思いを…
私に向けてくれる?

ガイア
…もちろんさ。約束する。
サーリャ…お前のこと、
必ずしあわせにしてやるさ。

サーリャ
えぇ。しあわせにできなかったら、
そのときは…わかってるわね?

ガイア
…命がけの愛ってところか。
ま。それもまた悪くはないな。



戻る


【ガイア×オリヴィエ C】
ガイア
よう、オリヴィエ。

オリヴィエ
ガイアさん。
私に…何か御用ですか。

ガイア
よかったら、これ
味見してくれないか?

オリヴィエ
焼き菓子…ですか?
おいしそうですね…
じゃあ、いただきます…

ガイア
どうだ?

オリヴィエ
…ちょっと…甘すぎるでしょうか。
それに、歯ざわりも少しばかり…
かたいような…気もします…

ガイア
そうか。うーん…

オリヴィエ
あの…これ、どちらで
お求めになったんですか…?

ガイア
いや、買ったんじゃない。
実は俺が作ったんだ。

オリヴィエ
ええっ!

ガイア
そうか、ということは
砂糖の加減を少し間違え…

オリヴィエ
ご…ごめんなさい!

ガイア
え?

オリヴィエ
ごめんなさいごめんなさい
ごめんなさい…

ガイア
おいおい、どうしたんだよ。
びっくりするじゃないか。

オリヴィエ
ガイアさんが作ったものだとも知らず
私なんかがえらそうに…

ガイア
なに言ってるんだ。
それでいいんだよ。
思ったことをそのまま
言ってくれなきゃ意味がない。

オリヴィエ
は、はい…

ガイア
それより、また作ってみるから
次も食べてくれるよな。

オリヴィエ
も、もちろんです…



戻る


【ガイア×オリヴィエ B】
ガイア
オリヴィエ、ちょっといいか?

オリヴィエ
は、はい…
なんでしょう…

ガイア
今日は、この前のやつを
改良してみたんだ。
また食べてみてくれないか?

オリヴィエ
あ…焼き菓子ですね…
はい…いただきます…

ガイア
今度は、どうだ?

オリヴィエ
…おいしいです。

ガイア
本当か?気を遣って
そう言ってるんじゃないか?

オリヴィエ
ち、ちがいます!
あ…ごめんなさい…
でも…この前、ガイアさんが
『本当の事を言え』とおっしゃったので…

ガイア
そうか、ならいいんだ。
よかったよ。

オリヴィエ
あの…どうして私に
お菓子の味見を?

ガイア
ああ。オリヴィエは踊りをやるだろう?
嗜好品への感性も高いだろうと思ってな。
がさつ、とまでは言わないが
野暮な連中が多いんでね、この軍は。

オリヴィエ
くすっ。

ガイア
お、笑ったな。
お前も少しはそう思ってるんだろう。

オリヴィエ
いえ…あの…その…
と、とんでもないです。

ガイア
そうか。よく覚えておくよ。

オリヴィエ
や、やめてください。
私、そんな…

ガイア
ははは…冗談だよ。
今度は別のものにも挑戦するから
また味見を頼むな。

オリヴィエ
は、はい…
喜んで…



戻る


【ガイア×オリヴィエ A】
オリヴィエ
あ…ガイアさん。
今日も…お菓子を…

ガイア
ああ。今日は
砂糖菓子に挑戦してみた。
ま、食べてみてくれ。

オリヴィエ
は…はい…
では…いただきます…

ガイア
どうだ?

オリヴィエ
おいしいです…とっても。

ガイア
そりゃよかった。

オリヴィエ
でも…これだけのお菓子を作るの
大変じゃないですか?
材料も…たくさんいるでしょうし…

ガイア
ああ、苦労したよ。
このご時世だ。なかなか材料が揃えられない。
砂糖なんざどれだけ手に入らなかったことか。

オリヴィエ
そこまでして…どうして…

ガイア
菓子を作るのかってか?
俺が食べたいから…ってのもあるんだが
作ってみることに興味を持ったからさ。
ついでに、他の連中との憩いの時を
作れるかもしれんと思ったのもある。
甘いものは疲労回復にもいいって聞くしな。
ま、そんなところだ。

オリヴィエ
ついで…ですか。
くすくす…

ガイア
ん?なんだ?

オリヴィエ
ガイアさん…素直じゃないですね…

ガイア
なにを言う。
俺はいつだって自分に素直さ。

オリヴィエ
そうですね…
そういうことにしておきましょう…
また…作られるんでしたら
ぜひ最初に食べさせてくださいね。

ガイア
ああ。もちろんさ。



戻る


【ガイア×セルジュ C】
セルジュ
あら、ガイア?
どこへ行くの?

ガイア
ん?ああ
偵察だよ、偵察。
いつの間にか野営地が敵に囲まれてる、
なんてことになったら大変だろう?

セルジュ
なるほど、確かにそうね。
ガイアがいて頼もしい限りだわ。

ガイア
ほう、俺が?

セルジュ
ええ。世の中を広く知っているガイアは
私たちにはない慎重さを持っているわ。
ガイアはかけがえのない人材だと
私は思っているの。

ガイア
そいつはどうも。

セルジュ
だから、その経験をこれからも
発揮してもらいたいものだわ。

ガイア
…おい。
一体どうしたんだ、セルジュ?

セルジュ
どうした、とは?

ガイア
俺に何か言いたいことが
あるんじゃないのか?
言うべきことははっきり言え。
褒め殺しなんてお前らしくないぜ。

セルジュ
ふぅ…、ガイアにはかなわないわね。
実は、ガイアが密かに
軍から抜けるんじゃないかって話を聞いて…

ガイア
この軍の連中からか?

セルジュ
いいえ、手伝いに来ている者たちからよ。
ただの噂話だけど放ってもおけないので…

ガイア
探りを入れに来たってわけか。

セルジュ
ええ…ごめんなさい。

ガイア
謝ることはない。
ただ、探りを入れるんなら
もっとさりげなくやってくれ。

セルジュ
…怒らないの?

ガイア
そんなことでいちいち目くじらたててちゃ
世の中をわたっていけないさ。
お前が言ってた経験ってやつかな。
まあ、気にするな。

セルジュ
ええ。今度は
さりげなく探ることにするわ。

ガイア
おいおい、それを言うなら
『疑うのをやめるわ』だろ?

セルジュ
うふふ…



戻る


【ガイア×セルジュ B】
ガイア
セルジュ。
それは、どこで手に入れたんだ?

セルジュ
この槍?
先日行った武器屋で買ったけど…

ガイア
その店はもう使わないほうがいい。
穂先の作りが甘い。すぐに割れそうだ。

セルジュ
言われてみれば…
確かにその通りだわ。
すぐに新しい槍を
調達しないといけないわね。

ガイア
そのくらいなら、少しの間、
俺にその槍を預けてくれ。直しておく。

セルジュ
そんなことができるの?

ガイア
長い間、世間を渡り歩いたからな。
色々な技が身についたってわけさ。

セルジュ
ありがとう。
頼もしいわね、ガイアは。

ガイア
ま、セルジュたちには
頑張ってもらわないとな。
前線を破られると
俺たちの身に危険が及ぶ。

セルジュ
…自分の身のため?
本当に?

ガイア
ああ、そうだよ。

セルジュ
でも…いえ、やめておくわ。
まだまだガイアに探りを入れるには
私は未熟なようだから。

ガイア
ま、理由はなんだっていいじゃないか。
さ、その槍をよこしたよこした。

セルジュ
はい。じゃあお願いするわ。
出来上がりを楽しみにしてるわね。

ガイア
任せておけって。



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【ガイア×セルジュ A】
セルジュ
ガイア。
私の鎧、少し見てくれない?

ガイア
…ちょっと破損がひどいな。
手持ちの道具じゃ間に合いそうもない。
ちゃんとした鍛冶屋に、
一度見せたほうがいいだろうな。

セルジュ
そう…
わかったわ、ありがとう。

ガイア
それにしても、鎧がここまで
傷だらけになるまで戦ってたんだな。
勇敢だな。立派なものだ。

セルジュ
私は…勇敢なんかじゃないわ。
本当は戦いなんてしたくない。

ガイア
そうなのか?
なら、どうして…

セルジュ
…私の家族は戦争の中で
散り散りになってしまったわ。
故郷と家族を取り戻すためには
今を生き抜くしかない。だから戦うのよ。

ガイア
なら、なおさらお前は
戦ってはいけないんじゃないか?
再会を待ってる家族がいるんだろう?

セルジュ
この戦いで負けてしまったら
どの道すべて終わってしまうわ。
戦う力がある私が出し惜しみを
するわけにはいかないもの。

ガイア
戦いに参加するには
人それぞれ理由があるってところか。

セルジュ
ええ。ガイアは何のために戦っているの?
生き延びるため?

ガイア
ま、そんなところかな。

セルジュ
いいんじゃない?
立派な戦う理由だと思うわよ。
それじゃ、私はこれで…

ガイア
戦う理由は人それぞれ、か。
だが一つ分かっていることがある。
セルジュは帰るべき場所がある。
待っている人もいる。
…つまり、
死んではいけないってことだ。
…俺も頑張らないとな。
ああいう奴を死なせないように…



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