縮緬遊戯堂・紫龍館
ファイアーエムブレム覚醒 攻略 ファイアーエムブレム覚醒 攻略
支援会話一覧


【マイユニット(男)×ヴァルハルト C】
マイユニット(男)
…あっ、ヴァルハルトさん。
お一人ですか?

ヴァルハルト
………

マイユニット(男)
あの…せっかく仲間になったんですし、
なにか…お話でもしませんか?
あの、もちろん、ご迷惑でなければ。
ですけど…

ヴァルハルト
…ならば、(マイユニット)よ。
軍師である、うぬに問わせてもらう。
勝利に最も必要なものはなんだと思うか?

マイユニット(男)
い、いきなりだな…ヴァルハルトさん。

ヴァルハルト
…答えよ。
軍師たるもの、この程度の問いに
即答できなくてどうする?

マイユニット(男)
そ、そうですね…
やっぱり『仲間との絆』でしょうか?

ヴァルハルト
フン…ぬるいな。我の答えはこうだ。
勝利に必要なもの…それは、圧倒的な力。

マイユニット(男)
力…ですか?

ヴァルハルト
ああ、全てを破壊し、全てを圧倒し、
全てを凌駕し、全てをひれ伏せる力よ。

マイユニット(男)
…ですが。
力による勝利はひずみを生みます。
そしてやがて軋轢が生じ、
新たな戦いを呼び起こしてしまう。

ヴァルハルト
それは、単純にその力が足りぬからよ。
圧倒的な強い力で全てを抑え込めば、
そんな些事などは消え失せる。
…勝利には絆が必要などという
うぬには、わからぬかもしれぬな。

マイユニット(男)
…確かに、考え方がまったく違います。
…けど、俺は信じます。
仲間との絆、
それはヴァルハルトさんとだって
いつかきっと分かり合えるということ。
だってあなたも仲間だから!

ヴァルハルト
…ふん、面白い。今後もその蒙昧なる意志で、
我を口説いてみるがよかろう。

マイユニット(男)
はい、負けませんよ!



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【マイユニット(男)×ヴァルハルト B】
ヴァルハルト
…(マイユニット)。

マイユニット(男)
あ、ヴァルハルトさん。

ヴァルハルト
どうだ、先日の考えは変わっておらぬか?
仲間との絆が勝利に最も重要だという
うぬの甘い考え方のことよ。

マイユニット(男)
…はい、変わりません。

ヴァルハルト
ふむ…もったいない話だな。
うぬらがその圧倒的な力で臨めば、
真の平和を築くことも
造作もないと思うのだが。

マイユニット(男)
真の平和…?

ヴァルハルト
平和という言葉には食い付きがいいな。
究極的な平和とは、国境が無くなり、
国同士の戦争がなくなることだ。
これだけで、争いの大半は消えるであろう。

マイユニット(男)
それは…確かにそうです。

ヴァルハルト
うぬらの軍力と、
うんの軍師としての才覚があれば、
世界制覇すらも、
赤子の手を捻るようなものだというのに。

マイユニット(男)
でもその世界を統一するまでの戦争の中で、
多くの人が苦しむことになるでしょう。
それは俺たちの望んでいることじゃない。

ヴァルハルト
だが最終的には、苦しみの総量は減る。
たとえ一万の人間が死のうとも、
代わりに百万の
人間が救われればよいではないか?

マイユニット(男)
…人の命を、数で測ることはできない!

ヴァルハルト
ふん、だからぬるいと言うておるのだ。
ならば、うぬらが殺している敵軍の兵士は
いったいなんだ?
自分と主義主張が違えば殺すのか?
自分の親しい者に敵対するから殺すのか?
それは、小を捨てて大を取る考え方とは
違うと言い切れるのか?
…我には同じことにしか思えぬ!

マイユニット(男)
!!…そ、それは!

ヴァルハルト
(マイユニット)よ、もっと大局を見よ!
すべてを救うことなどできないと知れ!
より多くの者を救いたければ、力を求めよ!
…うぬが望むなら、いつでも我の生き方…
覇道について語り尽くしてやろう。
…いつでも声をかけるがよい。


(ヴァルハルト、去る)

マイユニット(男)
………
けど…俺は…



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【マイユニット(男)×ヴァルハルト A】
マイユニット(男)
あっ…ヴァルハルトさん…

ヴァルハルト
うぬか…

マイユニット(男)
ちょっと、お話に付き合ってもらっても
いいですか…?

ヴァルハルト
…悩んでいるな、(マイユニット)。
その悩んでいる時間すら、
我には無駄と思えるがな。

マイユニット(男)
それは…違うと思います。
正しいもの、信じるべきもの…
それを考えるのは、大事なことです…

ヴァルハルト
フン…判断が遅ければ、
その間にも状況は悪化するのだぞ?

マイユニット(男)
ヴァルハルトさんの主張もよくわかります。
…でも、俺にはどうしても
そこまで割り切ることができない。
ヴァルハルトさんの世界には、
人が…心が存在しない。
人間ではなく、まるで人間そっくりの
人形が生活する世界のように思えます。

ヴァルハルト
小を切り捨て大を取るという話か?
確かに…そういう捉え方もできる。
戦場然り、世界における人間は駒でもある。

マイユニット(男)
でも人間でもあるんです!
そして人間は数値では測れない!
それぞれ一人一人にみんな大事な人がいて、
その大事な人を守りたいからこそ、
こうして頑張っていけるんです!
…俺も、ヴァルハルトさんも、
大事な仲間がいるからこそ、
ここに人間として
存在していられるんだ。
…俺は、そう思います。

ヴァルハルト
…そうか。まあ、それもよかろう。

マイユニット(男)
えっ!?そ、そんなあっさり…?

ヴァルハルト
それを追い求めたうぬらが、
我の覇道に勝った。
…ただそれだけのことよ。
強者が勝者という理屈で言うのなら、
敗者の我はうぬらの理想に従うのみ。

マイユニット(男)
ヴァルハルトさん…

ヴァルハルト
うぬが強い信念さえ崩さぬのなら、
我にそれを妨害する意志はない。
うぬらがどこまでその理想を貫けるのか、
横で見ていてやろう。
だが、うぬらのその意志が崩れさった時…
我はうぬらの理想という名の
喉元を切り裂くぞ!

マイユニット(男)
いいえ、その必要はありません。
俺たちの理想は揺るぎないです。
そしてあなたにも、
その理想の中に入ってもらう。

ヴァルハルト
ふん…その減らず口がいつまで叩けるか、
我が傍で見ていてやろう。

マイユニット(男)
はい、望むところです!



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【マイユニット(男)×エメリナ C】
マイユニット(男)
エメリナ様。お体の具合はどうですか?

エメリナ
………

マイユニット(男)
…エメリナ様?

エメリナ
…エメリナ。

マイユニット(男)
ああ、あなたの名前ですよ?

エメリナ
………

マイユニット(男)
エメリナ様、俺の話を聞いてくれますか?
こんな時に言うのもおかしいですが。
実を言うと…
俺はエメリナ様に憧れていたんです。

エメリナ
あこ…がれ?

マイユニット(男)
はい、ちょっと照れますが。
あなたの闘いをしないという
姿勢は気高かった。
でも闘わなくてはいけないのも
わかっていて。
そんなエメリナ様にクロムは
反抗した事もありましたが、
…きっとそれは本心ではなかったはずです。
クロムだって平和を望む気持ちは一緒。
闘いは無いに越したことはない…

エメリナ
…む、むずかしい…わ。

マイユニット(男)
あ、す、すみません。
だが、これだけは言わせて下さい。
いつか俺たちは…エメリナ様が思い描いた
闘いのない皆が分かり合える世界を作る。
そのために今も頑張っているのです。

エメリナ
………

マイユニット(男)
すみません。何か長々と話してしまって。

エメリナ
…いえ、へいき、です。

マイユニット(男)
はい、それでは、また来ます。
エメリナ様。

エメリナ
…は、はい。



戻る


【マイユニット(男)×エメリナ B】
マイユニット(男)
エメリナ様、ご機嫌はいかがです?

エメリナ
…………
…ごきげん…?

マイユニット(男)
あ、はい。
元気ですか、という意味です。

エメリナ
は、はい…。

マイユニット(男)
そうですか、良かった。
何か…俺にできることはありませんか、
エメリナ様?

エメリナ
………?

マイユニット(男)
そ、そうですね…。あ、そうだ!
エメリナ様が戻る前までの
話をしましょうか?

エメリナ
…わたしが…もどる…まえ?

マイユニット(男)
ええ、クロムはギャンレルを倒し、
ヴァルム大陸からの侵略も阻止しました。
確かに平和的とは言えませんでしたが、
クロムなりの平和を模索したのだと思います。
…エメリナ様の意志を継いで。

エメリナ
……………

マイユニット(男)
クロムは、もう立派な王になっています。
できれば、エメリナ様からクロムを
褒めてくれると…ありがたいです。

エメリナ
…クロムを…ほめる。

マイユニット(男)
…はい、もう少し記憶が戻ってからで
いいので、ぜひお願いします。

エメリナ
…きおくが…もどって…から。

マイユニット(男)
はい、クロムもきっと喜ぶと思います。

エメリナ
よろこぶ…あなたも?

マイユニット(男)
は、はい、もちろん俺も嬉しいです!

エメリナ
わかり…ました…。



戻る


【マイユニット(男)×エメリナ A】
マイユニット(男)
エメリナ様、ご機嫌はいかがです?

エメリナ
…はい、げんき、です。

マイユニット(男)
それは良かった!
…さあ、今日は何の話をしましょうか?

エメリナ
…いつも…

マイユニット(男)
え?

エメリナ
いつも…あり、がとう…。

マイユニット(男)
エメリナ様!
いや、そ、そんなことは…。

エメリナ
………
…あなた…

マイユニット(男)
あ、はい。

エメリナ
あなたの…なまえ…。

マイユニット(男)
あ、俺の名前ですか?
そうですね。忘れてますよね。
えっと、俺の名前は…。

エメリナ
………(マイユニット)。

マイユニット(男)
え、ええっ!?

エメリナ
…(マイユニット)。

マイユニット(男)
は、はい!そ、そうです!

エメリナ
…(マイユニット)。(マイユニット)。

マイユニット(男)
そうです!(マイユニット)です!
…エメリナ様!

エメリナ
………

マイユニット(男)
エメリナ様…もしかして
何かを思い出したのですか?

エメリナ
…いいえ、おもいだせ…ない…けど。
あなたのなまえ…うかんで…きました。

マイユニット(男)
エメリナ様!エメリナ様!

エメリナ
なか…ないで…

マイユニット(男)
こ、これはうれし涙です!
やっと、エメリナ様が…俺の名前を!
ううぅっ、ううっ!

エメリナ
………

マイユニット(男)
…そ、そうだ。
みんなにも伝えないと!
み、みんなー!
エメリナ様がー!!

エメリナ
………



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【マイユニット(男)×レンハ C】
マイユニット(男)
レンハさん、よろしいですか?

レンハ
(マイユニット)殿か。…なにか用か?

マイユニット(男)
はい…なんだか、俺の知っている
レンハさんとは別人というのが不思議で。
できれば、未来から来たレンハさんと
もっとお話したいと思っていたんです。

レンハ
…大して話すようなことはない。
過去でも未来でも、私は亡霊に過ぎぬ。

マイユニット(男)
ぼ、亡霊だなんて、そんな…
でも未来であったこと、レンハさんは
心の中にちゃんと刻んでいるのでは?
戦争、国政、使命…
何か俺に話して下さいませんか?

レンハ
…指名、か。
…使命と言えるかはわからないが、
私はひたすらに墓を守っていた…

マイユニット(男)
守る…お墓を?

レンハ
ああ。私の未熟さゆえに亡くなった
我が最愛の妹の墓をな…

マイユニット(男)
…あ…す、すみません。
…俺、なんと言ったらいいのか。

レンハ
…(マイユニット)殿が気にする必要はない。
妹は、あの世界の運命に殉じただけだ。
それに私は、人から気遣われるような
器ではない…
ただ、自らもいつか墓に入る日までの
時間を潰していただけだ…

マイユニット(男)
…そんなことは…言わないでください!
あなたはこの過去へとやってきて
運命が変わったはず!
そして世界の運命もきっと変わるんです!
俺はそう信じています。

レンハ
…(マイユニット)殿
それは…私のような者には
あまり意味を為さぬ励ましかもしれぬ。
だが、その優しさだけは、
私の枯れた心にも刻んでおくとしよう…

マイユニット(男)
レンハさん…



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【マイユニット(男)×レンハ B】
レンハ
はっ!…はっ!

(マイユニット、現れる)

マイユニット(男)
レンハさん、剣の稽古ですか?

レンハ
(マイユニット)殿か…
ああ…そうだ。
この命、少しでも(マイユニット)殿たちの
役に立たねばならんからな…

マイユニット(男)
…ありがとうございます。
けど、無理はしないでください。

レンハ
いや…少しくらい無理してでも
私は強くあらねばならん…
この肉体が少しでも人の役に立つなら、
この荒んだ心も救われるというものだ…

マイユニット(男)
………
…レンハさんは未来で、
ただお墓を守っていたんですか?

レンハ
…ぬっ?どういう意味だ?

マイユニット(男)
あ、いえ…すみません、
ただあなたの言葉を聞いていたら、
あなたは未来でも、人々を守るために
生きていたんじゃないかって思えまして…

レンハ
…(マイユニット)殿の
推察力には恐れ入る。
確かに私は…時折、人々の集落を
屍兵から守っていた。
生きる屍と同様の私とはいえ、
食わなければ生きていけないからな。
食料と引き換えに戦っていた…
それだけのことだ。

マイユニット(男)
…そうでしょうか?
レンハさんは、困っている人々を
見過ごせなかったのでは?

レンハ
…買い被りだ。あの頃の私に、
もうそのような強い意志はない。

マイユニット(男)
…そうですか。
でも、俺はレンハさんを信じています。
あなたは今も昔も変わらず、
人々を守るために戦い続けているんだと。

レンハ
…否定しても(マイユニット)殿は
聞く耳を持たぬだろうな。

マイユニット(男)
あははっ、そうかもしれません。
それじゃ、俺はこのあたりで失礼します。
また話しましょう、レンハさん。

(マイユニット、去る)

レンハ
………



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【マイユニット(男)×レンハ A】
マイユニット(男)
レンハさん…どうして軍の野営地から
こんなに離れた所にいるんですか?

レンハ
…私は、仲間たちと気安く
語り合えるような立場にはない…
私は、もっと…もっと厳しく、
自分を追い込まなければ…
でなければ、私のせいで命を落とした
サイリに申し訳が立たん…

マイユニット(男)
…レンハさんが言っているのは、
未来のサイリさんのことですね。

レンハ
…ああ。ふがいないこの兄のせいで
サイリを…妹を死なせてしまった…
兄妹として、愛する者を
守らなければならなかったのに…

マイユニット(男)
………
…でも、未来のサイリだって、
同じようにレンハさんのことを
想っていたんじゃないですか?

レンハ
…!?

マイユニット(男)
未来のサイリは
きっと思っていたはずです。
レンハさんに生き続けて欲しい…
そして幸せになって欲しいって…!

レンハ
…そうかもしれんな。
あれは昔から、優しい子だった…
だからこそ私は、サイリを…
そう、家族として心から愛していたのだ…

マイユニット(男)
…だったら余計に、レンハさんのこんな姿を
サイリだって望んでいないはず。

レンハ
確かに…そうかもしれぬ。
サイリが生きていれば、
今のこの覇気の失せた私を
叱りつけてくるやもしれん…

マイユニット(男)
…だったら、
もう少し俺たちに歩み寄って下さい!
未来のサイリはもういないけれど、
この時代には
俺たち仲間がいるじゃないですか!?

レンハ
(マイユニット)殿…そう言ってくれるか。
いや…かたじけない。
私は、あなたにどれほどの気苦労を
かけてしまっているのだろうか…

マイユニット(男)
そんな!これは気苦労じゃありません。
仲間の事を考えているだけなんですから!

レンハ
そうか…。ふふっ…なるほどな。

マイユニット(男)
レンハさん…。みんなのところへ行きませんか?

レンハ
…そうだな。和の中に入らせていただこうか。
…(マイユニット)殿、
あなたの優しさと友情に感謝する。

マイユニット(男)
いえ、こちらこそ!
あらためてよろしくお願いします。



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【マイユニット(男)×インバース C】
マイユニット(男)
おば…インバース。

インバース
今、何か言ったかしら?

マイユニット(男)
いや…何も。
…リズ達の呼び方がうつったようだぞ。

インバース
何をモゴモゴ言っているのかしらぁ?
…(マイユニット)、何をしに来たの?
…監視?やっぱり私のこと
怪しいと思っているわけ?

マイユニット(男)
そういうわけじゃないが…。
少し様子が気になって。

インバース
それって同じことじゃない?

マイユニット(男)
違うぞ。第一、仲間になったお前を疑うことは、
クロムが許さないだろう。

インバース
さあて、どうかしらぁ?

マイユニット(男)
…………。
インバース。
みんなで食事をしているんだけど、
一緒に来ないか?

インバース
ふふ、おかしなことを言うのね?
わからないの?
今まで敵だったんだから、快く思わない人が
いるに決まっているじゃないの!
そんな事できるわけないじゃない!

マイユニット(男)
だが…もう少し打ち解けても
いいんじゃないか?

インバース
そんなのごめんこうむるわ!

マイユニット(男)
そ、そうか…。

インバース
…もう、いいかしら?
私、行くわよ…。

マイユニット(男)
あ、…あぁ。



戻る


【マイユニット(男)×インバース B】
マイユニット(男)
おばちゃ…い、いやインバース。

インバース
今何か言いかけたかしら?

マイユニット(男)
い、いや何も…

インバース
…今度は何よ?

マイユニット(男)
いや、また一人でいるのかと思ってな。

インバース
なぁに?また仲間と打ち解けろと
説教でもしに来たの?

マイユニット(男)
少なくとも就眠する時くらいは、
隊に戻っていた方がいいぞ。

インバース
ははーん。隙あらば…!
とか思っているのかしら!?

マイユニット(男)
そ、そんなわけあるか?
仲間なんだから心配して当然だろ!

インバース
ふーん、紳士なのね?
本当にファウダー様の
血を引いているのかしらぁ?

マイユニット(男)
それは関係ない!

インバース
…あ。ファウダー様で気づいたんだけど、
私達って兄妹なんじゃないの?

マイユニット(男)
えっ?

インバース
どっちが上なのかしら?
先に生まれたのは…まぁ私だけど、
途中で養子になったわけだし…
じゃあ貴方が兄という事にしましょう!

マイユニット(男)
ええっ!?ふつう逆だろ、それ!

インバース
私が妹、貴方がお兄ちゃんね!

マイユニット(男)
ふぅ…そんな事はどうでもいいから!
寝る時は、みんなの所に戻ってくるんだぞ!

インバース
じゃあお兄ちゃんが
守ってくれたらいいじゃない〜!

マイユニット(男)
それはない!

インバース
いやーん!お兄ちゃんひどーい!
こわーい!

マイユニット(男)
…やっぱり一人でも
大丈夫なんじゃないか?

インバース
うふふ、おにーちゃん、行かないで〜!



戻る


【マイユニット(男)×インバース A】
マイユニット(男)
おばちゃん…インバース。
インバース。

インバース
ついに躊躇いもなく、
おばちゃんって言ったわね。
いいわよ、もう言い直さなくて。
…ところでなあに、おにーちゃん。

マイユニット(男)
そっちこそ、おにーちゃんって言うな!

インバース
いーじゃない二人きりの時くらい。
なーに?
また仲間と打ち解けろって言うつもり?
前も言ったけれど、私を信用しているやつなんて
ほとんどいないわよ。

マイユニット(男)
そ、そんなことは…

インバース
………

マイユニット(男)
…?どうかしたのか?

インバース
…私は、いったい何なのかしら?
ファウダー様にだまされ、
こうしてかつての敵に寝返った。
…ただの道化だわ。

マイユニット(男)
…インバースは、インバースだろう?

インバース
…え?

マイユニット(男)
俺だって、
血筋のこと、記憶のこと…
わからない事やままならない事が、
たくさんある。
でも…、ここには俺を俺と
認めてくれる仲間がいる。
だから、
インバースの事もきっと認めてくれる。
かつての敵でもファウダーの部下でもない、
…ただのインバースとしてな。
だから、
過去だって捨てられるさ。

インバース
…ふっ。そうなれるといいわね。

マイユニット(男)
少しは…悩みの解決にはなったか?

インバース
なぁに?気づいてたの?

マイユニット(男)
そりゃまあ、
いつも監視してるからな!

インバース
そう…
監視されるのも悪い気はしないわね。



戻る


【マイユニット(男)×インバース S】
マイユニット(男)
あれ?インバース、
何をしてるんだ?

インバース
ちょっと武器の手入れと、
食料在庫のチェックをね。

マイユニット(男)
え、そんなにたくさん?

インバース
何よ?私がしてちゃ悪い?
…打ち解けられないかもしれないけど、
少しくらい役に立たないとね。

マイユニット(男)
インバース…

インバース
うふふ…でもね。
最近、本当に仲間として自覚が
出てきているつもりよ。
迎え入れてくれて嬉しいと思っているし、
歩み寄ってくれてもいいんじゃないかって。

マイユニット(男)
そ、そうか…

インバース
それに一応兄妹もいるんだし、
同じ父親を持っている兄がね。

マイユニット(男)
ま、またそれを言うか!

インバース
いいじゃない〜おにーちゃん!

マイユニット(男)
も、もうそれは止めろって!

インバース
でもね…。本当は兄妹じゃない方が
いいんだけどね。
私ね、(マイユニット)のことは、
気になっていたのよ。
…ずっと前からね。

マイユニット(男)
え?

インバース
ファウダー様の息子なら
私にとってのお兄ちゃん…
そんな兄妹がいればいいなってね。
もちろん嫉妬や敵対心もあったけど…
今は別の意味で気になっているの。
その意味が少しずつわかってきたわ…
だったら兄妹じゃない方がいいかも。
そう思ってね。

マイユニット(男)
えっ?つまり、どういうことだ?

インバース
ちょっといい加減察しなさいよ。

マイユニット(男)
え、そ、それじゃあ…?
………
インバース、もしお前さえ良ければ、
これから二人でクロムを支えないか?

インバース
え?そ、それってあれよね?
プロポーズよね?

マイユニット(男)
…え!!?
なんでそう受け取るのかな?

インバース
ううん、今のは絶対プロポーズよ。
それ以外に受け取れないわぁ。
はい、しゅうりょー!
兄妹ごっこはこれでおしまい。
私たち血がつながっているわけじゃないし、
これからは晴れて恋人同士ねぇ?

マイユニット(男)
ええ、ええええっ!!?

インバース
恋人のためにもっと頑張るからねぇ。
仲間とも打ち解けてみせるわ!

マイユニット(男)
………。

インバース
ああ、良かった…
私にこんな素晴らしい未来が
待っていたなんて、考えもしなかった…。

マイユニット(男)
そ、それは、よ、よかったな…。

インバース
(マイユニット)、私達の未来は
明るいものにしましょうねぇ?

マイユニット(男)
…まあ、いいか。
そんな悪い気もしないし。
割りと俺らはしっくりくるかもしれないな。

インバース
…うふふ、そうね。




戻る


【マイユニット(男)×パリス C】
パリス
(マイユニット)、いいところに来たな。

マイユニット(男)
えっ?パリスさん…?

パリス
…お前さえ良ければ、お前に
俺の戦いの極意を伝えておきたいのだが。

マイユニット(男)
え…ご、極意!?
は、はい!パリスさんの教えなら、
ぜひ聞かせていただきたいです。
でも、どうして俺に…?

パリス
…お前は軍師だ。つまり、軍全体の運命を
握っていると言っても過言ではない。
だから、俺の極意を伝えることで
少しでもお前たちの役に立てばと思ってな。

マイユニット(男)
では、よろしくお願いします!

パリス
まず、戦いの基本となるのは呼吸だ。

マイユニット(男)
呼吸…?

パリス
そうだ。空気中に存在する『気』を
己の中に取り入れ、気の強さを手に入れる。
これが全ての始まりであり、そして
最終的に大きな差を生む点でもある。
そのためにどうすればいいか…わかるか?

マイユニット(男)
え、ええと…きれいな空気?

パリス
ほう…よくわかったな。
気の鍛錬を行う際の空気は、
非常に重要なものだ。
古来より修行者が山に入るのも、こうした
清浄な空気を手に入れんとするためだ。

マイユニット(男)
…なんだかすごい話になってきたな。

パリス
…そういえば、あれは何年前だったか、
初めて山籠もりをした時のこと…
まだ子供だった俺は、
凶暴な熊と戦った。

マイユニット(男)
えぇっ!?熊!?
しかも子供の頃に!?

パリス
うむ。

マイユニット(男)
…そ、それで勝負は!?

パリス
…もし負けていたら、
俺はここに立ってはいない。

マイユニット(男)
そ、そうですか…

パリス
そう…あの熊との戦いで
勝利できたのも、
清浄なる山の空気が
俺を強くしてくれたおかげだ。
古来より脈々と受け継がれた
木々の空気を、身体の周囲に巡らせ…
そして練り上げるのだ。

マイユニット(男)
…パリスさん、いつもと違って
どこか活き活きと話しているな。
けど…この話、どこで終わるんだろう?

パリス
ん?(マイユニット)、
何か言ったか?

マイユニット(男)
あ、い、いや…なんでもありません。

パリス
では続きを話そう。
空気と筋力と気を融合させることによって、
自らの闘気として集束させ、そして放ち…



戻る


【マイユニット(男)×パリス B】
マイユニット(男)
…さて。時間があるから、
みんなの武器の手入れでもやっておくか。
兵士たちもきちんと
手入れをしてくれているが…
武器って、少し目を離しただけで
すぐに劣化するからな…

パリス
…その通りだ。
武器とは実に繊細なものなのだ。

マイユニット(男)
おわっ!
パ、パリスさん…!?

パリス
美しい刀剣…
鋭く磨き抜かれた槍…
それらは、敵を倒す強さを秘めている一方で、
非常に脆いものでもある。
武器の手入れは、
己の命の手入れ…
それをおろそかにすると、
自らの命を落とすことにもなりえる。

マイユニット(男)
手厳しい…
さすがはパリスさん…

パリス
本来、自分で使う武器は、
自分の手で鍛え上げるべきなのだ。

マイユニット(男)
え!?
そういうものなんですか!?

パリス
自らの手で武器を作り上げ、
使い込むことで自らの手に馴染ませる…
これがそろって、初めて『己の武器』と
言うことができる…

マイユニット(男)
なるほど…でも、全ての兵士が
それを実行するのは難しそうですね。

パリス
だろうな…
俺も、他人にまで強制するつもりはない。
これはあくまで俺の信念…
生き様の問題だ。
しかし、極限まで使い込んだ武器は、
まるで生命を持つかのようになり…

マイユニット(男)
パリスさん…戦いについての話になると、
すごく活き活きするんだな。
物静かというか、冷徹な印象があったけど、
意外に情熱家なのかもしれない…
しかしこの話も…けっこう長いな。

パリス
ん?…何か言ったか?

マイユニット(男)
あ、いえ、何でもありません。

パリス
愛着を持って物を使い続けることで、魂が
宿るという異国の伝説がある。
まさしくそれは武器が武器を超える時、
奇跡と言っても過言ではないだろう…
武器に魂が生まれ、
そして使用者との絆が…



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【マイユニット(男)×パリス A】
マイユニット(男)
今日は、久しぶりに温かい食事だな。
気分まで温かくなる。


(パリス、現れる)


パリス
…うむ。確かに戦士にとって食事は重要だ。
ありがたくいただこう。

マイユニット(男)
パリスさん!

パリス
ちょうどいい…ならば今日は、
食事の重要性について話そう。

マイユニット(男)
えっ?食事にもこだわりが?

パリス
…それもまた、
戦士の心得だからな。
食事とは、他の生物の命をもらい、
己の中に取り込むことだ。
だから、食べ物を無駄にしては駄目だ。
万物に感謝しながら食わなくてはならん。

マイユニット(男)
…パリスさん、
今日も活き活きと話してる…
…最近わかったけど、パリスさんって
意外と饒舌な人だったんだな…

パリス
…ん?
どうした、何か言ったか?

マイユニット(男)
あ、いや!その…
パリスさんって、自分の興味ある事を
話すのが好きなんだなあ、って…

パリス
…そんなに多弁だったか?自分では、
そういうつもりはなかったが…
俺も、お前たちと関わっている
うちに少しずつ変化しているのかもな…
だが…その変化は
果たして良いものなのか?
…もしかして、俺は単に
軟弱になっただけかもしれん…

マイユニット(男)
…俺はそうは思いません。
『軟弱かもしれない』…なんて
言葉が出るのが、その証拠です。
パリスさんの強さや、自分に対する厳しさは
以前のままですよ。俺が保証します。

パリス
フッ…お前の保証か。
ならば、信じる価値はあるかな?

マイユニット(男)
はい、もちろんです!
…パリスさんは、前よりちょっと親切に
なったというか優しくなった気がします。
たとえば、俺に戦士の極意を教えると言って
くれたのも、親切心からでしょう?

パリス
確かに、俺の力をお前たちの役に
立てたい…とは思ったな。

マイユニット(男)
その気持ちが優しさの表れですよ。
…だから、俺ももっとパリスさんから
戦士の極意を教わりたいんです!

パリス
ああ…そうだな。お前には、俺が持つ
極意をたっぷり伝授してやらなくてはな!
…覚悟しておけよ、(マイユニット)?

マイユニット(男)
…はい、よろしくお願いします!

パリス
では先ほどの
食事の話の続きをするとしよう。
食するとは…
魂を喰らうという事に他ならない。

マイユニット(男)
そしてここから、
ちょっと長いんだよな…

パリス
それは食物における
連鎖であると主に、
魂が輪廻転生をして
巡るという事でもある。
身を鍛えるという事は、
つまり他の生き物の魂を
共有していくという事であり…



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