縮緬遊戯堂・紫龍館
ファイアーエムブレム覚醒 攻略 ファイアーエムブレム覚醒 攻略
支援会話一覧


【クロム×リズ C】
リズ
はぁ…

クロム
ずいぶんと深いため息だな。

リズ
あ、お兄ちゃん…

クロム
なにか悩みがあるなら聞くぞ。

リズ
あのさ…わたしって
ちゃんと王女、なのかな?

クロム
?なんだそれは?

リズ
だから、わたしって、
ちゃんと王女なのかなって聞いてるのよ。

クロム
そりゃそうだろう。
俺や姉さんの妹なんだから。

リズ
もう、そういうことを
聞いてるんじゃないよ!
わたしって、王女としての
素質があるのかなって聞いてるの。

クロム
…なんでそんなことを気にするんだ?

リズ
だって、お兄ちゃんたちに比べたら
わたしって、なんにもしてない気が…

クロム
なんだ。そんなことで悩んでたのか。
つまらん。

リズ
つ、つまらんって何よ。
お兄ちゃん、ひどいよ。

クロム
つまらんから
つまらんと言ったんだ。
お前は今のままでいいんだよ。
もっと自分に自信を持て。じゃあな。

(クロム、去る)

リズ
あ!ちょっと、お兄ちゃん!
それじゃあ答えになってないよ!!
うーん。ほんとにわたし、
今のままでいいのかな…



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【クロム×リズ B】
リズ
…よし、誰もいないわね。

(クロム、現れる)

クロム
リズ!

リズ
はわっ!
お、お兄ちゃん!?

クロム
どこへ行く?

リズ
いや、その…天気もいいし
お散歩でもしようかなあって…

クロム
空は雨雲だらけだが?

リズ
あ、あれ?おかしいなあ。
さっきまで晴れてたのに。

クロム
今日は一日中この天気だ。

リズ
うぅ…

クロム
最近よくいなくなるな。
一体どこへ行ってるんだ?

リズ
え、そ、そうかな?
気のせいじゃない?

クロム
あと(マイユニット)が不思議がっていた。
お前が妙に敵の配置にくわしいってな。
まさか、お前、1人で勝手に敵の偵察に
行ってるんじゃないだろうな?

リズ
えっと、それについては
色々と事情が…

クロム
ばかやろう!勝手な行動をとって
敵につかまったりでもしたらどうする!

リズ
だ、だだだって、わたしだって
もっとお役に立ちたいんだもん。
わたしだって王女として
お兄ちゃんたちみたいに…

クロム
王女として、って…
お前、まだそれにこだわってたのか?

リズ
…お兄ちゃんには分からないよ。
すごいお姉ちゃんやお兄ちゃんを持った
妹の気持ちなんてさ。

クロム
ふぅ…。
じゃあ、お前に使命を与える。
『リズが王女らしくなるためには
 どこを直したらいいか』
一緒に戦っている他の連中に
聞いてまわってこい。

リズ
え、でも、それって…

クロム
すぐにとは言わん。
だが必ずやれ。命令だ。いいな。

リズ
うん…



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【クロム×フレデリク C】
フレデリク
クロム様。
陣営内の見回りを終了致しました。
陣営内には特に異常は無く、
周囲に敵兵の影もありませんでしたので
今日はこの場所で問題なく
休めるかと思います。

クロム
そうか。ありがとう。

フレデリク
見回りのついでに、
武器の点検と整備も行っておきました。
消耗の激しいものは天幕の手前に
まとめておきましたので、
早いうちに売りに出してしまうか、
修理をした方が良いと思います。

クロム
そんなことまでやってくれたのか。
城にいた頃からそうだったが、
フレデリクの気遣いには頭が下がるな。

フレデリク
いえ。このくらいは
王族にお仕えする者の務めとして当然です。
それと、クロム様は訓練中に
よく物を壊されるので
訓練に使われそうな場所の付近にある
天幕には、少々補強を施しておきました。

クロム
そ…そうか…
手を煩わせてすまんな。

フレデリク
あと、
最近は夜になると冷えますので
近隣の村から
襟巻を調達して参りました。
色は各種取り揃えておりますが
クロム様でしたら何色がお似合いでしょうか。
個人的には桃色なども良いと思うのですが、
やはり無難に考えて青色が良いでしょうね。
ではこちらをどうぞ。
予備の物と合わせて三本お渡しします。

クロム
ず、ずいぶんたくさん
用意したんだな…

フレデリク
最後にですね、軍の士気を
高めるための手段と致しまして、
『クロム様絶対死守』という標語と
クロム様のお顔を描いた紙を
皆様の天幕内に
貼りつけて参りました。
これで皆様が一致団結すれば、
怖いものはありませんね。

クロム
なにっ…!?
皆様って…軍全体の天幕にか!。

フレデリク
はい、その通りですよ。
それでは報告は以上ですので、
私はこれで失礼致します。

(フレデリク、去る)

クロム
フ、フレデリク…!!
…すぐに剥がして回らんと…!



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【クロム×フレデリク B】
フレデリク
申し訳ありません、クロム様。
まさかクロム様自ら
例の張り紙を剥がして回られるとは…

クロム
…あんなにみんなから苦笑いを
向けられたのは、生まれて初めてだ…。
なぁフレデリク、
この際だから聞いてくれ。
お前が俺のことを考えて
あれこれ世話を焼いてくれているのはわかる。
でもたまにその…やりすぎというか
余計なお世話というか…
そこまでやらなくてもいいのではないかと
思うことがあってだな…

フレデリク
お言葉ですが、クロム様。
主君に仕えるのは私の務めですので。
クロム様やリズ様に
もしものことがあったら、
私はエメリナ様に
合わせる顔がありません。

クロム
…フレデリク。
どうしてもわかってくれないと言うのか。

フレデリク
…申し訳ありませんが…

クロム
…わかった。では例え話をしよう。
お前が王子で、
俺がお前に仕える騎士だとする。
お前がくしゃみをしただけで
俺が駆け寄ってきて
襟巻を巻いたり
お前が一言
『魚が食べたい』と言っただけで
俺が山を二つ越えた渓流から
魚を獲ってきたり
お前が一瞬
疲れた顔をしただけで
俺が数分おきに
薬を持って現れたりしたとする。
さぁ、どんな気分だ。

フレデリク
………
そうですね…
申し訳なさすぎて死にたい気分です。

クロム
そうだろう?
逆にこちらが気を遣うんだ…
お前の騎士としての務めもわかるが、
そこまではしなくていいだろう。
…それに、正直なところ
俺やリズのために、
お前の時間を多く取ってしまうことも
申し訳なく思っている。
本当に俺やリズのためを
思っているのなら、
もっと自分のためにも
時間を使って欲しい。

フレデリク
それは…ご命令ですか?

クロム
そうだな…命令と言えば
お前は従うだろうが、
俺はお前に、そういう言葉を使って
従わせるようなことはしたくない。
だから…これは俺からのお願いだ。
わかってくれるな?フレデリク。

フレデリク
クロム様…
わかりました…
クロム様がそこまでおっしゃるなら
今後は私の考えうる最小限の
お世話に留めさせていただきます…
今までクロムj様に気を遣わせてしまったようで、
申し訳ありませんでした…

クロム
そうか、わかってくれたならいい。
これからもよろしく頼む。

フレデリク
えぇ、こちらこそ。



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【クロム×ソワレ C】
クロム
ん、ソワレじゃないか。

ソワレ
ああ、クロムかい。

クロム
一人でなにをしているんだ?
リズたちは向こうで
料理の準備を始めていたぞ。

ソワレ
ああ、知っている。ボクもちょうど今、
火をおこしているところだからね。

クロム
焚き火をソワレ一人に任せているのか?
リズたちもずいぶん冷たいな。

ソワレ
ははっ、そうじゃないさ。ボクは昔から
料理や裁縫といった家事が苦手だからね。
料理当番の代わりに自分から申し出たのさ。

クロム
ああ、そうだったのか。
そういえば、お前…昔からそうだったな。

ソワレ
女らしいことはどうも苦手でね。
まあ、ボクはボクにできることをするさ。

クロム
ははっ、あっさりしたもんだな。
じゃ、同じ料理も裁縫も苦手同士、
俺もソワレを手伝うとするか。

ソワレ
クロム、助かるよ…ありがとう!



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【クロム×ソワレ B】
クロム
おっ、ソワレ。

ソワレ
やぁ、クロム。

クロム
その荷物は?って…お前、
随分と積み上げているけど、
大丈夫なのか?

ソワレ
ああ、心配には及ばないよ。
天幕の中を片付けしようと思っていただけさ。

クロム
そうか…
助かるには助かるが…お前もよく働くな。
あんまり無理するなよ。
いっぺんに運び過ぎると落とすぞ?

ソワレ
はっはっはっ…。ボクに限ってそんなこと、
あるわけないじゃないか?
これも身体を鍛える修行の一環だしね。

クロム
えっ?片付けが…修行?

ソワレ
そうだよ。
こういった重たい箱を持ち運びするのは、
腕、足、そして…腰に首と、
全身の筋肉を使うことになり、
他の訓練よりも短時間で、
強い筋肉を作り出すことができるんだ。
それに荷物を落とさないようにっていう、
四肢のバランス感覚も養われるからね。

クロム
なるほど…それは確かに効率がいいな。
片付けをしながら鍛えられるなんて、
一石二鳥だしな。

ソワレ
だろう?生活の中にも
修行のチャンスはあるってことさ。

クロム
なら、その修行の成果を見せてもらいたいな。
久しぶりに今度、俺と勝負する気はないか?

ソワレ
いいだろう。だが、ボクは強くなったぞ?
しっかり首を洗って待っていろよ、クロム!



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【クロム×ソワレ A】
クロム
たぁーっ!やぁっ!!

(キィィーン!)

ソワレ
とりゃぁーっ!!
えええいっっ!!!

(キィィーン!)

クロム
はぁ…はぁっ…
や、やるな…ソワレ!
前にも増して攻撃に重みが出てきたようだ。
一撃がすごく大きい…下手をすると
俺も弾き飛ばされてしまいそうだ。

ソワレ
はぁ…はぁ…、
クロムに褒められるなんて、恐れ入るよ。
でも、キミこそ大したものだよ、クロム。
攻めにも守りにも全くスキがない。
今でも鍛錬は欠かしていないようだね。

クロム
ああ。欠かさず鍛錬することは、
勝利へのもっとも近道となる…
そう教わったからな。

ソワレ
子供時代の話か…懐かしいな。

クロム
ああ、あの頃、よく一緒に
チャンバラ遊びをしていたのを思い出すな。

ソワレ
…確かに。あの頃は、男も女も関係なく、
よく皆で戯れて遊んでいた。
街を抜け出しては、皆で野山を駆け回り、
そのたびに親に怒られもした。
ふふっ…懐かしい思い出だよ。
…さぁ、このあたりで休憩にしようか。

クロム
ああ、そうだな。
…それにしても、
ソワレの実力は男顔負けだな。
俺もずいぶん強くなったつもりだが、
なかなかソワレに差をつけられない。

ソワレ
ははっ、キミに置いていかれるわけには
いかないからね。
キミというライバルがいるから
ボクも腕を磨き続けられるのさ。

クロム
…変わらないな、俺もお前も。
大人になった今も変わらずに
俺の相手をしてくれる女なんて
ソワレくらいのものだ。

ソワレ
ん…まぁ、他の女の子たちは
みんな女性らしく成長したからね。
なんだか、ボクだけが置いてきぼりを
くったような気分さ…

クロム
ソワレ…
少なくとも俺は、今のお前がすごく
いいと思うぞ?
こうしてソワレと腕を競ったり語り合ったり
する時間は、俺にとってすごく大切なものだ。
なんだか腹を割って話せる幼馴染という
感じがして、すごく心が休まるんだ…

ソワレ
えっ…そ、そうか?
ははっ…クロムが喜んでくれるなら、
男勝りの人生も悪くないな。

クロム
ああ。ソワレは今のままが一番いいと思う。

ソワレ
そうか…ありがとう、クロム。



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【クロム×ヴェイク C】
クロム
よし、みんな!ここから先は
一対一の模擬戦を行なう!

ヴェイク
うっし!
俺様と勝負しやがれ、クロム!

クロム
ヴェイクか…。この頃
お前ばかり相手にしているような…。

ヴェイク
俺様とお前は永遠のライバル!
永遠に戦い続ける運命なんだよ!
…とはいえ、確かに
ちょっと飽きてきたってのはあるな。

クロム
なら相手を変えるか。

ヴェイク
待て!俺様から逃げようったって
そうはいかねぇぞ!

クロム
…誰も逃げるつもりはない。
飽きてきたと言ったのはお前だろう。

ヴェイク
よぉ、緊張感を出すために
有り金全部賭けるってのはどうだ?

クロム
緊張感を出すのは構わんが
金を賭けるのはどうもな。

ヴェイク
うーん…じゃ、こういうのはどうだ?
模擬戦で負けた奴は
フレデリクの後頭部をはたく!

クロム
…本気か?
フレデリクはああ見えて、
怒るとけっこう怖いぞ?

ヴェイク
へっ、怖気づいたか?

クロム
まさか。受けて立とう。
…だが、これは絶対に負けられんな。

ヴェイク
そうだな。ある意味
実戦より緊張してきたぜ…



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【クロム×スミア B】
スミア
クロム様?
どちらにいらっしゃいますか〜?

クロム
ああ、どうしたんだ、スミア。

スミア
…これをどうぞ。私が作ったお弁当です。

クロム
えっ?弁当?食事ならいつもみんなと
食べてるじゃないか?…なんで突然?

スミア
でも、最近クロム様はお疲れだったでしょう?
ですから、疲れが取れるよう、特別な
野菜多めのお弁当を作って参りました。

クロム
えっ、野菜が多め…?
…どっちかというと、肉が多めの方が
力が出そうな気がするが…

スミア
お肉は確かに力を与えてくれますが、
野菜が足りないと栄養分が不足して、
疲れやすくなるんですよ。
どちらもバランスよく食べるように
心がけてくださいね。

クロム
あ、ああ…でも食べ物で注意されるなんて、
なんだか子供に戻った気分だよ。

スミア
ふふっ。ではクロム様がお食事をされている
うちに、私はお洗濯をしてきますね。
ちょうど今、
洗濯係を担当しているもので。
クロム様は召し上がっていてくださいね。

クロム
ああ…じゃあ、遠慮なくいただくよ。
…とはいえ、これ。
俺が苦手なやつも入ってるんだな。
まあ、体のためだと思って食べるか。
いただきます…もぐもぐ。
…あれ?美味い?
苦手な野菜も、すんなり食べられる…

クロム
…ふう。
あっという間にたいらげてしまったな。

スミア
…クロム様、戻りました。
あら…もう食べ終えられたんですか?

クロム
この弁当すごく美味しかったぞ!
しかも俺が苦手だった野菜もすんなり食えた!
いったいどんな作り方をしたんだ?

スミア
大したことはしてませんよ。
クロム様のお好みを考慮しながら、
スパイスで味付けして誤魔化しただけです。

クロム
そ、そうなのか…?料理って少しの
工夫でずいぶん美味しくなるものなんだな?

スミア
気に入っていただけたようで、何よりです。
では、私はお茶でも持ってきますね。

クロム
いや、弁当を作って貰った礼に
俺が茶を淹れてくる。
少し待っていてくれ、スミア。

スミア
…あ、クロム様…
………
よかった、クロム様に喜んでいただけて…
食べられるものになるまで
15回も失敗した甲斐がありました…!



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【クロム×スミア A】

スミア
クロム様〜!

クロム
スミア?

スミア
はい、今日もお弁当をお持ちしましたよ!

クロム
いつもすまないな…でも、
これじゃあお前も大変だろう?

スミア
いえいえ、こんな頻度で
宜しければ全然平気ですよ。
作るのに少し時間がかかるので…
その…毎日はちょっと無理ですけど…
そ、それにお料理は
嫌いではありませんから。

クロム
そうか…ならいいんだが。

スミア
そうそう!今日は私の分も作ってきたんです。
一緒に食べましょう、クロム様!

クロム
はははっ。こうしている時のスミアは
本当に楽しそうだなぁ。
こんな時勢だから
仕方がないとはいえ…
お前に武器を持たせて戦わせることに
俺はとても申し訳ないと思う…

スミア
そ、そんな…!クロム様そんなことは
おっしゃらないで下さい!
それに軍にいる時の私の楽しみだって、
他にもちゃんとありますよ?

クロム
えっ…それってなんだ?

スミア
はい、あの子たちと一緒にいることです。

クロム
あの子たち…ああ、ペガサスのことか?

スミア
はい。私、ペガサスに
乗ることが好きなんです。
…あ、いえ。乗るよりも、世話をして
あげることの方が好きかもしれません。

クロム
…確かに見ていてそんな気がするよ。
なんだかスミアらしいな。

スミア
…でもあの子たちは戦いに傷つくと、
その瞳に悲しい光を浮かべるんです…
あの子たちが傷つく姿を見たくありません。
もちろんクロム様や皆さんが傷つく姿も…
だからこそ戦わなくてはならない。
一刻も早く、この平和を取り戻したいと
そう願ってここにいるんです。
だから申し訳ないだなんて言わないで下さい。

クロム
…すまない…いや、違うな、ありがとう。
お前は優しいだけじゃなく、しっかりとした
決意を持って戦いに臨んでいたんだな…
あらためて俺も誓おう。
少しでも早く平和な世を築くと。

スミア
はい、クロム様。
私も微力ながらお手伝いいたします!



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【クロム×スミア S】
クロム
あ、スミア…!

スミア
あ…ごきげんよう、クロム様。

クロム
さ、探したぞ…ここにいたのか?

スミア
ちょうど私も今お弁当を作り終えて、
お訪ねしようと思っていたところです。

クロム
そ、そうか…いつもすまないな、スミア。
ここのところ、俺はずいぶんお前の厚意に
甘えてしまっているようだ。

スミア
いえ、いいんですよ。
私、お世話をするのが好きですから。

クロム
ははは…俺はペガサス達と同じか?

スミア
あっ! …た、大変失礼しました!

クロム
あ、いや謝らなくてもいいさ。
でも…代わりと言ってはなんだが。
…スミアに…頼みがあるんだ。

スミア
頼み…ですか?いつものように、
何なりとおっしゃって頂ければ…?

クロム
これから先も一生…お、俺の近くで
こんな風に世話を焼いてくれないか?

スミア
えっ…あっ、はい、いいですよ。
お弁当とか必要でしたら、いつでもどうぞ!

クロム
あ、あれ…?返事が軽くないか…?
俺の言葉の意味…わかってるか?

スミア
えっ?ですからこれまで通り、私に
お世話しろと命じているんですよね?

クロム
う、うわ!やっぱりわかってない!

スミア
…??

クロム
…つ、つまりだな。俺はお前と一生を共に
過ごしたい…という意味で言ったんだ。
要するに、その…
俺の妻になってくれないか!!?

スミア
え、えぇーっ!!?そ、そんな…嘘!!
嘘、ですよね!?

クロム
う、嘘なもんか!お、俺は…
…まだ、スミアになにも感謝の気持ちを
伝えてないって思った時に気づいたんだ。
これは感謝だけじゃない、これは…!
ずっとお前に、俺の隣にいて
欲しいってことなんだって…!

スミア
え、ええと、あ、あの…私そんなお言葉を
いただけるとは思っていなくて…!
でも…すごく、嬉しいです…
ただ私も、ずっとクロム様の近くにいたので、
当たり前過ぎて、全然予想していなくて。
…お、驚いてしまいました!

クロム
はは…二人とも同じか…とにかく俺は。
やっと今日、自分自身の気持ちと
向き合った…。そういうことだ。

スミア
…あの、そのお話、
ぜひお受けさせてくださいっ!

クロム
当たり前じゃないか!
…でも、そうか!ありがとう!!
じゃあその約束の証だ。
これを…受け取ってくれ。

スミア
こ…これは、指輪?
しかもイーリスの家紋が彫ってあります。
こ、こんな貴重な物を私に?

クロム
ああ…これは俺が生まれた記念に
両親が作ってくれたものらしい。
俺がいつか伴侶となる者を見つけた時に
これを送るようにと教わったんだ。
だから…お前にこれを渡すよ。
そして障害の愛を誓うよ。

スミア
ありがとうございます!
私も…私も生涯を賭して
クロム様を愛するとお誓いします!

クロム
…お前とはずっとこれまでも長い期間を
過ごしてきたが、これからも先も
長い付き合いになりそうだな。
あらためてよろしく頼むよ、スミア!

スミア
はいっ!これからも末永く
よろしくお願いいたします、クロム様!
私、幸せです!



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【クロム×マリアベル C】
マリアベル
あら、クロムさん。

クロム
マリアベルか?

マリアベル
こんなところに
お一人でいらしたのですか。
今日は少し冷えますわ。
温かいお茶でもお持ちしましょうか?

クロム
あ、そうだな…頼む。
マリアベル、気を遣わせてすまないな。

マリアベル
いいえ。王族であるクロムさんを気遣うのは
イーリスの貴族として当然のことですわ!

クロム
そ、そうか…
でもマリアベルも身体には気を遣えよ?
王族も貴族もない…
俺たちにとっては常にあるのが、戦いだ。
自分で気づかないうちに小さなケガや
疲れがたまっているかもしれない。

マリアベル
…クロムさん…

クロム
お前も疲れがたまっているだろう?
休める時にゆっくり休むんだぞ?

マリアベル
あぁ…クロムさん。
あなたはどんな時にも周囲の者への
気配りをお忘れにならないのですね。
このご厚意、ありがたく頂戴しますわ。

クロム
いや、そんな、感激されるほどの
ことは言ってないが…
まぁ…とにかくお前も休め。

マリアベル
はい…では、わたくしはお茶を
お持ちした後で、少し休ませて頂きますわ。

クロム
ああ…そうするといい。

マリアベル
クロムさん…またお時間がおありの時には
ぜひお話をさせてくださいませ。

クロム
ああ、もちろんだ。



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【クロム×マリアベル B】
マリアベル
ふーむ…こうして見ると、
ますます容疑者が増えていってますわ…

クロム
…マリアベル、どうしたんだ?
容疑者って…なんか物騒な話だな?

マリアベル
…あら、クロムさん。
これは、お恥ずかしいところを…

クロム
その紙はなんだ?
それを見ながら唸っていたようだが…

マリアベル
ええと、これは…その、
リズに近づく男どものリストですわ。
リズの魅力に惑わされた男どもを
把握しておいて、近づかせないように
策を巡らせるための
重大な機密書類ですのよ。

クロム
お、お前…!
そんなことしてたのか…?

マリアベル
ええ、当然ですわ。
リズはクロムさんの妹君にして、
イーリス聖王国の第二王女。
そしてわたくしの親友ですもの。
何人たりとも近づけさせはしませんわ。

クロム
…でも、俺もリズと一緒にいることは
多いが、それはいいのか?

マリアベル
もちろんですわ。
クロムさんはリズの兄上ですし、
真に高貴なお方ですもの。

クロム
そ、そんなことはないと思うが…
まあ、俺は
叱られることがなさそうで安心したよ。
できればそのリストの奴らも
許してやってほしいがな。
どうせただリズと仲良く
話をしてるだけだろう?

マリアベル
いえ、いくら同じ群に所属する仲間とはいえ、
そう安々とリズに近づかせませんわ。
そうですわね…
まずはわたくしとの面談を
数回踏まえてなら、
考えなくもありませんが。

クロム
ははっ、マリアベルは相変わらずだな。
でも、お前がそばにいてくれれば
リズも安心だ。これからもよろしく頼む。

マリアベル
はいっ!お任せください!
必ずクロムさんのお役に立ってみせますわ!



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【クロム×ガイア C】
クロム
ガイア、ちょっといいか?

ガイア
なんだ?

クロム
お前、以前は盗賊として
色んな場所に行った事があるんだろう?

ガイア
そうだが…
何か問題にでもなったか?

クロム
いや、ちがうんだ。
俺はそういった経験がない。
他国に行くのは、王族としての
務めを果たしに行く時ばかりだからな。
自分の行きたい所に行って
やりたいことをやるなんて、夢のまた夢だ。
だから、自由に世界を飛び回るのは
どんなものなんだろうと思ってな。

ガイア
お前が思っているほどいいものじゃないぞ。
盗賊稼業は厳しいものだ。
物見遊山で世界中を
めぐっていたわけじゃない。

クロム
そうだな。すまない。
変な事を聞いた。

ガイア
どうしてそんなことを?
…ひょっとして、今の状態がイヤなのか?

クロム
そういうわけじゃない。
ただ、王族である以上、自由は存在しない。
だから、たまにふと思うときがある。
『自由に生きる』ってどんな気分だろうってな。

ガイア
なるほど。
王族ってのも楽じゃないんだな。

クロム
まあな。だが飢えに
苦しんだりしているわけじゃない。
ぜいたくな話と言えば
返す言葉はないんだけどな。

ガイア
……



戻る


【クロム×ガイア B】
ガイア
クロム。

クロム
ガイアか、どうした?

ガイア
今日の夕食の後、
何か予定はあるか?

クロム
部隊にある物資を確認するつもりだ。
戦う時に武器が不足してると大変だからな。

ガイア
じゃあ、明日はどうだ?

クロム
明日か…
明日は今後の作戦について
詳細をつめるつもりでいた。

ガイア
…お前、本当に忙しいんだな。

クロム
なにかあるのか?
必要なら時間を作るが。

ガイア
必要、ね。
そうは言えないかもしれんが…

クロム
?どういうことだ?

ガイア
お前、このまえ、王族には
自由がないって話をしてたろう?

クロム
ああ。

ガイア
だから教えてやろうと思ってな。
自由気ままな者の楽しみってやつを。

クロム
だが、どうやって?これから
世界中を旅するわけにもいかないだろう。

ガイア
そこは、その時のお楽しみってところだな。
ま、時間ができたら声をかけてくれ。



戻る


【クロム×ガイア A】
ガイア
来たか、クロム。
準備はいいか?

クロム
準備と言われても
特に何もしていないぞ。

ガイア
なんだ。少しは
いい格好をしてこいよ。

クロム
と言われても
なにをどうすればいいんだ?
俺はお前に
『時間ができた』と言っただけだぞ?
そうしたら『出かけるからここに来い』と…
一体どこに行くというんだ?

ガイア
野暮だな。出かけるといえば
盛り場にくりだすに決まっているじゃないか。

クロム
盛り場?いやしかし…

ガイア
なんだ、逃げるのか?
自由な世界を知りたいんだろう?
今から色々ゆっくり教えてやるよ。
さ、行くぞ。

クロム
お、おい、ちょっと…



ガイア
どうだった?クロム

クロム
いや、その。うん。
色々と勉強になった。

ガイア
楽しかったか?

クロム
そ、そうだな…
とにかく勉強にはなった。

ガイア
少し刺激が強すぎたかな?
まあいい。とりあえず目的は達したな。

クロム
目的?

ガイア
お前に色んな世界を見せることだよ。
クロム、お前は自由がないと言っていたよな。

クロム
ああ。

ガイア
本当にそうか?
やろうと思えば今日だって
新しい世界を見ることができた。
お前は『王族』によりかかって
自分で世界を狭くしてるんじゃないか?
王族だろうと、流れ者だろうと
見る気があるかって事だと思うがな。

クロム
…そう、だな。
ありがとう、ガイア。俺は自分の
立場に甘えていたのかもしれない。

ガイア
そこまで思うことはないさ。
お前が背負ってるのは、俺たちが
想像できないほど重いものだろうからな。
要は、ものの見方、考え方なんて
心の持ち方ひとつってことさ。

クロム
それを言うために
俺をここに連れてきたのか?

ガイア
俺が楽しみたかったって
こともあるがな。
気に入ったのなら
また連れてきてやろうか?

クロム
いや、その…
考えさせてくれ。



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【クロム×オリヴィエ C】
クロム
あっ、オリヴィエ。
こんなところに一人でいたのか。

オリヴィエ
あっ、クロム様…!
…は、は、はい!
ひ、一人の方が
落ち着くものですから…!

クロム
…じゃあ、くつろいでいたんだな。
邪魔して悪かったな。

オリヴィエ
い、いえ…!だ、大丈夫です。
気にしないでください〜…

クロム
そ、そうか…ならいいんだが。

オリヴィエ
……………

クロム
……………

オリヴィエ
……………

クロム
……………
まいったな…会話が続かないな?
俺も元々、口数が多い方じゃないしな…

オリヴィエ
え、ええと…それでは、
私は失礼いたします!

クロム
あ…オリヴィエ!?
…やれやれ。俺は仮にも王族…
そして一軍の指揮官だぞ?
兵士たちの先頭に立ち、常に大衆を導いて
いかなくてはならない立場にいる者が、
仲間との会話ひとつまともにできなくて、
一体どうするって言うんだ…?
特にオリヴィエとはあまり
打ち解けられていない気がしたから、
何とか心を開いて欲しいんだがな…



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【クロム×オリヴィエ B】
クロム
あそこにいるのはオリヴィエ…
…よし、今日こそは
会話を続けてみせるぞ。
あいつが心を開いてくれるように…!
これもまた、王族として、
指揮官としての務めだ!

オ、オリヴィエじゃないか。
今日は一人でなにをしているんだ?

オリヴィエ
あっ!ク…クロム様!
…いえ、あの、ただ…踊りの稽古を
していただけです…
私にとって踊りは
この軍に居させてもらえる唯一の意義…
その稽古をするのは当然ですので…

クロム
…そ、そんなに自分を
卑下しなくたっていいじゃないか。
別に踊りが踊れなくても追い出したりは
しないぞ?

オリヴィエ
…す、すみません…

クロム
い、いや…すまん、
責めているわけじゃない。
…それにしても偉いな、オリヴィエは。
確かに、日々の稽古なしには、
オリヴィエの見事な踊りは生まれないよな。

オリヴィエ
い、いえ…私なんて、まだ未熟で…

クロム
そうやってまた謙遜するな。

オリヴィエ
えっ…
うぅ…ごめんなさい〜…

クロム
あ…いや、やっぱり
上昇志向があっていいと思うな…
俺もオリヴィエを見習って、
もっと剣技を磨かないとな。

オリヴィエ
そ、そんなに褒めないで下さい…
は、恥ずかしいです〜!!

クロム
えぇっ!?す、すまん…!

オリヴィエ
え、えっと…

クロム
どうした、オリヴィエ?
ずっとこっちを見て…?

オリヴィエ
いえ、あの…その…!
…し、失礼しますっ!

クロム
あっ、おい、オリヴィエ!?
…行ってしまったか。
まだオリヴィエは…緊張していたな。
まぁ、今日は前回よりは
会話が続いたし、もう少し頑張ってみるか。



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