縮緬遊戯堂・紫龍館
ファイアーエムブレム覚醒 攻略 ファイアーエムブレム覚醒 攻略
支援会話一覧


【マイユニット(男)×ベルベット C】
マイユニット(男)
ベルベット。

ベルベット
なに?

マイユニット(男)
…あ、あのさ、タグエルのこと…
少し聞かせてくれないか?
俺、ほとんど知らなくて…その…

ベルベット
いいわよ。

マイユニット(男)
へ?いいのか?

ベルベット
えぇ。そう言ってるじゃない。
なぜそんな不思議そうな顔をするの?

マイユニット(男)
いや…こんなにあっさり
承諾してくれるとは思わなくて。
何度も頼み込むつもりで来たから
少し…拍子抜けしてしまった。

ベルベット
ふふ、私はそんなに怖いかしら?
それとも、実はタグエルが怖いとか?

マイユニット(男)
そ、そんなわけない!
ただ…ベルベットの仲間は
人間に殺されたと聞いたから
込み入った話を聞くと
嫌がられるんじゃないかと…

ベルベット
確かに私の仲間は人間たちに殺されたわ。
でも、殺したのはあなたじゃない。
あなたを恨むのは筋違いだわ。
だから、いつも通り話しましょ。
萎縮されるとやりづらいわ。

マイユニット(男)
…わかった。

ベルベット
ふふ。やっと緊張が解けたみたいね。
あなたの鼓動が落ち着いてきた。

マイユニット(男)
え!?俺の心臓の音、聞こえてるのか!

ベルベット
えぇ。タグエルは耳がいいから。
あなたが私に話しかけてきた時に
かなり緊張していたことも
鼓動の速さで気付いていたわ。

マイユニット(男)
はは、タグエルに隠し事はできないな。
あの…他にも色々教えてくれるか?

ベルベット
いいわよ。あなたがタグエルに
興味を持ってくれて、嬉しいわ。



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【マイユニット(男)×ベルベット B】
マイユニット(男)
なぁベルベット、
タグエルってさ、兎以外にもいるのか?

ベルベット
兎以外って…
兎以外の動物に変身するタグエル?
遠い大陸になら、いるわよ。
例えば…猫とか、鳥になるやつとかね。
意外と可愛いでしょう?

マイユニット(男)
へぇ…!猫に鳥か…。
確かに可愛いな。

ベルベット
まぁ、一番可愛いのは、
もちろん兎だけどね。

マイユニット(男)
はは…そ、そうだな。
ベルベットは、そいつらと直接
会ったりしたのか?

ベルベット
えぇ。でも、かなり昔の話だから
今でも元気でいるかは、わからないけれど。
もしかしたら兎のタグエルのように、
今はほとんど絶滅しているかもしれない…

マイユニット(男)
ベルベット…

ベルベット
…ごめんなさい、暗くなっちゃったわね。
他には何が聞きたい?

マイユニット(男)
ベルベットの好きな食べ物かな。

ベルベット
…え?

マイユニット(男)
今日の晩飯、ごちそうするからさ。
好きな食べ物教えてくれよ。
俺の質問のせいで
落ち込ませちゃったし、お詫びに…さ。

ベルベット
ふふ…ありがとう。

マイユニット(男)
俺が推測するには、
ベルベットが好きなのはニンジンだな!

ベルベット
あら、どうしてわかったの?

マイユニット(男)
いや…ベルベットは兎だから…って、
え?ほんとにそうなのか?



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【マイユニット(男)×ベルベット A】
ベルベット
いい匂い…
(マイユニット)、
それはこの前作ってくれたニンジン料理ね。
今日の食事にはそれが出るの?
楽しみだわ。
少し味見させてもらってもいいかしら?

マイユニット(男)
あっ…!ベルベット!
ダメだ!今日のはちょっと…!

ベルベット
もぐ…

マイユニット(男)
あぁ…遅かった…
ベルベット…すまない。
今日のはちょっと失敗したみたいだ…
その…さっき味見してもらったら
みんなが口を揃えて
『鋼の味がする』、
『この世のものとは思えない』って…!

ベルベット
…どうして?
こんなにおいしいのに…

マイユニット(男)
…へ?うそだろ…

ベルベット
タグエルは嘘をつかないわ!
全然失敗なんかしてない。
前にごちそうしてもらった料理と
全く同じ味がするもの。

マイユニット(男)
全く同じって…!
前もこんな味してたのか!?
タグエルの味覚って…
もしかして、ちょっとずれてる…!?

ベルベット
ねぇ、この料理、
もう少し味見をしても構わないかしら。

マイユニット(男)
…いいぜ。というか…
この鍋ごと全部、ベルベットにやるよ。

ベルベット
本当!?ありがとう!
すごく嬉しいわ!
(マイユニット)は、とてもいい人ね!

マイユニット(男)
なんか複雑な気分だけど…
喜んでくれてるし…いいか。



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【マイユニット(男)×ベルベット S】
ベルベット
はぁ…ごちそうさま。
あなたの料理はなんでもおいしいわね。

マイユニット(男)
そう言ってくれるのは
ベルベットだけだよ…

ベルベット
そうなの?でも私は嬉しいわ。
あなたの料理をいつでも一人占めできるもの。

マイユニット(男)
そ…そうか?

ベルベット
えぇ。(マイユニット)は私に
忘れかけてた温もりをくれるわ。
私…ずっと一人だったから、
こういう気持ちは久しぶりなの…

マイユニット(男)
………

ベルベット
…ふふ、また暗くなっちゃったわね、
ごめんなさい、今のは忘れてちょうだい。

マイユニット(男)
ベルベット、これ…

ベルベット
なに?食べ物?

マイユニット(男)
いや、これは指輪だ。
…結婚しよう、ベルベット。

ベルベット
…結婚?

マイユニット(男)
…えっと、結婚っていうのは
ずっと一緒にいる約束のことだ。
俺はベルベットのことが好きだから…
一人で寂しがらせるのが嫌なんだ。
俺を…ベルベットの家族にしてくれ。

ベルベット
…本当に…?

マイユニット(男)
…あぁ。

ベルベット
もう一人で寂しい思いをしなくていいの?

マイユニット(男)
…あぁ。

ベルベット
毎日…温かい料理を
作ってくれるの…?

マイユニット(男)
…そうだ。

ベルベット
ありがとう…
ありがとう、(マイユニット)…
私…すごく嬉しい…!
ニンジン料理を鍋ごともらった時より、
ずっとずっと嬉しい…!

マイユニット(男)
そ、そりゃ良かった…



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【マイユニット(男)×ティアモ C】
マイユニット(男)
いたた…指を切っちまった。
薬草は昨日使い切っちまったし…
どうしたもんかな…

ティアモ
あ、薬草なら今朝、
あたしが補充しておいたわよ。

マイユニット(男)
えっ…そうなのか?ありがとう。
でもよく気がついたな。

ティアモ
ううん、大したことじゃないわよ。
みんなの装備品を把握してれば
消耗具合ぐらいは予測がつくから。

マイユニット(男)
みんなのって――全員の!?
全部覚えてるのか?

ティアモ
えぇ。もし装備品や消耗品に
不備があったら困るじゃない?

マイユニット(男)
はぁ…さすが、みんなから
天才って呼ばれてるだけあるぜ。

ティアモ
…天才なんかじゃないわ!

マイユニット(男)
ティ、ティアモ!?
どうしたんだ、急に。

ティアモ
あ…ごめん。
えっと…天馬騎士団にいた頃、
先輩からよくそんなことを言われてて、
辛かったから…
後輩のくせに生意気だとか、
先輩を見下してるとか、化け物とか…

マイユニット(男)
そんな…

ティアモ
何あの貧乳とか、
ダサい手槍だなとか…

マイユニット(男)
天馬騎士団って陰湿だなおい!
いや…違う違うティアモ!
俺はそういう意味で天才って言ったんじゃない。
単にすごいなーと思っただけで、
嫌味を言ったわけじゃないんだ!

ティアモ
わかってるわ、(マイユニット)。
あたしこそごめんね。取り乱しちゃって。

マイユニット(男)
なぁ、ティアモ…。
俺で良ければ、相談に乗るぜ?

ティアモ
ありがとう。じゃあ…どんな手槍なら
ダサいってバカにされなくなると思う?

マイユニット(男)
あ、そっち…?



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【マイユニット(男)×ティアモ B】
ティアモ
(マイユニット)!
アドバイス通りの手槍を
作ってみたんだけど、見てくれる?

マイユニット(男)
えっ!?
何、作ったの?手槍を?

ティアモ
えぇ。

マイユニット(男)
買った部品を組み合わせたのではなく?

ティアモ
えぇ、柄は木から削り出したし、
刃も自分で打って作ったわ。
あと、柄の模様も自分で描いたの!
どうかしら?こんな感じよね?

マイユニット(男)
これはまた…アドバイス通りの
見事なまでの幾何学模様で…
やっぱり天才だ…

ティアモ
なに?

マイユニット(男)
なんでもない!
お役に立てて何よりだ。
ほかにも気になってることがあれば
なんでも相談しろよ。

ティアモ
(マイユニット)…!
そんなに優しくされたら、あたし…

マイユニット(男)
え…!?

ティアモ
(マイユニット)のこと、
友達だと思っちゃうわよ…?

マイユニット(男)
…あぁ、そういうことか。
はーびっくりした。
というか、そういう話なら
俺たちもうすでに友達だろ?

ティアモ
えっ、ほ…ほんとに!?

マイユニット(男)
そんなにびっくりすることか?

ティアモ
そうよね…ごめん。あたしったら。
人と距離を取ることに慣れちゃってて。
天馬騎士団にいた頃は、
周りは先輩ばっかりだったから
あんまり友達って呼べる人がいなくて…

マイユニット(男)
ティアモ…

ティアモ
でも、あたしといたら
胸が大きく見えますよって触れ回ったら
ちょっと可愛がられるようになったわ…

マイユニット(男)
女って…



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【マイユニット(男)×ティアモ A】
ティアモ
(マイユニット)!聞いて聞いて。
この前の手槍、軍のみんなに見せてみたら
すっごく評判が良かったの。
アドバイスありがとう!

マイユニット(男)
いや、俺は何もしてないよ。
ティアモが頑張ったからだろ。
まぁ、良かったじゃないか。
これで先輩達からバカにされずにすむな。

ティアモ
うん!きっと天国から
悔しそうな顔で見守ってくれてるわ。

マイユニット(男)
天国?なんで…

ティアモ
…(マイユニット)、知らないんだっけ?
あたしがこの軍に合流する時
天馬騎士団の先輩たちはみんな、
あたしを逃がすために死んじゃったのよ。

マイユニット(男)
!!あの時の…!
ごめん、ティアモ!俺…

ティアモ
…いいの。あたしも、先輩たちが
生きてるみたいに話したてから…

マイユニット(男)
でも、ティアモは先輩たちと
そんなに仲良くなかったんじゃ…

ティアモ
あたしもそうだと思ってたんだけどね。
先輩たちは期待してくれてたみたい。
嫌味を言ってたのも、新人に対する
洗礼みたいなものだって…
本当はもっと色々話したかったって…
最後の最後に言われたの…
そうだと知ってたら…あたし…

マイユニット(男)
ティアモ…

ティアモ
…ありがと、(マイユニット)。
あたしの話を聞いてくれて。
(マイユニット)に話したらすっきりしちゃった。

マイユニット(男)
…だから、天才だって言われるのが
嫌だったんだな。

ティアモ
…え?

マイユニット(男)
俺が最初にティアモのこと、
天才だって言った時に取り乱してただろ。
嫌味で言ったわけじゃないって
わかってたのにもかかわらず。
あれは…死んでしまった先輩たちのことを
思い出すからだったんだな…

ティアモ
……………うん。
さすがに、我が軍の軍師の目は
ごまかせないわね…

マイユニット(男)
…軍師だからわかったんじゃない。
友達だから…わかったんだ。
だから…俺の前では泣くのを
我慢しなくていいから…

ティアモ
…っ!(マイユニット)…!
ごめんね…ありがとう…



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【マイユニット(男)×グレゴ C】
グレゴ
ほれ、(マイユニット)。
こいつを飲んどけ。

マイユニット(男)
え?なんだ、これ?

グレゴ
俺が旅先で使ってる薬だ。
ちょーっと苦いが、我慢しとけ。

マイユニット(男)
薬って…俺、どこも悪くないぞ?

グレゴ
ほんとにそうか?
喉の奥に違和感はねぇか?

マイユニット(男)
え…あぁ、そう言われてみれば
ちょっといがいがするが…

グレゴ
さーいうこった。さっきの戦いのとき
呼吸がおかしかったからな。

マイユニット(男)
えぇっ!?他人の呼吸がおかしいのに
気づいたのか…!?すごいな。

グレゴ
健康にだけはこだわってんだよ。
傭兵は体が資本、ってな。

マイユニット(男)
健康管理も仕事のうちってことか。
見習わないとな…
グレゴは普段、
どんなことに気をつけてるんだ?

グレゴ
うがい、手洗い、体を温める。
この三つが基本だな。

マイユニット(男)
えぇ…意外と普通だな。
なにか秘訣とかはないのか?

グレゴ
秘訣か…あるにはあるぜ。
あれは男にしかできねぇんだよなぁ。
お前は男だから
もしやりたいってんなら…

マイユニット(男)
…まぁ、何なのかは聞かないでおこう。

グレゴ
あーもうひとつ、添い寝っつー
とっておきの秘訣もあるぜ。

マイユニット(男)
は!?何言ってんだ!

グレゴ
はっはっ、遠慮すんなよ。

マイユニット(男)
してない!



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【マイユニット(男)×グレゴ B】
マイユニット(男)
グレゴ。この間は薬、ありがとう。
あの夜かなり熱が上がったんだが、
次の日にはすっかり下がっていた。

グレゴ
熱に浮かされて
おかしな夢は見なかったか?

マイユニット(男)
うっ…

グレゴ
なーんだよ、なに赤くなってんだ?
俺と添い寝する夢でも見たか?

マイユニット(男)
添い寝じゃないが…
膝枕をされてる夢を…。とんだ悪夢だ…!

グレゴ
あー、なるほどねぇ。それで俺の顔見て
胸がときめいちまってるわけだ。

マイユニット(男)
…あれ以来、眠るのが怖くて
睡眠不足なんだ。
冗談でもそういうこと言うのはやめてくれ。
ほら、寝不足のせいで目が赤い。

グレゴ
夢から始まる恋があっても
いいと思うがねぇ、俺は。

マイユニット(男)
はいはい、面白い冗談だな。
うぅ…なんだかまた
背中がぞくぞくしてきた。

グレゴ
?おい(マイユニット)。
ちょっと目を見せてみろ。

マイユニット(男)
お、おい、グレゴ!
本気で怒るぞ!?

グレゴ
黙ってろ!

マイユニット(男)
!!

グレゴ
この充血の仕方…背中の悪寒…。
あんた、最近虫に刺されたことは?

マイユニット(男)
あった…かな。

グレゴ
…質の悪い病原体を運ぶやつに
刺されちまったかもしれねぇな。
行くぞ。早めに処置しとかねぇと
下手すりゃ命にかかわる。

マイユニット(男)
あ…あ、ああ…。ありがとう…



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【マイユニット(男)×ノノ C】
ノノ
えいっ!

マイユニット(男)
いてっ!!

ノノ
あっ、(マイユニット)!
ごめーん、だいじょうぶ?

マイユニット(男)
あ、頭にコブが…。
なにを投げたんだよ。

ノノ
これ、ぴかぴかの石。ノノの宝物。
見つけるの、大変だったんだよ。

マイユニット(男)
なんで宝物を投げるのかな…

ノノ
おっきいヘビを見つけたんだけど、
逃げられちゃったの。

マイユニット(男)
あぁ、獲物を捕まえたかったのか。

ノノ
うん、そうなの。
…あ!あっち!いた!

マイユニット(男)
どれ、貸してみな。

ノノ
できるの、(マイユニット)?

マイユニット(男)
まぁ見てろって。
魔法を当てるのも、石を当てるのも
コントロールさえちゃんとしていれば…
やっ!!

ノノ
当たった!当たったよ!
すごーい、(マイユニット)!!

マイユニット(男)
ま、ざっとこんなところだ。

ノノ
教えて!ノノにもやり方教えて!

マイユニット(男)
いいぜ。
まず、石の持ち方だけど…

ノノ
うんうん!



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【マイユニット(男)×ノノ B】
ノノ
(マイユニット)!
みてみて!!

マイユニット(男)
お、こりゃまたでっかいヘビだなぁ。
ノノひとりで獲ったのか?

ノノ
うん!(マイユニット)が
教えてくれたおかげだよ!
お礼にこのぴかぴか石、
(マイユニット)にあげる!

マイユニット(男)
いいのか?
ノノの宝物なんだろ?

ノノ
いいの。ノノ、また探すから。

マイユニット(男)
そっか。じゃあ、ありがたく
もらっとくよ。

ノノ
ね、(マイユニット)。
もっといろいろノノに教えて!

マイユニット(男)
そうだな…じゃあ、とっておきの
野戦料理でも教えようか?
俺もこの前フレデリクに教わったばっかりで、
上手くできる保証は無いけど…

ノノ
うん!それでもいいよ!
一緒にやればきっと楽しいよ!

マイユニット(男)
ノノはいい子だなー。
よし、俺頑張っちゃうぞー!


マイユニット(男)
良かった…なんとかうまくいった…

ノノ
すごいね(マイユニット)!
このお料理、すっごくいい匂い!

マイユニット(男)
匂いはいいんだ…匂いは。
問題はそれよりも味の方…
鋼の味がしませんように
鋼の味がしませんように…

ノノ
(マイユニット)、何ぶつぶつ言ってるの?
早く食べようよー。

マイユニット(男)
あ…あぁ。…ぱくっ。

ノノ
ぱくっ。もぐもぐ…
…うん!とってもおいしーよ!
ちゃんとできて良かったねー!

マイユニット(男)
ほんとに良かった…
きっとフレデリクの教え方が良かったんだな。

ノノ
いいなぁ、(マイユニット)は
きおくそーしつなのに色々できて。
ノノ、ずっとひとりぼっちだったから
千年生きてるのになんにもできないよ。

マイユニット(男)
これからは、俺が教えるよ。
遠慮しないでなんでも聞いてくれ。

ノノ
うん!
ありがと、(マイユニット)!



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【マイユニット(男)×ノノ A】
マイユニット(男)
ほら、ノノ。この草をこうして丸めて、
ここに口をあてて吹くと…

ノノ
すごぉい!ピーッて鳴った!

マイユニット(男)
ノノもやってみな。

ノノ
えっと…こうして、こうして…。
ふーっ!ふーっ!
あれぇ?鳴らないよ?
息が足りないのかな…
竜になって吹けば――

マイユニット(男)
待った!それは駄目!
そこら中が燃え尽きるから!

ノノ
えぇ〜でもぉ…

マイユニット(男)
鳴るようになるまで付きあうから、
竜石を遣うのは勘弁してくれ。

ノノ
うーん…わかった。

マイユニット(男)
ふぅ…

ノノ
あっ!見て見て(マイユニット)!
またおっきいヘビがいるよ!

マイユニット(男)
ほんとだ。前にノノが獲ってきたのより
一回りくらい大きいな…
…ってノノ?何構えてるんだ!?

ノノ
この前は(マイユニット)に
ヘビを獲るところ見せられなかったから!
よーし、いっけー!!

(ごんっ!!)

マイユニット(男)
…あ!当たった!
すごいじゃないか、ノノ!
あんな大きいヘビを一発で仕留めるなんて!

ノノ
ふっふーん!すごいでしょー!

マイユニット(男)
当面の非常食にはなりそうだな。
でも、これどうやって持って帰ろう…

ノノ
大丈夫だよ!これぐらいのヘビなら
ノノが竜になれば軽いもんだよ…って
あれー!?竜石がなーい!!

マイユニット(男)
えぇぇぇ!?もしかしてノノ、
さっき投げた石って…!?

ノノ
そうだ!ノノ、竜石投げちゃった!
うわーーーん!どうしよーーー!
ノノ、もう一生竜になれないんだ!
このヘビも持って帰れないんだーーー!

マイユニット(男)
お、落ち着けノノ!
きっと蛇の頭の辺りに
落ちてるはずだから、一緒に探そう?
見つかるまで付き合うから、
もう泣くな。いいな?

ノノ
う…うん!ありがとう!
(マイユニット)、だいすき!



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【マイユニット(男)×リベラ C】
リベラ
…………

マイユニット(男)
お、リベラ。なにをしてるんだ?

リベラ
絵を、描いていました。

マイユニット(男)
うわっ、すごい上手だ…!
繊細で、透明感があって、
でもどこか寂しい…リベラらしい絵だな。

リベラ
私らしい…ですか。

マイユニット(男)
あ、すまん!
偉そうに語ってしまって。
俺は、絵のことなんて
全然わかってないのにな…

リベラ
かまいませんよ。
私も絵のことはわかりませんから。

マイユニット(男)
こんなに上手なのに?

リベラ
技術だけで、心のこもっていない絵だと
よく言われたものです。

マイユニット(男)
ほんとか?
こんなにすごい絵なのに…!
きっとその人は、リベラがあんまり
上手だったから、嫉妬したんだな!

リベラ
ふふ…ありがとうございます。
もしよろしければ、
この絵は差し上げますよ。

マイユニット(男)
え、ほんとに?
誰かに頼まれてたものじゃないのか?

リベラ
今はもう、誰かのための
絵を描くのはやめていますので。

マイユニット(男)
そうか…じゃあ、遠慮なく。
大事に飾らせてもらおう。
ありがとう、リベラ。



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【マイユニット(男)×リベラ B】
マイユニット(男)
うーん…いい色が出ないな。

(リベラ、現れる)

リベラ
おや、(マイユニット)さん。
頬に絵の具がついていますよ。

マイユニット(男)
え、あ…ほんとだ。

リベラ
絵をお描きになっていたのですか?

マイユニット(男)
ああ。リベラにもらった絵を観てたら
俺も描いてみたくなってな。
でも駄目だな。俺には才能がない。
ほら、ひどいもんだ。

リベラ
ふむ…これは、リスでしょうか。
少々、奇抜な色遣いではありますね。
しかし初めてでこれだけ描ければ
じゅうぶんではないでしょうか。

マイユニット(男)
…リスじゃなくて馬だし、
初めてじゃなくて、百枚目だ。

リベラ
そ、それは…失礼いたしました。

マイユニット(男)
さすがのリベラも顔がひきつったな。
残念な出来に、あきれてるんだろう。

リベラ
そういうわけでは…

マイユニット(男)
いいさ。自分でわかってる。
やっぱり、リベラはすごいな。
毎日観てても飽きないくらい
魅力的な絵が描けるんだからな。

リベラ
毎日…観てくださっているのですか?

マイユニット(男)
あ、ああ。リベラの絵を観てると
すごく落ち着くから、眠る前にな。
傷がつかないように持ち運ぶのが
けっこう大変なんだ。

リベラ
…私の絵をそれほど大切に扱って
くださったのは、あなたが初めてです。
うれしいものですね…
自分の絵が大切にされるというのは。



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