縮緬遊戯堂・紫龍館
ファイアーエムブレム覚醒 攻略 ファイアーエムブレム覚醒 攻略
支援会話一覧


【マイユニット(男)×サイリ C】
マイユニット(男)
なぁ、サイリ。ちょっといいか?

サイリ
(マイユニット)殿、何か?

マイユニット(男)
サイリの鎧って、
珍しい形をしているな。

サイリ
ああ・・・これか。
私が生まれた国で、
兵士の皆が装備する鎧だ。

マイユニット(男)
そうなのか。
形が洗練されているし、とても丈夫そうだ。

サイリ
ああ、軽さと装甲の厚さが
この鎧の利点だな。
私のいた国ではこのように
軽装で戦うことが多い。
武器も刀・・・片刃の剣を両手で持つから、
盾も持たない場合が多いのだ。

マイユニット(男)
そうか。とても個性的な気がする。
・・・他にも何か違うことってあるのか?

サイリ
武具だけでなく、食べ物や服装、
そのほかの文化、いろいろと異なるな。

マイユニット(男)
今度、その話とかも聞かせてもらえるか?

サイリ
ああ、故郷の話をするのは嫌いではない。
喜んで話そう。



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【マイユニット(男)×サイリ B】
マイユニット(男)
サイリ、
お前の国の話を聞かせてくれるか?

サイリ
うむ、先日の件だな。
何でも聞いてくれ。

マイユニット(男)
食べ物も
お前の国とこちらでは違うのか?

サイリ
ああ、ソンシンでは、主食がコメだった。
パンやチーズは、最近初めて食べたな。

マイユニット(男)
ほぉ〜、そうなのか。

サイリ
それと、ソンシンでは生の魚も食べるな。

マイユニット(男)
な、生の魚?
…おいしいのか?

サイリ
ああ。鮮度の良いものなら、
とてもおいしい。

マイユニット(男)
そうか。食文化も随分と違うんだな。
でもそれだと、別の場所の
暮らしに馴染むのは、大変だよな。

サイリ
そんなことはない。だが…時々、
故郷の味が恋しくなることもあるな。

マイユニット(男)
俺も、いつか食べてみたいぞ。

サイリ
ああ、機会があれば。ぜひご馳走しよう。



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【マイユニット(男)×サイリ A】
マイユニット(男)
サイリ。

サイリ
………

マイユニット(男)
き、聞こえないのか?
それに黙々と何かに集中している…
何をしているんだ?
あ、絵を描いているのか。
…サイリ!

サイリ
わっ!!わっ、わっっ!!

マイユニット(男)
あ、す、すまない。驚かせたか?

サイリ
あっ、(マイユニット)殿か!!
い、いやこちらこそ突然
大声を上げてしまって、すまないっ!
こ、これはそのっ!!

マイユニット(男)
あ、別に絵を隠さなくてもいいのでは?
そんなに恥ずかしがらなくても、
とても上手だと思ったぞ?

サイリ
…そ、そうか、見られてしまったか。
なら仕方ない…。

マイユニット(男)
…これは樹の絵だよな?
でも葉の色が…

サイリ
これはサクラの樹という。
ピンク色に見えるのは
葉ではなく花の色なのだ。

マイユニット(男)
ほぉ…。珍しいな。

サイリ
これは毎年一定の時期にだけ咲く花…。
我が故郷でのみ、見る事ができる。

マイユニット(男)
…実際に見たら綺麗なんだろうな。

サイリ
ああ。故郷においても、
この樹は国の皆から愛されていた。
私の育ったところには、川に沿って
このサクラの樹が何本も並べられており、
花が咲くと、それはまさに壮観だった…
最近よくそれを思い出すのだ…

マイユニット(男)
サイリ…

サイリ
あ…すまない。
勝手につらつらと話してしまって。
しかも…何かしんみりとさせてしまったな。
こんなものは私には似合わないというのに…。

マイユニット(男)
そんなことない、聞けて楽しかったぞ。

サイリ
そ、そうか。それなら良かった…



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【マイユニット(男)×チキ C】
チキ
・・・・・・・・・

マイユニット(男)
・・・?

チキ
じーっ。

マイユニット(男)
ど、どうしたんだチキ?
さっきからじっとこっちを見て。

チキ
あ、ごめんなさい、(マイユニット)。
気が散ったかしら?

マイユニット(男)
あ、あぁ、それは気になるさ?
・・・悩みでもあるのか?
俺で良かったら話してみないか?

チキ
(マイユニット)がね・・・ずっと昔に
知り合いだった人によく似ている気がしたの。

マイユニット(男)
俺が?

チキ
もう・・・もう本当に、ずっと昔の話だけど。
その人は、マルスといってね。
いつも穏やかで、
それでいてとても強い人だった。

マイユニット(男)
マルス・・・昔の、英雄王の名前だな。

チキ
ええ。私はそのマルス王には
とても仲良くしてもらっていたわ。
そのマルス王と(マイユニット)が似ていたから、
少しそれを懐かしんでいたのよ。

マイユニット(男)
そうなのか・・・

チキ
ごめんなさい。じっと見ちゃって。

マイユニット(男)
いや、いい・・・でもそうか。
俺は英雄マルスに似ているのか・・・



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【マイユニット(男)×チキ B】
マイユニット(男)
なぁ、チキ。ちょっといいか?

チキ
えぇ、何かしら?(マイユニット)?

マイユニット(男)
この前話していた、
英雄王マルスのことだが。

チキ
…それがどうかしたの?

マイユニット(男)
それって二千年前の、
あの英雄マルスだよな?

チキ
…そうね。
クロムの、遠い遠い祖先だと聞いているわ。

マイユニット(男)
それなら俺じゃなくてクロムの方が
似ていると思うんだが…?

チキ
いいえ、クロムは真っすぐで、
信じた道を突き進むような人だもの。
どちらかといえば、
英雄王の更に千年前…
私が生まれた頃の、英雄王の
祖先だった者に似ていたかもしれない。
英雄王はもっと柔らかくて、
全てを包み込む優しさを備えていたわ。

マイユニット(男)
チキの話を聞いていると…似ているのは
顔とか見かけの話じゃないんだな?

チキ
ええ…私が言っているのはその魂よ。
(マイユニット)の周りでは優しい空気が
いつも巡っている。
それが英雄王マルスにそっくりなのよ。

マイユニット(男)
…そ、そうなのか。
それは光栄な話だな…
…………

チキ
どうしたの、お兄ちゃん…?

マイユニット(男)
お、お兄ちゃん!?

チキ
あっ!?
ご、ごめんなさい…!
私は昔、英雄王マルスのことを、
お兄ちゃんと呼んでいたから…
思わず間違えてしまったわ!

マイユニット(男)
お、俺は英雄王マルスじゃないぞ…?

チキ
そうだったわね…これから気をつけるわ。

(チキ、消える)

マイユニット(男)
英雄王マルスに似ている、か…
正直ちょっと荷が重い感じだな。
お兄ちゃんと言われるのは、頼られている
みたいで悪い気はしないが…



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【マイユニット(男)×チキ A】
チキ
あ、あの…(マイユニット)。

マイユニット(男)
なんだ、チキ。
今日はお兄ちゃんって
呼んでくれないのか?

チキ
えぇ…(マイユニット)は(マイユニット)だし。
悪いかと思って…
それに、(マイユニット)は
記憶がないんでしょう?
他の人に似てると言われて
もしかしたら(マイユニット)が
気分を害しているんじゃないかと
反省していたの…

マイユニット(男)
そ、そんなことはないぞ!?

チキ
でも自分の意志や記憶がなくなるって、
とても怖いことよね…?
私、大昔に悪い人に操られたことがあって、
それは十分わかっていたはずなのに…

マイユニット(男)
だが、チキにそうして気遣ってもらうのは
…すごく嬉しいぞ。
うん、じゃあ仲直りしようか。

チキ
仲直り…?

マイユニット(男)
そうだ!これからチキは俺のことを
いつでもお兄ちゃんって呼べばいい!
それで仲直りは成立だ。

チキ
ふふ、考えておくわね…

マイユニット(男)
あぁ。もう今回の件は、
それで終わりにしよう!

チキ
(マイユニット)、優しいのね。
ありがとう…



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【マイユニット(男)×バジーリオ C】
マイユニット(男)
あ、バジーリオ様。

バジーリオ
おう、(マイユニット)。なんか用か?

マイユニット(男)
あの…ちょっと噂で聞いたんですが、
バジーリオ様は昔、たまに城を抜け出して
旅に出ていたというのは本当ですか?

バジーリオ
ああ。まあ、たまにな。
…へへ、一人で城を抜け出すなんて、
危険だと思うかい?

マイユニット(男)
そりゃあ、そうですよ!
仮にも一国の主なんですよ、バジーリオ様は!

バジーリオ
まぁヘマをしたことは一度だってねえよ。
いつだって、無事に城に帰ってきたぜ?

マイユニット(男)
ほ、本当に?

バジーリオ
なんだ(マイユニット)、俺の言うことが
信用できないっつーのか?

マイユニット(男)
いや、そういうわけじゃあ…

バジーリオ
これでも慣れたもんだったさ。
昔は、身ひとつで色んなとこに行ったもんだ。

マイユニット(男)
身ひとつで、ですか!?
よく周りがそれを許しましたね?
俺がバジーリオ様の部下だったら、
旅になんて絶対行かせませんよ!?

バジーリオ
そんなもん!あれだ!
無断で出て行くに決まってるじゃねぇか。

マイユニット(男)
ええっ!?国の代表が無断で外出!?
どうやって!?

バジーリオ
そこはほれ、色々と策があるんだよ。

マイユニット(男)
策…ですか?

バジーリオ
耳貸しな。
………ゴニョゴニョ。

マイユニット(男)
え、ええっ!?そんな方法で!?

バジーリオ
声がでかいぞ、(マイユニット)。

マイユニット(男)
すみません…で、でも。

バジーリオ
はっはっは!まぁ人間やろうと思えば、
なんでもできるってことさ!
お前もあんまし
凝り固まって考えてばっかじゃあ、
いけねぇってことよ!
がっはっはっ!

(バジーリオ、消える)

マイユニット(男)
は、はぁ…



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【マイユニット(男)×バジーリオ B】
マイユニット(男)
バジーリオ様。

バジーリオ
おうっ!(マイユニット)か。なんだ?

マイユニット(男)
先日、旅には慣れてると
言っていましたが…
以前、旅を続けていた時はどうやって
旅費を稼いでいたんですか?

バジーリオ
そうだな。傭兵団にいたこともあったし、
旅芸人の一座に置いてもらったこともあった。

マイユニット(男)
た、旅芸人!?国の代表が旅芸人とは…
国民が知ったら驚くだろうなあ。

バジーリオ
まぁそんなの後から言えば、
ただの笑い話さ。

マイユニット(男)
そ、そうかもしれませんが…

バジーリオ
旅はいいぜぇ…
窮屈な城の中にいるよりはずっといい…
酒、女、金…
世の中のことがよくわかるからな。
お前も硬いことばっか言ってないで、
旅にでも出てもっと遊んだ方がいいぜ。

マイユニット(男)
い、いや、俺は軍師ですから!
それに今はそんな暇なんてないですよ!

バジーリオ
まあ…今は難しいな。

マイユニット(男)
ですよね?

バジーリオ
…ならば、女だ。

マイユニット(男)
えっ?何言ってるんですか?

バジーリオ
この軍には女も多いからな。
その辺の女兵士を遊びに
誘ってみたらどうだ?楽しいぞ?

マイユニット(男)
そっ、そんなことは…
あ、遊びで声をかけるなんて
不真面目ですよ!

バジーリオ
まあ、そう言うな。
俺がちゃんと女心をつかむ
コツってやつを教えてやるからよ。

マイユニット(男)
べ、別にそんなのいいですってば!

バジーリオ
いいからいいから、聞いとけって!
………ゴニョゴニョ。

マイユニット(男)
えっ、そんなことを…!?

バジーリオ
はっはっは!まあ、あとはお前の
誠意次第だ。がんばれよ!?


(バジーリオ、去る)


マイユニット(男)
バ、バジーリオ様…
あの人本当に王様だったのか…?



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【マイユニット(男)×フラヴィア C】
フラヴィア
おや、(マイユニット)じゃないか。
ちょっといいかい?

マイユニット(男)
あ、フラヴィア様。なんです?

フラヴィア
前々から思っていたんだが、
あんたは軍師として、とても優秀だね。
状況を素早く判断し、
勝利へ導く力を持っている。

マイユニット(男)
あ、ありがとうございます。
いきなりだけど、嬉しいなぁ。

フラヴィア
謙遜するんじゃないよ。あんたの力は
大したもんだよ。そのおかげで
今も私らは生きてこられてるのさ。

マイユニット(男)
は、はい・・・恐縮です。

フラヴィア
フェリアにあんたのような軍師はいない。
だから・・・ぜひ欲しいと思っているんだよ。
我が国、フェリアの軍師にね・・・!

マイユニット(男)
フラヴィア様、それは・・・!

フラヴィア
もちろんこの戦いが終わってから、
の話だけどね。

マイユニット(男)
えっと・・・どうしようかな?
そ、その時はその時ってことで・・・
お願いできますか?

フラヴィア
ああ、よく考えてから
答えを聞かせておくれ。



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【マイユニット(男)×フラヴィア B】
マイユニット(男)
うーん、ここはこうして、
こうした方がいいかな?

フラヴィア
・・・(マイユニット)かい?

マイユニット(男)
あ、フラヴィア様。

フラヴィア
なんだ、みんな休んでいるのに、
あんたは一人で作戦の検討かい?
ふむ・・・

マイユニット(男)
・・・え?

フラヴィア
若くて、腕が立ち、頭も回る。
度胸もあって、骨身を惜しまない・・・
十分条件はそろっているね・・・

マイユニット(男)
えっと・・・。

フラヴィア
(マイユニット)、
やっぱりフェリアに来てくれないかい?

マイユニット(男)
それは先日の軍師の話ですね?

フラヴィア
ああ、戦争が終わってからでいい。
我が国に骨を埋める覚悟で来て欲しいのさ。

マイユニット(男)
そうですね・・・お気持ちは嬉しいんですね。
やっぱりまだ気持ちの整理がつきません。

フラヴィア
そうか。・・・やっぱりクロムかい?

マイユニット(男)
はい。今はクロムを支えることに
集中していたいと言いますか・・・

フラヴィア
そうかい・・・ははは、今はまだ
クロムには全然敵いそうもないねぇ。
いいさ、いいさ。あんたらの絆の深さは、
私も近くで十分わかっているつもりさ。
それにこれは一生のことだからね。
迷うのは無理もない。
また後日、きちんと話し合おうじゃないか。

マイユニット(男)
は、はい・・・



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【マイユニット(男)×フラヴィア A】
フラヴィア
(マイユニット)、
ちょっと聞いて欲しいんだが…。

マイユニット(男)
フラヴィア様…。
この間のお話ですか?
申し訳ないんですが、
まだ考えがまとまらないというか…

フラヴィア
あ、い、いやいいんだ。あれはもう。

マイユニット(男)
え?

フラヴィア
あんたの軍師としての考え方は
迅速にして的確。その判断力は凄まじい。
だがね…。その力はどこでも
発揮できるわけじゃない。
クロムの傍にいるからこそ
導き出されるんじゃないかと、
最近そう考えるようになったんだよ。

マイユニット(男)
…?

フラヴィア
最近あんたがクロムと一緒にいる様子を
色々観察していたのさ。
二人の絆と信頼関係があるからこそ、
お互いに強い能力を発揮できる。
…そんな気がしてね。

マイユニット(男)
そ、そうかもしれないですね…

フラヴィア
現に私からのお誘いに対する判断は、
こんな風にからっきしだろう、あんた。

マイユニット(男)
う!そ、それは…す、すいません!

フラヴィア
あはは、いや責めてるわけじゃないよ。
でも私もこれ以上ヤボな真似を
する気はなくなった…そういうことさ。
あんた、これからも頑張るんだよ!
なんたってこの私が見込んだ男なんだからね!

マイユニット(男)
フラヴィア様…。



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【マイユニット(男)×ギャンレル C】
マイユニット(男)
ん?ギャンレル?

ギャンレル
・・・(マイユニット)かよ。

マイユニット(男)
どうしたんだ、神妙な顔して?

ギャンレル
・・・少し昔のことを、考えてたのさ。

マイユニット(男)
昔のことって・・・国王だった頃のことか?

ギャンレル
そうだ・・・
・・・あの頃のオレはまあ
かなりあくどい真似をやったよなあ。

マイユニット(男)
ああ、そうだな。

ギャンレル
へっ・・・ハッキリ言うねえ。

マイユニット(男)
だってひどかったから、
俺たちはお前を倒したんじゃないか。

ギャンレル
・・・まあ、そうなんだけどよ。
だが、あれはよ・・・オレらの大陸を
ヴァルム帝国から守るためなんだぜ?

マイユニット(男)
大陸って・・・
イーリスやフェリア、ペレジアを?

ギャンレル
ああ。あの当時のヴァルム帝国は、
留まるところを知らねえ勢いだったからなあ。
奴らに対抗するには・・・
三国が食い合って、強い一つの大国を作る。
そうするしかねえのさ。

マイユニット(男)
だがお前の恐怖政治は・・・あまりにも強引過ぎた。
隣国を恐喝したり・・・あれじゃあ、
野盗の横暴と変わらない。

ギャンレル
んなこた言われなくたってわかってんだよ!
オレが正しかったなんて言うつもりはねえ!
だが、オレは馬鹿野郎だからよ・・・
ほかに方法なんて思いつかねえ。
ちっ・・・なんでお前に
こんな話してやがんだ、くそっ・・・

マイユニット(男)
ギャンレル・・・

ギャンレル
すまねぇな・・・くだらねえこと言った。
とっとと忘れろや。



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【マイユニット(男)×ギャンレル B】
マイユニット(男)
ギャンレル?

ギャンレル
・・・(マイユニット)か。

マイユニット(男)
どうした、こんな所で一人でいるなんて?

ギャンレル
な、何でもねぇよ・・・

マイユニット(男)
元気がないな。もしかして、
また昔のことを考えていたのか?

ギャンレル
・・・まあな。オレはオレなりの狙いがあって
あの戦争を仕掛けたが・・・
結局、ヴァルムの侵攻は
クロムやお前たちが食い止めちまった・・・

マイユニット(男)
そうだな。

ギャンレル
あ〜あ。なんだよ、それっ!
胸クソわりいったら、ありゃしねぇ!
オレは・・・ただの道化だったってことか?
しかも大勢の人間を巻き込んじまってさ・・・
どんだけ殺してきたと思ってんだよ!
それが全部無駄ってか!?

マイユニット(男)
そうだな。お前のしたことは、
決して許されることじゃない。

ギャンレル
相変わらず、容赦ねーなあ。

マイユニット(男)
でも、それが決して自分のためじゃなくて、
民を思ってやったことだと言うのなら、
・・・卑下したり自嘲したりする暇すら、
お前には与えられていないと思った方がいい。

ギャンレル
へっ。じゃあ・・・どーすりゃ
いいってんだよ?

マイユニット(男)
王であることを捨てたお前にできることは、
俺たちと共に平和のために戦い続けることだ。
お前には退くことも後ろを振り向くことさえも、
許されていない。

ギャンレル
・・・なるほどな。
だがそんな背中を槍で突かれるような
お前の言葉ですら、
今のオレにゃあ、気休めに聞こえるぜ。

マイユニット(男)
・・・気休め?

ギャンレル
ああ、物思いに耽っちゃいたが、
オレはオレでこの立場に満足してんのさ。
国王って重圧から解放されて、
一人のギャンレルってクズに戻った。
ああん!?
立ち止まることが許されない?
おうよ!
それはこっちがむしろ望んだことだぜぇ!
(マイユニット)よぉ!

マイユニット(男)
はははっ!それくらいの元気があれば、
心配はいらないな。

ギャンレル
ああ・・・ありがとよ!見てやがれ!
オレはやってやるぜぇ〜!!

マイユニット(男)
ああ、頼んだぞ、ギャンレル!



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【マイユニット(男)×ギャンレル A】
ギャンレル
ようよう、(マイユニット)じゃねぇかよ!

マイユニット(男)
ギャンレル。

ギャンレル
んなトコでボケーッと突っ立ってたら、
オレが尻を蹴飛ばすぜぇ!

マイユニット(男)
なんだ、ギャンレル。
最近はずいぶんと元気みたいだな。

ギャンレル
おうよっ!なにせオレには立ち止まることは
許されていないんだからな!って、
どっかの軍師様に
尻叩かれたからよっ!

マイユニット(男)
ははっ!
そういえば、ギャンレル。

ギャンレル
んー?なんだぁ?

マイユニット(男)
ひとつ聞きたかったんだが・・・
ギャンレルはギムレー教徒だったのか?

ギャンレル
いや、オレ自身は違ったぜ。まぁ国教だったし、
教義くらいは知っちゃいたがな。
その有用性を利用したのは否定しねぇが、
別に教えを信じていたわけじゃないぜ。

マイユニット(男)
確かに、大勢の人間をひとつにまとめるには
宗教がいちばん手っ取り早いだろうな。
それで、インバースを使って国民の目を
一つの方向に向けていたってわけだ。

ギャンレル
・・・まあ、利用されていたのは
オレの方だった、というオチが付くがな。

マイユニット(男)
宗教に対して、ペレジア国民はどういう
風に考えていたんだ?

ギャンレル
考え方なんてあったもんじゃねぇ。
オレの恐怖政治とインバースの宗教洗脳・・・
つくづく、ひどいことをしたと思うぜ・・・
もう言ってもしょうがねえことだがよ。

マイユニット(男)
恐怖政治が鞭なら、ギムレーを崇拝する
宗教への傾倒を飴に見立てたってわけか。

ギャンレル
ああ、実際には飴なんてもんじゃねぇけどな。

マイユニット(男)
そうか・・・でも、ありがとう。ギャンレル。

ギャンレル
へっ?なんでお前に礼を言われるんだよ?

マイユニット(男)
だってペレジア国民の心がわからなければ
救うことだってできないからな。
俺たちは世界を救うために戦っている。
それは今ギムレー教によって苛まれている
ペレジアを救うことも、
もちろん含まれているからさ。

ギャンレル
(マイユニット)・・・
お前はあんだけ自分のことを苦しめたオレら、
ペレジアの民のことも、考えているわけか・・・
すまねぇ・・・な。

マイユニット(男)
お前の気持ちはわかっているつもりだ。
だが突き放すようだけど、
感謝してる時間なんてやっぱりないぞ。
俺たちは一刻も早く
ペレジアの民を・・・
そして世界中の人々を
救わなければならないんだ!

ギャンレル
・・・へっ!
泣かせる話の後にすぐそれかよ!
やっぱお前みたいなのが、
本当に『飴と鞭』って言うのかもな!

マイユニット(男)
ははっ。そうかもな!

ギャンレル
だが・・・オレにもわかっているさ!
絶対に過去は繰り返さねぇ!
そしてそれを払拭するくらいの働きで、
ペレジアの仲間たちを救い出してやるぜ!!
見てろよ、(マイユニット)!!

マイユニット(男)
ああ、その意気だ!ギャンレル!



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