縮緬遊戯堂・紫龍館
ファイアーエムブレム覚醒 攻略 ファイアーエムブレム覚醒 攻略
支援会話一覧


【リヒト×ベルベット C】
リヒト
ねぇ、ベルベットさん!
ねぇねぇ、ベルベットさんってば!

ベルベット
…もう、騒ぎ立てないで。
私の耳は人間より敏感なのよ。

リヒト
ごめんなさい…もしかして
聞こえてないのかもって思って。

ベルベット
聞こえているわ。無視しただけ。

リヒト
うぅ…聞こえてないよりひどい。

ベルベット
悪いけど、子供と
慣れ合うつもりはないわ。

リヒト
そんなに冷たくしないでよ。
教えて欲しいことがたくさんあるんだ。
聴力以外の五感はどうなのかとか、
化身するときどんな感じなのかとか…

ベルベット
興味本位でまとわりつかないで
くれるかしら?

リヒト
興味があるのは、
もっと仲良くしたいからだよ。
こうなったら話をしてくれるまで
どこまでもついていっちゃう!

ベルベット
…恐れを知らない子供は
厄介なものね。
いいわ。ついてきてみなさい。

(ベルベット、去る)

リヒト
あー!化身は反則だよー!



戻る


【リヒト×ベルベット B】
リヒト
ベルベットさーん!

ベルベット
…あら、見つかってしまったわね。

リヒト
全然姿が見えないから
心配したんだよ?

ベルベット
ええ、隠れていたから。

リヒト
冷たいなぁ…僕はベルベットさんに
ひどいことしてないでしょ?

ベルベット
…今はね。
だけど、じきにそうなるわ。
大人になれば偏見を持ち、
ふつうに接することができなくなる。

リヒト
…僕はそんなことしない。
ベルベットさんをいじめたりしないよ。

ベルベット
そんな保証がどこにあるの?

リヒト
僕も…いじめられてきたから。
生まれ育った町で、貴族出身の奴らによく、
家のことを馬鹿にされたよ。
貴族のくせに貧乏人だって。
家柄だけの没落貴族だって。

ベルベット
…………

リヒト
ベルベットさんは僕なんかより
もっとひどい目にあってきたんでしょ?
でも、そんなことに負けず
胸を張って生きてるじゃない。
僕もそんな風に堂々としていたい。
だからいじめなんて絶対にしない!

ベルベット
…あなたの生まれのことなど
私には関係ないわ。

リヒト
そうだね…ごめん。

ベルベット
…あなたとの追いかけっこにも
いい加減、疲れてきたわ。
ついてきたいなら勝手にしなさい。

リヒト
え、いいの?

ベルベット
仲良くするとは言っていないけど、
ついてくるだけなら…かまわないわ。

リヒト
ありがとう!
じゃ、さっそく質問なんだけど!

ベルベット
こら…話を聞いていた?



戻る


【リヒト×ベルベット A】
リヒト
ねぇ、ベルベットさん。
タグエルって獣に化身する種族だよね。
兎のほかにはどんなタグエルがいたの?
僕、教えて欲しいなぁ〜。

ベルベット
…………

リヒト
ねぇねぇ!

ベルベット
やれやれ…
話をするまであきらめそうにないわね。
私もすべての種族を知っているわけでは
ないのよ。…獅子と狼は見たことがあるわ。

リヒト
へぇー!すっごく強そう!

ベルベット
ずっと昔のことよ。
母から…一族の長老から聞いた話…
タグエルがこの世界に満ちあふれ、
楽園を謳歌した時代があったそうよ…
もっとも…今となっては
見る影もないけれどね…

リヒト
…うっ…ぐすっ…

ベルベット
な、なぜ泣くのよ?

リヒト
ご、ごめん…涙が勝手に…
ベルベットさんの寂しさを思ったら…
人間の僕が無く資格なんて
ないんだろうけど、でも…ぐすっ。

ベルベット
…私の、タグエルのために
涙を流すというの…?
…ほら、涙をふきなさい。
困った子ね。

リヒト
ぐすん…ぐすっ…



戻る


【リヒト×ティアモ C】
ティアモ
リヒト、体調はだいじょうぶ?
行軍についてこれてる?

リヒト
これくらいへっちゃらだよ!
子ども扱いしないでくれる?

ティアモ
ふふ、ごめんなさい。
そういうつもりじゃなかったんだけど
がんばっている姿を見るとつい、ね。
でも、無理はしないように。
つらいと思ったら素直に口にすること。
それは別に恥ずかしい
ことじゃないんだからね。

リヒト
そんな言われ方されると
逆に言いにくいってば。
大体、ティアモさんが元気なのに
男の僕が疲れたなんて言えないよ!

ティアモ
あら、あたしは平気よ。
このくらいの行軍たいしたことないわ。

リヒト
じゃあ、僕もたいしたことないよ!

ティアモ
そうかしら。ちょっと
膝が震えているように見えるけど?

リヒト
これは、その…
気のせいだよ!

ティアモ
駄目よ!そんな状態で
もし敵に襲われたらどうするの?
…後ろから輸送用の馬車が
ついてきているわ。
それに乗せてもらって
少し休んできなさい。

リヒト
えー、でも…

ティアモ
元気になったら、
色々と手伝ってもらうつもりよ。
だから、休めるときには
休んでおいてちょうだい。

リヒト
…うん、分かった。

ティアモ
ふぅ…すぐ意地をはるんだから。
なんだかんだいってもまだ子どもね。



戻る


【リヒト×ティアモ B】
リヒト
えっと…ティアモさん。
この前はありがとう。
本当は、行軍の時
くたくただったんだ。

ティアモ
少し休んだら
元気が出たでしょう?

リヒト
うん!意地を張っていたのが
馬鹿みたいに思えたよ。
ティアモさん、いつもみんなの様子を
気にかけてるんだね。

ティアモ
ええ。
これがあたしの役目だと思ってるから。
実はあたしもね…昔、無理をし過ぎて
どうしようもなくなったことがあるの。
そんなとき、クロム様が
声をかけて、助けてくれて…。
本当にうれしかったし、ほっとしたわ。
救われたと思ったの。

リヒト
ティアモさんでも昔は
そんなことがあったんだ…。

ティアモ
そうよ。だから今度はあたしが、
そういう人に声をかけてあげたいのよ。

リヒト
じゃあ、この次は僕の番だね。
僕もティアモさんみたいに、
みんなに声をかけて
あげられるよう頑張るよ!

ティアモ
その相手が、あたしでないように
気をつけなきゃいけないわね。

リヒト
そうだね。あはは…



戻る


【リヒト×ティアモ A】
ティアモ
リヒト、この前は大活躍だったわね。

リヒト
あっ、見ててくれたの?
がんばってるでしょ、僕。

ティアモ
そうね。いつの間にか
たくましくなってきたわね。
見直しちゃったわ。

リヒト
…本当にそう思ってる?

ティアモ
どうして?

リヒト
なーんか、言い方が余裕だよ。
本当はまだまだって思ってるでしょ?

ティアモ
あら、少なくとも人の心を見抜く力は
ずいぶん成長したようね。

リヒト
やっぱり!

ティアモ
でも、焦ることはないわ。
あなたが日々成長していること自体は事実よ。
全てはこれからなんだから。

リヒト
そんなんじゃ遅いよ。
僕はもっと早く強くなりたいんだ!

ティアモ
今は無理しても
体がついてこないわ。
あんまりムチャすると
また後方の馬車送りにしちゃうわよ。

リヒト
…ちぇっ、わかったよ。

ティアモ
でも、その向上心の強さは感心したわ。
これは本心よ。

リヒト
本当!?
やったあ。

ティアモ
その心を失わなければ
いつの日か、きっと強くなれるわよ。
あたしなんかよりも、ずっと…ね。

リヒト
うん!僕、がんばるよ!!



戻る


【リヒト×グレゴ C】
リヒト
グレゴさん!
グレゴさーん!

グレゴ
そーんな大声出さなくたって
ばっちり聞こえてるっての。

リヒト
あのね、あのね!
この前の戦いについて質問があるんだ!
僕、後ろの方にいたから、
前線のことがわからなくってさ。

グレゴ
んー?戦いの記録でも
つけようってか?

リヒト
うん!そういうこと!

グレゴ
答えるのは構わねーが、
そんなもん聞いてどうすんだ。

リヒト
どうするんだって…
ちゃんとした記録があれば
戦いにも生かせるでしょ?

グレゴ
真面目だねぇ。
ま、そーいうことなら協力すっか。
こないだの戦いで
俺が相手したのは…

リヒト
ちょっと待って。訊きたいのは
グレゴさんのことじゃないんだ。
クロムさんはどうしてたの?
僕はクロムさんの活躍を記録したいんだ!

グレゴ
おーいおい、
お前、そんなにクロムが好きなのかよ?

リヒト
違うよ!クロムさんたら
いっつも僕のことを子供扱いするから、
クロムさんの戦いの記録を
ばばーんとまとめて、
僕がいかに大人っぽくて有能なのかを
思い知らせたいんだ!
さぁさぁ、早く思い出して!

グレゴ
なーるほど、つまりリヒトは
クロムに認めてもらいたいわけだな。
うらやましいねぇ、
みんなに慕われる王子さんってやつは。
さーて、あんときは
どうだったっけなぁ…



戻る


【リヒト×グレゴ B】
リヒト
グーレゴさん!
質問、しつもーん!

グレゴ
おーいおい。
人の口調を真似するんじゃないよ。
確か、あれだろ?
クロムの戦いの記録をつけてんだろ?
また訊かれると思って
今回はちゃーんと見てたんだぜ。
さ、どっからでも質問してきな。

リヒト
今回はクロムさんのことじゃないよ。
グレゴさんのことを訊きたいんだ!

グレゴ
んー?
どーいう風の吹き回しだ?

リヒト
グレゴさんの戦ってるところ、
うしろからちょっと見てたんだ。
すっごく強かったんだね!
僕、びっくりしちゃったよ!

グレゴ
んー。もしかして、今まで
俺の戦いをまともに見てなかったのか?

リヒト
あはは、まぁね。

グレゴ
残酷なまでに正直だねー、
子供ってやつは。

リヒト
もー、子供扱いしないでよ!
いいじゃない、今回は
グレゴさんに注目したんだから!
グレゴさんを見るつもりじゃなかったのに、
ついつい目を奪われちゃったんだもん。
そんなこと、
そうそうできることじゃないよ!
グレゴさん、すごいと思うな!

グレゴ
はは、そんな褒め方されたのは
生まれて初めてだねぇ。
俺を見るつもりじゃなかった、っていう点は
ちょーっと引っかかるがな。

リヒト
えへへ、ごめんなさーい。

グレゴ
いいってことよ。正直で何よりだ。
で…なにから訊きたいんだ?

リヒト
うん!あのね…



戻る


【リヒト×ノノ C】
クロム
…怪我人は出なかったものの、
気をつけてもらわないと困る。

リヒト
ごめんなさい!反省してる!
ちょっと火をつかってたら
燃え広がっちゃって…

クロム
詳しい話は明日
改めて聞かせてもらう。
それまでは待機していてくれ。

リヒト
うん、わかった…

(クロム、去る)

リヒト
ふぅ…!

ノノ
リヒト…ごめんね。
ノノが寝ぼけて
火を噴いちゃったから…

リヒト
いいよ。その代わり、
もう竜石を抱いたまま寝ちゃ駄目だよ。
僕も寝てるあいだに
燃やされたくないしさ…

ノノ
でも…あれを握ってないと
ノノ、うまく眠れないの…

リヒト
うーん…じゃあ寝るまで
横で本を読んであげるから。

ノノ
ほんと?それなら眠れるかも!

リヒト
よし。じゃあ、さっきのことは
ふたりだけの秘密ね。約束だよ?

ノノ
うん、約束!
ありがとう、リヒト!



戻る


【リヒト×ノノ B】
ノノ
…リヒト、まだ怒ってる?

リヒト
ううん…もう落ち着いてるよ。

ノノ
よかった。すごい大声だったから
ノノ、びっくりしたんだよ?

リヒト
ごめんね…。
怒ると歯止めが効かなくなるんだ…僕。

ノノ
なんで町の人たちに
つかみかかったりしたの?

リヒト
あいつら…
クロムさんのことを悪く言ってたんだ。
クロムさんが、みんなのためにどれだけ
戦ってるかなんて、よく知りもしないで!

ノノ
そうだったんだ…

リヒト
そりゃ、いろんな人がいるし、
怒ってもしょうがないってわかってる。
もっと大人にならないと
いけないんだろうけどさ…

ノノ
リヒトはクロムのおにいちゃんのことが
大好きだから、それでいいんだよ。
ノノだって大好きな人のことを
傷つけられたら怒るもん。
リヒト、もっと
怒ってもよかったんだよ!

リヒト
そ…そうかな?

ノノ
リヒトはノノをかばってくれたよ。
とっても優しいし、強い子だよ。

リヒト
ありがとう…ノノ。

ノノ
ううん。ノノ、今日のことは
誰にも言わないであげるね?

リヒト
うん、お願い。これでお互い
ひとつずつ秘密ができちゃったね。

ノノ
えへへ、ほんとだ。なんだか
うれしいね、ふたりだけの秘密って。

リヒト
うん、そうだね。



戻る


【リヒト×ノノ A】
リヒト
この前の結婚式は楽しかったね。
いいもの見れたなぁ。

ノノ
うん。村中、大騒ぎだったね?

リヒト
通りすがりの僕らにまで
たくさん果物とかくれたもんね。
まるでお祭りみたいだった。

ノノ
お祭り!?
ノノ、お祭りだい好き!
人がたーくさんいて
にぎやかなのがいい!

リヒト
そっか。
にぎやかなのが好きなんだ。

ノノ
…ノノ、昔は
まわりにほとんど人がいなかった。
とってもとっても
寂しかったの。
だからにぎやかなのが好き!

リヒト
…じゃあ
今は寂しくなんかないよね?

ノノ
うん!
ここはいっぱい人がいる!
リヒトも(マイユニット)も他のみんなも
いっぱいいっぱい人がいる!
でも…

リヒト
でも?

ノノ
でも、いつかみんな
バラバラになっちゃうんでしょ?
じゃあ、また
ノノ、ひとりぼっちになるのかな…

リヒト
そんなことないよ!
そうだ!この戦いが終わったら
いろんなところのお祭りを見に行こう!

ノノ
お祭り?

リヒト
うん。他のみんなも誘ってさ、
世界中のお祭りを見て回ろうよ。
きっとにぎやかで楽しいよ。

ノノ
楽しそう!
ノノ、世界中のお祭り行きたい!
リヒト、約束だよ!

リヒト
うん。約束だよ!






戻る


【リヒト×サーリャ C】
リヒト
サーリャさんって
呪術ができるんだよね?

サーリャ
えぇ…そうよ。

リヒト
実は…
僕に呪術を教えてほしいんだ。

サーリャ
…誰か呪いたい相手でも
いるのかしら?

リヒト
うぅん…ボク、もっと色んな力をつけたいんだ。
だから呪術の勉強もしたくて。

サーリャ
魔道の経験がある貴方なら
素養はあるかもしれないわね…

リヒト
は、ほんと?
じゃあ…!

サーリャ
でも…呪術を教えることはできないわ。

リヒト
そんなこと言わずに、お願い!

サーリャ
呪いは、単なる力じゃないわ…
興味本位で手を出さないことね。

リヒト
興味だけじゃないよ!
僕は真剣なんだ!
僕、もっともっと
みんなの役に立ちたいんだ。
そのためには、もっと成長しないと…
広く、深く、もっともっと!

サーリャ
…貴方が真剣なのはわかったわ。
でも…あきらめてちょうだい。

リヒト
…やっぱり
そう簡単には教えてもらえないか。
でも、これくらいで
あきらめる僕じゃないんだからね!



戻る


【リヒト×サーリャ B】
サーリャ
まだついてくるのね…

リヒト
呪術を教えてくれるまで
ついていくよ。

サーリャ
これ以上ついてきたら…呪うわよ。

リヒト
あ、実際に呪われてみるのも
いい経験になるかも…
さぁ、どうぞどうぞ!

サーリャ
貴方…めげないわね。
わかったわ。

リヒト
呪術を教えてくれるの?

サーリャ
いいえ…呪術を教えられない
理由を教えてあげる。
私の呪術は不完全なものなの…
まだ人に教えられる段階ではないわ。

リヒト
えっ…そうなの?

サーリャ
えぇ…。私は呪術師としては
まだ未熟なのよ…。
知らない呪いもまだまだあるし…
失敗することだって多いもの…
そんな私が…呪術を
他人に教えるわけにはいかないわ…

リヒト
サーリャさんって、
慎重な性格なんだね…

サーリャ
呪術のことを完璧に把握する前に
他人に教えるなど…失敗の元だもの…

リヒト
でも、失敗を恐れていたら
いつまでたっても行動に移せないよ!
“上達への道は実践あるのみ”って
言うじゃない!

サーリャ
実践あるのみ…
確かに…それもひとつの考え方ね…
じゃあ、もっともっと色んな呪いを
試してみようかしら…
明日から天幕にこもって
ひとりであんな呪いやこんな呪いを…

リヒト
ちょっと!ひとりで実践しないで
僕にも呪術を教えてってばー!

サーリャ
…考えておくわ…



戻る


【リヒト×サーリャ A】
サーリャ
リヒト…教えた材料は
用意できているかしら?

リヒト
うん、全部揃ってるよ!
いよいよ呪術の実践だね!

サーリャ
では…
教えた手順で始めなさい。

リヒト
はい…あっ!

サーリャ
どうしたの…?

リヒト
準備はできてるんだけど…
誰を呪えばいいの?

サーリャ
…私を呪いなさい。

リヒト
えっ…いいの?

サーリャ
ちゃんと呪えているかどうか
確かめるのに…一番手っ取り早いわ。
実験台になってくれるような人が
ほかにいるとは思えないし…ね。

リヒト
ありがとう…
じゃあ、やってみるね!
………はぁっ!!
…どう?成功した…?

サーリャ
…呪いがかかっているわ。
初めてでいきなり成功とは…驚きね。

リヒト
やったぁ!

サーリャ
ふふっ…楽しくなってきたわ。
しあわせな気分になる呪いの効果ね…

リヒト
呪術って、
こういうのもあるんだね。
もっとおどろおどろしいもの
ばっかりだと思ってた。

サーリャ
言葉の響きから誤解されがちだけど…
呪術は人の望みを叶えるもの。
人の負の心を反映したものもあれば
正の心を反映したものもあるのよ…。

リヒト
サーリャさんも誤解されがちだけど、
意外といい人だよね。
不気味に見える行動にも理由があるし
体を張って呪術を教えてくれるし…
笑うとすごく綺麗だし…
もっとサーリャさんのいいところを
みんなに見せればいいのに。

サーリャ
ふふっ…理解は求めていないわ。
私は私のしたいようにするだけ…

リヒト
そっかあ。ちょっと
もったいない気もするんだけど…

サーリャ
人はそれぞれよ。
ただ貴方に理解してもらったことは
悪い気がしないわ。

リヒト
そう?
へへへ。なんかうれしいな!
サーリャさん、これからも
色々呪術教えてね!

サーリャ
…ま、基礎くらいならね。

リヒト
えー、それだけ?

サーリャ
まずは基礎を習得なさい。
全てはその後よ。

リヒト
はーい!



戻る


【リヒト×オリヴィエ C】
リヒト
ふーん…へぇ…。

オリヴィエ
ぁ…、リヒトさん…。
熱心に本を読んでますね…?

リヒト
ふんふん…なるほど…。

オリヴィエ
あれ…?聞こえないの…かな?
リヒトさーん…。

リヒト
はぁー、そうなるのか…。

オリヴィエ
うぅ…全然気がついてくれません!
リ…リヒトさんっ!!!

リヒト
わぁっ!?

オリヴィエ
きゃっ!

リヒト
なんだ、オリヴィエさんか…。
びっくりさせないでよー。

オリヴィエ
ご、ごめんなさい…。
私ったらあんな大声出して
恥ずかしい…!

リヒト
僕に何か用事だった?

オリヴィエ
いえ、特に用は無いんですけど…。
リヒトさん、いつもたくさん
本を読んでいてすごいですね…。
とっても勉強熱心で…
尊敬しちゃいます。

リヒト
そ、そうかな?えへへ・・。

オリヴィエ
今はなんのお勉強を
していたんですか…?

リヒト
…あー…えっと…ごめんね。
じつは息抜きに小説を読んでたんだ。

オリヴィエ
小説…ですか?

リヒト
昔の神話とか伝説をまとめた短編集。
今読んでたのは、ある国の公子が
森に住む乙女と恋に落ちるお話だよ。

オリヴィエ
恋の物語?へぇ…。
すごく面白そう…いいなぁ…。

リヒト
…じゃあ、いっしょに読む?

オリヴィエ
い、いいんですか?じゃあ…。

リヒト
わっ…近くない?オリヴィエさん、
恥ずかしがり屋じゃなかったっけ?

オリヴィエ
私は平気ですから…
早くページをめくってください。

リヒト
う、うん。オリヴィエさん、
なんか目がきらきらしてる…。



戻る


【リヒト×オリヴィエ B】
リヒト
こ…このお話、すごく怖いね。
うぅ…ごくっ。

オリヴィエ
…………。

リヒト
ひゃぁぁっ!
……あれっ?

オリヴィエ
…だいじょうぶ、ですか…?

リヒト
あれ…怖くなかった?この話…。

オリヴィエ
は…はい。怖くありませんでした…。

リヒト
なんか意外だな…オリヴィエさん、
きゃーきゃー騒ぐかと思ったのに。

オリヴィエ
…あの、昔聞いた話のほうが
怖かったですから…。

リヒト
えっ、これより怖い話を知ってるの?
でも、オリヴィエさんはあんまり
本とか持ってないよね?

オリヴィエ
は、はい…私は今まで、
旅をしながら生活してましたから…。
伝わっているお話は荷物にせず、
耳で聞いて頭に入れていたんです。

リヒト
…ということは
オリヴィエさんの頭の中には
世界中の物語が詰まってるんだ!

オリヴィエ
は…はい。

リヒト
へーっ!すごいんだねー!
踊れる上に記憶力までいいんだ!

オリヴィエ
そ…そんなに褒めないで下さい!
は、恥ずかしいです〜…!!

リヒト
あ、じゃあ次は
オリヴィエさんのお話を聞かせてよ!

オリヴィエ
わ…私のですか?
うぅ…あんまり上手く話せる
自信はありませんけど…。
で…でもせっかくですので
とっておきの怖い話をしてあげます…!

リヒト
う…また目がきらきらしてる。
ちょっと早まったかも…。


戻る


【リヒト×オリヴィエ A】
リヒト
ねぇ、オリヴィエさん。
この前のお話の続き、聞かせてよ!

オリヴィエ
ふふ…リヒトさん、私のお話
気に入ってくれたんですね…。

リヒト
うん。どれも面白いもん。
それにお話してるときの
オリヴィエさん、すごく楽しそうだから
見てる僕も楽しくなっちゃうんだ。

オリヴィエ
そうですか…。
それなら良かったです。
踊りを見せるのも、お話を聞かせるのも、
相手が喜んでくれてこそですから…。
私、誰かが笑顔になってくれると、
すごく嬉しいなって思うんです…。

リヒト
そっかー、オリヴィエさんは
人を喜ばせるのが好きなんだね!
すっごく素敵だと思うよ!

オリヴィエ
そ、そうですか…?
うふふ、ありがとうございます…!
じゃあ…この前の続き、
お話しますね…。
ただ…一つだけ私と
約束して下さい…。
もし途中で聞きたくないと思ったら…
すぐに言って下さいね…?

リヒト
えっ!?

オリヴィエ
じゃないと…夜中の間に
リヒトさんがどうなるか……。
うぅ…これ以上は
私の口からは言えません〜…!

リヒト
えっ…えっ!?そんなに怖いの!?
僕、夜中の間にどうなっちゃうの!?

オリヴィエ
それは…………
…………わっ!!

リヒト
ひょええええええぇっ!!
………えっ?

オリヴィエ
なんちゃって。これは
話を聞く前のちょっとした演出です…。
これは…バジーリオ様から
教えていただきました。
ど、どうでしたか…?
怖かったですか……?

リヒト
オ…オリヴィエさ〜ん…。
やめてよ〜…。
僕本当に怖かったんだから…!
思わず『ひょえー』とか言っちゃって…!
ふ…ふふふ、あはっ1

オリヴィエ
うふふふ、リヒトさんったら
本当に怖がってましたね…。
でも、楽しんでいただけたようで
良かった……。
それじゃあ、そろそろ本当に
続きをお話ししますね…?

リヒト
うん!オリヴィエさんはほんとに
人を楽しませる天才だねー!
お話、すっごく楽しみだよ!



戻る


【リヒト×オリヴィエ S】
オリヴィエ
それでですね…、この話の最後は
牛がああなってこうなって…。

リヒト
ふんふん…。

オリヴィエ
気が緩んだ牛から大量の毛が生え、
羊になって終わりです…。

リヒト
えー!そ、そうなんだ…!
そんな終わり方って…あははは!

オリヴィエ
うふふ…。これは私が聞いた仲でも
屈指の面白さなんです…。

リヒト
ははは…。オリヴィエさんの話は
本当にどれも面白いね。
一緒にいるとずっと笑いっぱなしだよ。

オリヴィエ
そ…そうですか?
よ、良かったです〜…!

リヒト
あ、あのさ…これからもこうして
一緒に笑いあっていければ
すごくいいと…思わない?

オリヴィエ
え…?そ、そうですね。
じゃあまた新しいお話をしてあげますね…。

リヒト
えっと…そ、そうじゃなくて…。
その…なんて言うか…。

オリヴィエ
??

リヒト
あの…その…
こ、これ…受け取って下さい!!

オリヴィエ
えっ!ゆ…指輪、ですか…?
あの…これってもしかして…。

リヒト
僕、オリヴィエさんが好きなんだ!
一緒にいると楽しいし…
笑ってるオリヴィエさんは、すごく可愛いし…
その笑顔を、僕が守りたい。
ずっと傍にいたいって思うんだ。
だから僕と…結婚して下さい!

オリヴィエ
あ………。
は…はい…!

リヒト
えっ!
それって、受けてくれるってこと?

オリヴィエ
はい…。わ、私も…その…
リヒトさんのこと、好きでしたから。
私なんかの話で笑ってくれる、
あなたが…大好き…です。
だから…嬉しい…ですけど、
は、恥ずかしいです〜…!!

リヒト
や、やったぁ!
ありがとうオリヴィエさん!
僕、絶対幸せにするね!

オリヴィエ
ふふ…ありがとうございます…!
これからは一緒に、ずっと笑って
生きていけたらいいですね…!



戻る


【リヒト×セルジュ C】
リヒト
セルジュさん…お願いがあるんだ。

セルジュ
あら、そんなに真剣な顔をして
どうしたのかしら?

リヒト
セルジュさんの乗ってる竜に…
触らせて欲しいんだ!

セルジュ
まぁ…!

リヒト
や、やっぱり駄目?

セルジュ
いいえ、いいわよ。
いくらでも触らせてあげる!
ミネルヴァちゃん、かわいいでしょ。
仲良くしてくれるなんてうれしいわ。

リヒト
えっ…かわいくはないでしょ?
ふつうに怖いよ?

セルジュ
……怖い?

リヒト
あ、うそうそ!ごめんなさい!
かわいいよ!
かわいいけど、でも
怖いところもあるなって…

セルジュ
そう、それならいいんだけど…
でも、怖いのに触りたいの?

リヒト
うん。僕、動物は好きだし
仲良くなれるかもしれないと思って。
僕、飛竜に触るの初めてだけど…
もしかしたら相性がいいのかもしれない。
ひょっとしたらドラゴンナイトの
素質もあるかもしれないよね!

セルジュ
そうねえ。そういうことも
あるかもしれないわね。

リヒト
僕、がんばってみる!

セルジュ
がんばってくれるのはいいけど…
あまり無茶なことはしないでね。



戻る


【リヒト×セルジュ B】
リヒト
ありがとう、セルジュさん。
何回もミネルヴァに触らせてくれて。

セルジュ
どういたしまして。ミネルヴァちゃんも
だいぶあなたに慣れてきたみたいよ。

リヒト
この調子で扱いを覚えていけば、
僕もドラゴンナイトになれるかな?

セルジュ
…あなたのために正直に言うわね。
それは無理だと思うわ。
私が横でなだめていないと
ミネルヴァちゃんも懐かなかったと思う。

リヒト
そんあぁ…でもセルジュさんが言うなら
間違いないんだろうね…。

セルジュ
どうしてドラゴンナイトに
なりたいと思ったの?

リヒト
僕…あんまり
戦いに自信がないんだ。
自警団でいろいろなことを習ったけど
まともにできたのは魔法だけ。
だから…ほかにもできることを
見つけたいと思って…

セルジュ
…そう。そういうこと。
あなたの気持ちはわかるわ。
でもね…いろんなことが
なんでもできる人より
誰にも負けない特技がひとつある
人のほうが重宝されるものよ。
今の訓練は嫌い?

リヒト
…ううん、大好きだよ。

セルジュ
だったらよそ見をせず、
その道に打ち込むべきだわ。
人間、好きなことに打ち込むのが
一番力が出せるわよ。

リヒト
…そうだね。
ありがとう、セルジュさん。



戻る


【リヒト×セルジュ A】
リヒト
セルジュさん、またミネルヴァに
触らせてもらってもいい?

セルジュ
いいわよ。でも、私がついていなくても
あなたならもう一人で大丈夫。
好きなときにミネルヴァちゃんに
会いに行ってあげて。

リヒト
ほんと?えへへ…うれしいな。
ドラゴンナイトにはなれないけど、
ミネルヴァとは仲良しになれたね。

セルジュ
…この前は厳しいことを言って
ごめんなさいね。

リヒト
ううん、はっきり言ってもらえて
目が覚めたよ。
あれからね、今できることを
がんばることに決めたんだ。
僕、もっともっと
強くならないといけないからね!

セルジュ
うふふ、張り切っちゃって…
なにか目標でもあるのかしら?

リヒト
僕の目標はね、
クロムさんの側近になることだよ。
クロムさんの役に立って、
誰にも負けないくらい偉くなって…
それで…もう誰にも家のことで
馬鹿にされないようになるんだ。

セルジュ
…リヒト、あなたの家は…

リヒト
えへへ、一応貴族だよ。
あんまり裕福じゃないけど、
僕は誇りに思ってる。

セルジュ
…そう。
家の名誉を背負っているのね…
見直したわ、リヒト。

リヒト
見直すのはまだ早いよ。
僕の活躍はこれからなんだから!



戻る


【リヒト×ヘンリー C】
リヒト
ヘンリーさーん。
こないだは助けてくれてどうもありがとう!

ヘンリー
どういたしまして〜。
困ったときはお互い様だよ〜。

リヒト
ヘンリーさんほどの
魔道士がいると頼もしいなぁ。
…敵として出会わなくて
ほんとによかった。

ヘンリー
そうだね〜。僕、昔はギャンレルの
手下だったこともあるから、
あのままペレジアと戦ってたら、
その可能性もあったかもしれないけどね〜。

リヒト
えぇっ!?
それ、初耳だよ!?

ヘンリー
あれ〜?
みんなに言ってなかったっけな〜。
でも、あんまり戦場に出る機会がないまま
ギャンレルは倒されちゃったから、
残念ながら君たちと
戦うことはなかったんだけど。

リヒト
そうなんだ…。

ヘンリー
あはは、君たちと戦ったら
すっごく楽しかっただろうな〜!
特にクロムやフレデリクなんかは
倒しがいがありそうで…

リヒト
ちょ…ちょっとヘンリーさん!

ヘンリー
なに〜?

リヒト
ダメだよ、ここでそんなこと言っちゃ。
誰かに誤解されたらどうするの…!
ヘンリーさんが敵だと思われたら、
ほんとに戦うことになっちゃうよ…!

ヘンリー
僕はそれでも構わないけど〜。

リヒト
僕が嫌なんだよ!
だってヘンリーさんは仲間だもん!
敵になったら、こうしてお話しすることも
できなくなるんだよ?
僕…そんなの嫌だよ!

ヘンリー
そっか〜…。
うん、リヒトがそう言うんなら
もっと気をつけるよ〜。

リヒト
よ、良かった…。



戻る


【リヒト×ヘンリー B】
リヒト
ねぇ、ヘンリーさん。

ヘンリー
なに〜?

リヒト
前にギャンレルの手下だったことが
あるって言ってたけど…
もしかして、僕らが戦った人たちと
知り合いだったりするの?

ヘンリー
うん。全員じゃないけど、
何人かとは面識があるよ〜。
興味があるなら教えてあげる〜。
君たちと戦った人だったら、えっと…
オーリオさんはすごくおしゃべりで
よく笑う人だったな〜。

リヒト
オーリオって、確か…僕たちが
東の離宮に行こうとした時の、追っ手の人…

ヘンリー
そうそう、確かそういう任務を
するとか言ってたな〜。
オーリオさん、お母さんの話をよくしてたよ〜。
編み物が上手だって自慢してたっけ。

リヒト
そう…なんだ…。

ヘンリー
ムスタファーさんはお会いするたびに
僕に砂糖菓子をくれたな〜。
僕が息子に似てるんだって。
家族思いの人だったんだろうね〜。

リヒト
…………

ヘンリー
あと、ポモドーロ様はね…

リヒト
ちょ、ちょっと待って。
もう…聞きたくないな。

ヘンリー
あ、そう?
興味があるんじゃなかったの〜?

リヒト
いや…興味はあった…けど、
思ったよりみんな、普通の人で…。
それに…その人たちは、
みんなもう…いないんだって思ったら…。

ヘンリー
そうだね〜。今言った人たちはみんな、
君たちが殺したんだもん。
それを悲しむ家族や友達も
いただろうね〜。

リヒト
……っ!

ヘンリー
どうしたの〜?

リヒト
…………
…ペレジアの人たちは、僕にとっては
倒さないといけない…悪い奴らだった。
でも、そんな人たちも…当たり前だけど
それぞれの人生を送ってたんだね…。
そのことをあんまり意識しちゃうと…
戦えなくなっちゃいそうだよ…。

ヘンリー
ん〜、よくわかんないけど、
僕、余計なことしゃべっちゃったかな?

リヒト
ううん、そんなことないよ…。
ありがとう、ヘンリーさん。



戻る


【リヒト×ヘンリー A】
リヒト
…ヘンリーさん。
ひとつ質問してもいい?

ヘンリー
うん、いいよ〜。
そんなに真剣な顔してどうしたの〜?

リヒト
ヘンリーさんは
ペレジアの人で、
僕らが倒した人たちと
知り合い、だったんだよね…。
僕らを…恨んだりしてないの?

ヘンリー
ん〜、恨むっていうのは
ちょっとよくわからないな〜。
恨んだらなにかいいことあるの〜?

リヒト
い、いいことは…ないよ。
僕らにも、たぶんヘンリーさんにも。

ヘンリー
じゃあ恨まないよ。
僕はなにも気にしないよ〜。

リヒト
な、なんか軽いなぁ…。
ヘンリーさんはきっと、
僕が死んじゃっても、
今みたいに気にしないんだろうな…。

ヘンリー
そんなことないよ〜。
リヒトが死んだら悲しいよ。
リヒトを殺した奴を、
今度は僕が殺しちゃうかも〜。

リヒト
えっ!それって…
相手を恨んでるからだよね?
なんかさっきの話と矛盾するような…。

ヘンリー
ほんとだ〜。どうしてだろうね〜?

リヒト
ぼ、僕に聞かれても…。

ヘンリー
ペレジアにいた時はこんな風に
思わなかったんだけどな〜。
これって、リヒト達と『仲間』ってやつに
なったからそう思うのかな〜?

リヒト
…ヘンリーさん…。

ヘンリー
あはは、なんかよく
わかんなくなってきちゃった!
それよりさ〜、
次の戦いのことでも考えない?
僕は戦争するために
ここにいるからね〜。
リヒトは違うの〜?

リヒト
ううん、
僕も戦うためにここにいるよ…。
目の前の戦いに集中しないと。
勝って、生き抜かないと。
それが…今まで倒れていった仲間や、
倒してきた人たちの命に報いる
たったひとつの方法だと思うから…。



戻る


ファイアーエムブレム攻略・裏 もくじ

ゲヱム攻略もくじ

縮緬遊戯堂・紫龍館トップページ